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うつ病は弱い心の病気ではない。そもそも「強い弱い」の心の分類がおかしい

長年うつ病の妻と日々接しているうちに、巷でよく言われる

強い心・弱い心

の意味が分からなくなってきました。

心とは、ただ単に

鈍感さ・繊細さ

の違いがあるだけではないでしょうか。例えば、

他人を思いやる心

は世間でも重宝されますよね。これって単純に繊細な心、という意味なのではないでしょうか。要は

他人の細やかなしぐさ、言動から相手の心情をはかる

ことが「思いやる心」で、これこそ繊細な心(≒世間が言う弱い心)に他ならないと思うのです。


私がボーっと無心に一点を眺めていると

「怒ってるの?」

妻の質問

「何が?怒ってないよ!?」

私の返事

というやり取りが何回もありました。これが繊細な心の典型だと思います。

逆に、鈍感力(≒世間が言う強い心)というものは、悪く言うと

他人の細やかな心情をはかれないので、イジメをイジメと認識できない
(特に、無視やイジリに近い絶妙なイジメは、繊細さがないと見抜けない)

ということではないでしょうか。

他人を思いやる強い心に育って欲しい

親の願い

と平然という親がいますが、私自身

典型的な矛盾だ。意味が分からない。。

私の心の叫び

と思っちゃいます。