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パーマカルチャーと平和道場とソーヤー海

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パーマカルチャーと平和道場(Dojo)とソーヤー海の記事
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【パーマカルチャーデザイナーvol.73 Kai Sawyer】

【パーマカルチャーデザイナーvol.73 Kai Sawyer】

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison
ビル・モリソン
#73 Kai Sawye

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“TERA〜ぼくらと地球の暮らし方〜ゲストにソーヤー海氏をお招きして🌱

“TERA〜ぼくらと地球の暮らし方〜ゲストにソーヤー海氏をお招きして🌱


豊川市で活動しています、ちゃいるーかみんなの畑部です🌱

2024年3月10日(日)"TERA〜ぼくらと地球の暮らし方"上映会を開催します🌏✨ゲストに
この映画の案内人 / ナレーション
でもあります、ソーヤー海氏をお招きしてのスペシャル上映会となります🌱

素晴らしい映画と共に、パーマカルチャーの世界を感じ、皆さんで分かち合いましょう⭐︎

プロフィールはこちら

映画&トークショー

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生活とは生きるための活動

生活とは生きるための活動

昨日のGW最終日、鎌倉は朝から結構な風と雨で、何をしようかと考え、普段やりたくてもやれていない台所のシンク下の掃除をすることにした。掃除をするときや引っ越しの片づけをする時には、決まってアップテンポの音楽をかけるけれど、昨日はPodcastでモデルのTAOと小野リリアンさんが環境問題や気候変動、生物多様性などに取り組む活動家の方々をゲストに呼んでお話を聞く番組を初めて聞いてみた。そしてそれがとても

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懐かしき未来を紡ぎ直す旅 千葉研修の旅

懐かしき未来を紡ぎ直す旅 千葉研修の旅

千葉に研修の旅

沢山の仲間と出逢い
なつかしい未来を紡ぎなおす旅になりました

今西錦司
「現場に聞け」「野に出ろ」「山に登れ」
『私の進化論』
消費者から生活者へ、そして農的生活へ
共同体とは人間と社会と自然の流れ
どの職業も「専業」はなかった
「農業生活の復権」
「生活の農業化」
人びとと「農」とのかか割の復権
自己能力の開発の実感
楽しいことをやろうぜ
楽しくなかったら人生じゃない
そのた

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暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (前編)

暮らしはもっと、多様でいい。人々の暮らしをめぐる8ヶ月間の旅を通して知ったこと (前編)

「やりたくないことをやっているわけではないけど、これがベストな毎日とも思えない。何かを変えないといけない⋯⋯。」

生活はできていても、ゆるやかに心が縮んでゆく感覚を僕はたしかに感じていた。

服のサイズやデザインが自分の身体や感覚に合わないと心地悪さを感じるのと同じで、僕は暮らしと自分が合っていないと直感した。

それまでの暮らし方に期限がやってきたのだと思う。

心から豊かだと感じられる暮らし

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ファームステイ先で体験した作業リスト

ファームステイ先で体験した作業リスト

パーマカルチャーと平和道場杉っ葉や小枝を使って焚き付け

薪を使って焚き火

スギの皮剥き間伐

竹炭や自家製堆肥を使って畝づくり

苗づくり

廃材を使ってロケットストーブづくり

竹ナタを使って竹細工

竹づくりから流しそうめん

うどんを手作り

藁と大豆を使った納豆づくり

キビ糖を使ってあんこづくり

苛性ソーダとエッセンシャルオイルを使った石鹸づくり

丸鋸とインパクトドライバーを使っ

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パーマカルチャー・デザイン・コース〜世の中に対する見方を変える〜

パーマカルチャー・デザイン・コース〜世の中に対する見方を変える〜

先日千葉県いすみ市にある「パーマカルチャーと平和道場」で開催されたパーマカルチャー・デザイン・コース(略してPDC)に参加してきました。
PDCとはパーマカルチャーデザイナーを養成するための実践講座で、1979年にビル・モリソンがオーストラリアのタスマニア島で開催したのが発端となり、今やそのムーブメントは世界各国へと拡がっています。

今回参加してみて起きた自分の中での一番大きな変化は、世の中に対

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【PERMACULTURE DESIGN COURSE 2022.11 2nd half】

【PERMACULTURE DESIGN COURSE 2022.11 2nd half】

パーマカルチャーとはPermanent agricultureの略語
ただし、それは単に農的暮らしを営むためのノウハウでなく
自然と供に歩む私たちの生き方そのもの。
そう捉えるとむしろPermanent cultureに近いと思う。

これまでの「やり方」をいくら変えても
既存の枠組みで物事を捉えてしまう限り真の解決には至らない。

パーマカルチャーはこれからの私たちに
新しい「見方」
を加えてく

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健全なコミュニティって何だろう? 共生革命家のソーヤー海くんが教えてくれた「5人目のお坊さん」というお話

健全なコミュニティって何だろう? 共生革命家のソーヤー海くんが教えてくれた「5人目のお坊さん」というお話

コミュニティをつくったり関わったりしていると、「互いに大切にしたいことが違うことで行き違い(ときには争い)が起きる」ということがよくある。

どちらにも悪気はないし、たいていの場合「平和に暮らしたい」「みんなが幸せな形でプロジェクトを成功させたい」といったその奥にある願いは共通している。

それなのに、なぜかうまく噛み合わない!
自分の大切にしたいことが理解されていなかったり、相手の言動が理解でき

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3日目(Permaculture Tour)

3日目(Permaculture Tour)

3日目は、研修生と一緒に作業。
午前中はコンポスト(堆肥)づくりをしました。

最初は雑草をきざみました。コンポストのように発酵させるためには、窒素と炭素が必要で、窒素分として葉っぱを足しています。今回追加したのはヒレハリソウ。発酵を早めて堆肥化するために、窒素を加えます。これはパーマカルチャーの原則でいうと、おそらく「自然遷移の加速(Accelerating Succession)」。人の手を加

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1日目(Permaculture Tour)

1日目(Permaculture Tour)

今日、「人生が変わるパーマカルチャーツアー2018」がはじまりました。

初日は、特にワークや体験はなく、到着したばかりのみんなをいたわる日。

すごく大きなおうちをAirbnbでかりて、運営含めた13人のなかまたち(もう1人はあとから合流)と食卓を囲んで夜ご飯を食べて、ちょっとした自己紹介をしました。

みんなそれぞれさまざまな興味関心から参加していて、
ずっと自動車産業にいたけれども、もっと大

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2日目(Permaculture Tour)

2日目(Permaculture Tour)

2日目は、海さんの「NVC(非暴力コミュニケーション)」のワークからはじまりました。

3人1組でわかれて、NVCのニーズカードを広げます。

まずは、1人の人が1分でいまの自分にとって大切なことを話します。
海さんは「できるだけあまり普段話せないようなことだったり、解消されずに残ってるようなこと」といったことを言ってました。
明るい話や嬉しい話は、普段からよく話せて共感も起きやすいけれども、暗い

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2019年3月、開始してからほぼ3年経ったパーマカルチャーと平和道場のこれまでと今、これからについて、発起人であるソーヤー海と鈴木菜央がゆるっと対談しました。