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精神障害者グループホームの厳しい現実

2004年頃、自死した #精神障害者 の親友が自治体の指示て不本意な形で専用の #グループホーム に転居し、晩年を送った。

彼女は過去に大学受験で失敗して、一人暮らしをしながら浪人生活を送ったものの、当時住んでいたアパートから立ち退きされたこたがあった。

その当時は #無職 であり、 #障害年金 を受給しながらご両親の援助を受けていたが、その影響で #生活保護 を受給しなければ生活が出来なくなり、彼女にとっては過酷だった。

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1.校則が厳しかった高校生活より厳しい規則

毎週金曜日はグループに入居しているもの同士で共同で料理をして一緒に夕食を取らなくてはいけないという理由で親友と面会不能であると断られることがあった。

若者がやっている #個食 をしていれば人間関係が要となる社会生活に適応するための訓練といっても良いが、 #対人関係 が苦手な親友にとってはやってられないと語っていた程苦痛だった。

自治体のグループホームのホームページでは

アットホームな和やかな感じである

と謳っているものの、親友が言うには

毎朝・晩の点呼があり、 #校則 が厳しかった高校よりも #刑務所 並みの厳しさであり、 健常者であればついてこれない

という不都合な部分を隠蔽しているそうだ。

又、親友が面識がない厳格な実父が #統合失調症 の陽性反応である幻視で現れたというメールがあり、

共通の友人達から #毒親 である理由で嫌われているのに何故会いたがるのか?

と疑問を抱き、迷惑と感じていたものの、あれは病気の症状だから仕方がないと割り切った。

しかも、 親友が気が弱ると、

高校の校則よりも厳格な私の両親のやり方と刑務所並みの場所で鍛え直したい

#妄想 と戦いながら発言したことから、

このままの自分としてはやっていけないと言う焦り

から発していたのだろう。

私としては #障害 の影響で #無職 になった憐れみを挽回したい気持ちが強いことから卑下していたとしか考えられない。

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2.生活保護調査員の家庭訪問

親友は障害年金の他に生活保護を受給をして生活をしていたが、年に数回ぐらい家庭訪問されて嫌だったと語っていた。

調査内容は両親を含めた親族の総資産や援助の有無、就労状況等を確認され、特に

交通が不便な地域での自動車を使用しているのに対し、売却する旨の指示

#障害者雇用 でさえ不採用とされやすい就労をする旨の指導

が入り、本人に聞かれたくないことに触れられるそうだ。

親友は目立った華美なことはしていなかったものの、時々 #ライフライン が止められていて不便な思いを経験しており、生活がままならなかったと語っていた。

元交際相手の知人がヘルニアと偽って生活保護を受給しており、生活保護の家庭訪問のチェックから逃れられて #不正受給 が出来たという話を知ったことから、そういった問題を防止する目的で行なっていると考えても良く、正当に行なっている親友の過度の危惧はしなくてもいいのではないかと思った。

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3.親友が言う「自立の練習」

グループホームに入居した当時は統合失調症の陽性反応が再燃して #任意入院 しており、 #開放病棟 の空きがなく、 #閉鎖病棟 に入れられた程症状が悪かった。

その影響で #生活障害 が出てしまい、他人の援助なしでは生活ができなくなってしまったことから

自分ひとりで1日でやる家事をこなすということを課せられた。

そのことは現在の私の生活の一環としてやっており、

当たり前のことをこなしているだけであるだけの大変さ

を実感しており、それを1つこなせたことをいちいちメールで送られたことがあった程苦痛だったという。

家事に不慣れでかつ不器用な親友を見る度に私のようにならなくても、

健全な者と同然の生活を送りたい

という前向きな目標を持っていた。

それ程生真面目で責任感が強い親友だったからこそ、作業所で知り合った友人を小見出しの理由で別れて欲しいと断りの手紙を出す程

1日でも早く両親が住む実家に帰りたい

という願いが強く、本当の

自立

を目指していた。

それが達成したら親友ひとりで夕食で作った焼きそばを私と一緒に作って食べることを楽しみにしていたが、私に告げぬまま謎のの死に方をされて、実現出来なかったことを悔しく思っている。

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グループホームはアットホームで開放的である謳い文句から、健常者でも敏感に感じている

「個」の世界土足で入られること

を当事者自身も同様に感じており、嫌な思いをしている現実から安易になれないことが理解出来、

1日でも早く健常者並みになって追い出したい

という裏の面がある現実がある。

只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。