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卒業式の存在意義とは?

個人的な考えだけれど。

高校や大学の卒業式と、小学校・中学校の卒業式は、なんだか重みが少し違う気がしている。どちらが重いか軽いかという意味ではなく、そもそもの存在意義が違っているのではないかと。

特に、自分のものが印象的だったからかもしれないけど、中学校の卒業式は特別なものに感じる。義務教育の修了というのは、中学生にとってはもちろんだけど、その保護者にとっては大きな節目となるからだ。子どもにとっても、15年間の感謝を伝えることができる大事な瞬間だと思うからだ。ただ証書を受け取るということよりも、もっと大きな意味があるんだと思う。

今春の卒業式・入学式について、文科省や各都道府県の教育委員会が自粛を求める発表をし始めたそうだ。その中で気になるのは、”卒業生と教員のみで行い、在校生・保護者や来賓の出席は自粛を求める”というもの。百歩譲って来賓の出席自粛は理解できる。在校生もいなくていい。簡略化できるところはなるべくしようというのもわかる。長い挨拶を省くとか、すぐにできる。代表生徒だけが証書をもらうのも、大規模な学校ではやってるはずだし問題ないと思う。私が中学生のときはそうだったし。名前呼ばれたら返事してその場に立って、代表生徒だけ壇上でもらう形だった。

でも保護者の出席なしというのは、なんとかならないものか。と個人的には思う。卒業生と教員だけで行う卒業式に意味はないとすら感じてしまう。特に中学校。少ないとはいえ、それが人生で最後の卒業式となる生徒もいるはずだし、そうでなくても我が子の旅立ちの日を見送りたい親の気持ちは痛いほどわかる。

ニュースの記事をよくよく読めば
”原則”参加しないこととする、だそうだ。
なんとかならないものか。

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