Ayumi

日々の生活を大切に。 毎日ふと感じたこと、気がついたこと、大事だなと思うことを、丁寧に…

Ayumi

日々の生活を大切に。 毎日ふと感じたこと、気がついたこと、大事だなと思うことを、丁寧に言葉にできたらいいなと思っています。 理工学研究科卒業、商社で営業の仕事をしています。 写真と音楽と本 / 海と青とコーヒー / お風呂と香りと色と花 / 化学と脳科学と食べること

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大丈夫!今塗れば間に合うから!!

とてもありがたいことに、私には何人か親友がいる。 以前もそんな書き出しをしたような気がしますが、今回は別の親友との話です。 彼女と初めて出会ったのは高校2年になった初日、教室前の廊下でした。 彼女は長身である私よりも背が高く、目がくりっとしていて、とても可愛い。そして高校で指定されていたブレザーではなく、なぜかグレーのパーカーを着て廊下に立っていました。 その姿がなんとも言えずかっこよく、遠くから見てもとても目立っていました。そんな私たちは出席番号が前後で、一気に仲良くな

    • そんなに完璧に生きなくてもいいんじゃないか、って思えた今日は、それだけで十分じゃないかと思う。 そうやって積み重ねていけば、なんとかなる気がする。

      • 足りなかったのは、「いい仕事をしよう」という気持ちだったと思う

        できること ー できないこと やるべきこと ー やらなくてもいいこと 好きなこと ー 嫌いなこと 向いていること ー 向いていないこと やりたいこと ー やりたくないこと 社会人生活を10年ほど、送ってきました。最初はできることなんてなくて、好きも嫌いも、向き不向きも、やりたいもやりたくないもわからない。ただ「やるべき」という一点のみを信じ、前に進んでいたのかもわかりませんが、気がつけば10年経っていました。 後悔はなく、むしろあそこで頑張れていなかったら、後悔していたと

        • 〇〇だから に気がついたら、止まってみるのも悪くない

          ワンピースという国民的な物語。コロナ禍でおうち時間が増えたのをいいことに、ついに手を伸ばした。正直、「長いし、途中で飽きちゃうかもな」なんて思っていた。結果、あの時の自分に言ってやりたい。あなたしっかりとハマっていますよ、と。 わたしがこの物語にハマったのは、幾つか理由がある。 純粋に話の展開が面白いし、布石が回収されていくのもワクワクする。見入ってしまう。登場するキャラクター達は、信念、成長、強さ弱さ、それらが一貫して、とても丁寧に描写されている。ちなみにわたしはアラバス

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        大丈夫!今塗れば間に合うから!!

        • そんなに完璧に生きなくてもいいんじゃないか、って思えた今日は、それだけで十分じゃないかと思う。 そうやって積み重ねていけば、なんとかなる気がする。

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          夏の夜のお散歩、背徳感

          晴れた日の夕方、アニメを観ていると、無性に小さな頃を思い出します。 日が傾いていく中で、母が台所で夕食の準備をしている音を聞きながら、大人しくテレビの前で待っていたからでしょう。 *** 夕方、少しもの寂しい気持ちになりながら、夕食の準備をし、早めに夕食を済ませたところ。そわっとした気持ちがやってきたことに、気がついてしまいました。 ちょっと外、散歩したいかも 音楽を聴きながら、夜の散歩。 誰にダメと言われる訳でもないので、すぐに行けばいいのです。でもなぜかわたしは

          夏の夜のお散歩、背徳感

          あの時の生活、続いていく生活

          長いこと降り立てなかった地に、ようやく来ることができました。 この名古屋で、随分と長い時間を過ごしていた気がします。でもいつの間にか、東京で暮らしている時間の方が長くなっていました。 幼稚園、小学校、中学校、高校、1年間浪人して東京の大学に行くまで、15年間。この地でどれだけの人と出会って、笑って、ケンカして、泣いて、迷って、また笑って、助けてもらって。本当に15年間だったのだろうか、と思います。もっともっと長かったような。きっと毎日に一生懸命で、がむしゃらだったのでしょ

          あの時の生活、続いていく生活

          青々とした風に乗ってきた、大好きな香りの話

          先日、夕方、実家の畑を歩いていた時のこと。 その日も、オレンジと水色が薄く混じった空を見上げて、ぼーっとしていました。 色の違う緑がもくもくと茂る山、何万枚あるだろう、大きなイチョウの木の葉が風で擦れて、ざわざわと音を鳴らしている。そんな青々とした風と音に乗って、違う色の香りが、目の前を通過していきました。 ユリのような、ジャスミンのような、淡いピンク色。上品で、でもしつこくない、しっとりとした豊かな香り。わたしの好きな、香りでした。 え、誰?? そう思わず言ってしまう

          青々とした風に乗ってきた、大好きな香りの話

          だから敢えて今、ハイヒール、赤!

          行きつけの靴屋さんがありまして。 わたしは靴が大嫌いでした。 昔から、履きたいと思った靴を履けたことがなかったから。 既製品でわたしに合うサイズは作られてない。カタチも独特で、既製品で合う靴はないと思いますよ、言われることもしばしば。履ける靴が限られるので、そこから服を選ぶしかない。それが嫌で、どうしてもヒールや可愛いサンダルを履きたくて、毎日血塗れになって歩いたりしていました。 そんなわたしが、毎日7センチヒールを履いて会社に行くようになりました。東京でこの靴屋さんに

          だから敢えて今、ハイヒール、赤!

          今日も、花のある生活を、心に彩りを

          2年前から、定期的に花屋さんに行くようになった。 きっかけは、コロナで在宅勤務になったから。 空の色 樹々の緑 道端に咲く花 空気と植物の匂い それまで気が付いていなかったけれど、彼らはずいぶんと、日々わたしの気持ちを落ち着かせてくれていたようだ。 花を飾るなんて敷居が高い、と、勝手に思っていた。 買うからにはきちんと生けないと 花に合う花瓶を用意して、剪定鋏を用意し、育て方を勉強し、バランスと色合いを考えなければ… 今まで何となく、触れてはいけないような気がしてい

          今日も、花のある生活を、心に彩りを

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          花のある生活を

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          8年桜集

          8年桜集

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          日本語、読み間違えたけど、ちょっといいかも

          英語と日本語を交互に見ながら仕事をしていました。苦手な仕事です。納期も迫っている。 寝不足もあって、だいぶ疲れていました。 調べ物をしようと検索エンジンを開いたら、こんなニュースの見出しがありました。 なんだこれ! アルファベットで疲れた頭に沁み入る!! ありがとう!もう少し頑張るよ!! ありがとう!この記事を書いた人!! そう思ってもう一度、よくよく見出しを見てみた… 自分よ、区切るところ、間違ってるよ😂笑 文章好きなくせに、なんだこの間違い方は😂笑 改行されてなか

          日本語、読み間違えたけど、ちょっといいかも

          春に押される再生ボタン

          歌と匂いは、勝手に脳内レコードの再生ボタンを押してくる。 こっちの意思はお構いなし。本当に自分勝手。 しかもこの子達、ふたりになると余計調子に乗る。 ひとりずつだとまだ控えめなのに。 まったく、こっちの気も知らないで。 とは言え、押されると分かっていながら、しょうがないなぁと、見て見ぬふりしている自分もいる。 やっぱり歌が好きで、匂いが好きで、大好きな出来事を、思い出したい。 春は特に、そんな風に思うことが多い。 高校3年、卒業式を翌日に控えたある日。 わたしは母の運転

          春に押される再生ボタン

          いつの時代も、その瞳は強く、眩しく美しい

          わたしは昔から広告コピーやCMが大好きでした。 高校生の時、広告コピーの本を買っては、繰り返し読んでいました。 あの限られた時間、面積、文字数の中で創り上げられたメッセージが自分の中に流れ込んできた瞬間、ガツンと正面斜め上から胸を叩かれて時が止まる、そんな感覚に陥ることがあります。 その感覚は、結果的には小説や映画、ドラマを観終わった時と似ているのですが、一瞬に発生するエネルギー量が全然違う。まるで金縛りのようにしばらく動けなくなる。そして我に返った時には、数分前の自分を

          いつの時代も、その瞳は強く、眩しく美しい

          愛すべき1日

          2月14日 わたしの中で、この数字の並びは、鉛筆を最も強く握った日だ。 もちろんバレンタインデーは知っているし、チョコレートを作ったり渡したり、それなりに楽しんで過ごしてきた。けれど、この数字の並びが自分との勝負の日であったことは、毎年忘れることはない。 ここに行きたい あんな風になりたい どうしてもここで、あの勉強がしたい あの気持ちを抱いてから、夢中になって2月14日に向けて走ってきた。色んなものを置き去りにしても、どうしても叶えたかったからだ。初めて自分が意思をも

          愛すべき1日

          既読より、いいねより、直筆がくれたもの

          毎年1月、誕生日に小包が届きます。 毎年9月、誕生日に小包を送ります。 出会って17年経つ親友と最後に会ったのは3年くらい前。ライフステージの変化に加え、お互い住んでいる地域が300kmほど離れていることもあり、昔のように気軽に会うことは難しい。いつからか、毎年誕生日に小包を送り合うようになった。 雲ひとつない晴天の寒い日、今年もわたしの元に小包がやってきた。毎年この瞬間が、わたしはたまらなく嬉しい。今年は何かな、という楽しみもさることながら、気軽に会えなくても変わらず繋

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