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読書感想文④というかメモ

本日の本はこちら!
『社長の「まわり」の仕事術』

全員が必ずしも経営者になるわけではない。
世の中のほとんどの人は「社長のまわり」の人である。
その人たちがこれまでにどのような経験を積み、どのように社長を支えて仕事をしているのかをまとめた本!

カルビー、DeNa…など様々な会社の社長を支える人の仕事術をまとめると↓

※痒いところに手が届く人材※
言われたこと+αをする人が求められる

①社長の時間を取らないための工夫

★見てもらう書類を極力シンプルに一案件一枚が基本。
・時間はかけずに、タイトルを見れば何の話か分かる 
・3行読めば何が言いたいかわかる資料

★成果が全て、数字を分析
・社長は一生懸命さより結果を求める

★メールは箇条書きでロジックをはっきりさせる
メール→移動中に見ても簡単に理解できること
MTG→戦略やプロモーションプランなど、資料を見せて話をする

★とにかく早く
・とにかく早く上にエスカレーションして判断してもらう。決めることは上の人しかできない。

★決断を早くするためにオプションをいくつも用意
→社長は基本多忙すぎてスケジュールは分刻み。
 できるだけYES/NO で物事が決まるように

★社長とのランチ一つとってもプレゼンの場という意識

②社長のアウトプットに付き合うために    

★どんなことでもすぐに資料に落とす
・情報の鮮度が新しいうちに資料をまとめる。作るスピードが上がり、後回しにするより効率がいい。メモやTo Do リストにするよりもやってしまった方が早い

★3回言われたらやる(あまりにも首が回らないようなら)
・社長がやりたいことを全部やろうとすると回らなくなる&全部覚えてられない

・とにかくトップには全て吐き出してもらい、そこからどうするかを決める

★社長の興味や関心を把握・想像
・社内の情報に耳をそば立てておく、風向きを理解する、議事録にも目を通す、重要なのはそこにはトップの考え方があるということ
・経営者の次の石を、想像。トップならこういう時どうするだろうかと考える
・情報武装、スキル武装→「この情報が欲しい」と言わせない

ー社長の周りは、社長の言ったことをただハイハイ聞くだけではダメ。頭を柔らかく、どうできるか考える

・社長の本を読む、普段の言葉に注目する

・会社のビジョンを徹底的に理解 ※会社の風向きはトップの風向き。

③社長と現場のギャップを埋める役割

・現場の声も正直に伝える

・会社にない新しい風を入れる、新しいマインドを持ち込む人、改善以外にも革命が大事

④その他

・「任せる」と言わせるかが下の仕事

・本質的ではない好き嫌い、好みではなく方向性、ロジカルに考える
→ビジョンにもつながる

・理詰めがしっかりしてるからディティールが委ねられる!なるほど 
ビジョンがしっかりしていれば人に任せられる
理詰め(ロジカル)+表現力

・社長の仕組みづくりの徹底、感覚だけに頼らない
自分の冠が外れるために仕事をする、誰でもできるようになれば、「〇〇さんじゃなくてもできるね!」→会社としても本人としても幅は広がる

・仕事の基本
①目的から入る ②戦略から考える ③事業部の大上段から理解して取り組む

・会社のビジョンの強さ=モチベーションの維持、バリューの言語化、商品のクオリティ、判断基準があるがゆえの社員の自立性
→社長の負荷を減らし経営のみにフォーカスできる…などに関わる

・会議の時は社長を主語にせず、お客さまを主語にする

・クライアントの最終ゴールまで考える
→クライアントはPRを頼みたいのではなく、ものを集めたり人を呼んだりしたい。そのためにはどんな手段も厭わない、既存の枠に囚われない

・人が少ない会社だからこそ、他社ではできない斬新さで突き抜ける

・役割を分担する、そのための言い合えるコミュニケーションを作っておく
→同じようなことを言う人が何人もいても意味がない

・報酬が欲しかったら自分たちで稼いでくればいい。そのために工夫する

!感想!
今回学んだことは決して社長と働く人だけが応用できるものではなく、いわゆる「仕事ができる人」に通じづるものがあると感じた。

やっぱり与えられた仕事をただこなすのではなく、まずは
①その仕事を自分ごと化する
②自分の仕事周りの情報収集をする(自分の仕事の前後関係を理解)
③目的を明確化させ、未来や起こりうるであろうリスクなどを先読み
④リスクの対策や工夫できる点を徹底的に分析、改善。そして後回しにしない。(先読みできていて、多くの課題が見えているからこそ仕事が早いという相関関係もありそう。。)

しかも面白いのが、まず①の段階で仕事ができる人材か否かが分かるということ。
そういう人は先天的に「仕事を面白がる力」があるように感じた。

でも、仕事ができるか否かをそういう先天的なものに頼っていいのか、とも私は思っていて、全員を②の段階に引き上げるにはやはりマネジメントや教育が大切なのだと思った。

次はそういったマネジメント方法や教育についての本も読んで、この伏線?というか繋がりを回収したいなぁ(笑)

おわり

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