マガジンのカバー画像

STAY Local Experience

6
運営しているクリエイター

記事一覧

イタリア発祥「アルベルゴ・ディフーゾ」を島根の温泉地で。暮らすように旅する「分散型の宿」に新たな客が集う

イタリア発祥「アルベルゴ・ディフーゾ」を島根の温泉地で。暮らすように旅する「分散型の宿」に新たな客が集う

日本の温泉地では、滞在中ほとんどの時間を宿で過ごす、1泊2食付きの旅のスタイルが馴染みがある。ところが最近はゲストハウスに宿泊して、食事は近所の飲食店で、お風呂も日帰り温泉という風に、まち全体をじっくり楽しむような旅を好む層も増えている。まち全体を宿に見立てた「まちやど」のスタイルは、イタリア発祥の「アルベルゴ・ディフーゾ」(分散型の宿)の考え方を取り入れたものだ。

島根県温泉津町にゲストハウス

もっとみる
アンケート調査からみる、Instagramユーザーの宿の探し方

アンケート調査からみる、Instagramユーザーの宿の探し方

この記事ではInstagram(以後、IGと表記します)で宿を探す人に、どのようにしてお目当となるような宿泊先を探すのかのアンケート調査結果をまとめます。宿を運営している方は、IG内で情報の置き方が間違っていないか、確認してみてください。

また、普段からIGで宿を探す方も他の方の方法を知ることで新たな発見があるかもしれません。IGは探し方一つ変えることで得られる情報の量や質が大きく変わるサービス

もっとみる
空間にマッチした「音」はどうデザインするか 安宅晃×糀屋総一朗対談1

空間にマッチした「音」はどうデザインするか 安宅晃×糀屋総一朗対談1

ローカルツーリズム代表・糀屋総一朗が、地域で活躍する様々な方にお話をうかがう対談、今回はサウンドデザイナー・安宅(あたか)晃さんです。安宅さんは九州で象徴的な存在となっている熊本の温浴施設「湯らっくす」のサウナサウンドデザインを担当しています。対談の前編では、空間に対しての「音」の選び方について話します。

安宅晃(あたか・あきら)
atk/サウナ先生
サウンドデザイナー

サウナでの最適なサウン

もっとみる
夫婦と飲食店(bar bossa林さんインタビュー後編)

夫婦と飲食店(bar bossa林さんインタビュー後編)

『なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか』の著者であるbar bossaの林さんに会いに行ってきました。前回はこちら⇂

ー奥さまと出会われた事がお店を持つと考えたひとつのきっかけだったんですね。本に書かれてましが、最初のお金って奥さまとお二人で出されたんですよね?

「そうですね。それでふたりでやろうと思って、始めはふたりでやっていました。今もワインは妻が全部選んでるんです。ワインバーになったのは妻

もっとみる
「安い日本」の未来は「観光立国化」なのか?~50年ぶりの円安から想像する未来~

「安い日本」の未来は「観光立国化」なのか?~50年ぶりの円安から想像する未来~

「安い日本」を体現する企業行動

12月14日、日本経済新聞電子版は『アパレル、国内生産回帰 ワールドなど人件費増や円安で』と題し、本邦大手アパレル企業が国内生産回帰を進める動きを報じています:

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC261KT0W1A121C2000000/

国内回帰の理由は円安および人件費上昇とされ、文字通り、巷で話題の「安い日本」が

もっとみる
日本は「安い」から観光立国になるのか?

日本は「安い」から観光立国になるのか?

2021年も間もなく終わりますね。コロナ禍突入してまさに丸2年が経とうとしています。訪日外国人旅行者向けサービスを提供するスタートアップを経営する私には本当に「長く感じる2年間」でした。
なぜ長く感じたかというと、「すごくやる事が多かった。(今も多い)」ということと「まだコロナ禍あけないか、、まだあけないか、、」と思い続けてきたため、長く感じるのだと思います。
でも、どんな時でも私を支えてくれたの

もっとみる