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いつも心に”my 宗教”

日本人はどうしても、宗教という言葉自体を毛嫌いしてしまう傾向が、まだあると思う。

宗教とは、あくまでわたしの意訳だが、要するに「心の拠り所」なのだと思っている。
だから、信ずるものとして神様を置く必要はないとは考えている。

わたしにとっての”my 宗教”は、頭の中の”セーフティプレイス”である。
セーフティプレイスとは、頭の中で描く、わたしにとって最も安心する場所・状況の鮮明なイメージだ。

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湖のほとりで、折り畳み式の簡易的な椅子に座って休んでいる。
小鳥のさえずりと木々が揺れる音が絶妙に調和している。
少し湿った柔らかな土の上を、子供を駆けて遊んでいる。
木の香り、土の香りと共に、後ろから妻の作った料理の香りがする。
ーーー

わたしのイメージ、つまり”セーフティプレイス”は、ざっくり文章化するとこんな感じだ。
これを、常に頭の片隅においている。

こんなイメージになんの意味があるのか。
確かに、なんの意味もないのかもしれない。

でも、わたしたち一人一人がみている世界は、わたしたち一人一人固有の脳のフィルターを通して、映し出されている。
だから、一つのアート作品をみても、感想は人それぞれなのだ。

わたしはそのフィルターに、”セーフティプレイス”を置いている。
というか、置くようにしている。

そのフィルターを置くか置かないかだけで、目の前に映し出される世界が、少し変わってくる。
これは、わたしのように敏感で繊細過ぎる人間が発狂しないための一種の逃避行動であり、(この言葉は好きではないが)スキルでもある。

いつも心に”my 宗教”を。
万人に勧められることではないが、試してみる価値はあると思う。

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