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観察日記929

観察日記929
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・処刑が広まったとしても、進化に影響が出るほど頻繁に行われていたというのは、にわかには信じがたいかもしれない
 ・時間の長さとその期間の世代数を考えれば、自己家畜化にかかわる進化は比較的緩やかだったはず
 ・自己家畜化は少なくとも30万年前に始まった可能性
 ・1万2000世代に相当
 ・この世代数は他の哺乳類に比べてかなり多い
・人間の場合、世代ごとに従順な個体を意図的に選択したことで、家畜化のスピードが後になるにつれ劇的に早まった
 ・ヒトは、おそらく比較的緩やかな社会圧力に合わせて、とりわけ高い反応的攻撃性を示す個体を時折排除しながら、ゆっくりと自己家畜化
・問題は、集団内で反応的攻撃性が高いメンバーを殺す割合が、進化に重大な影響を与えるほど高かったかどうか
・集団内の殺人による死亡率は高くなりうる
 ・農耕民族のゲブシ族の集団内の殺人は、衝突を解決し、集団の結果を維持するのに役立っていた
 ・犠牲者たちは「危険な怒り」に満ちた人々と呼ばれていた
 ・1940~82年の死亡例の中で、男性24.4%、女性15.4%が魔術を用いたという告発で殺害
・高い死亡率は急速な選択的影響を持つ可能性がある
 ・異常に殺人の割合が高かったのは、特定の文化、時代、場所に特有の現象かもしれないが、その事実は、集団内の殺人が重大な淘汰圧となるほど頻繁だった可能性に目を向けさせる
 ・同時代のエトロ族での呪術殺人の犠牲者はたいてい「典型的な利己主義者で、他者に対する応答性に欠けた」人々
 ・嘘、恐怖、争い、無知が混じり合って、尋常ではない数の死が引き起こされていた
・どれほど頻繁に反応的攻撃者が処刑されていたか、死刑がどのくらい昔から執行されているのかは定かではない
 ・約8500年前に狩猟採取民がスペイン東部の岩に描いた絵の中に、処刑の場面と解釈できるものがある
 ・しかし、実際の処刑を意味しているかどうかは不明
・ヒトの家畜化症候群にとって処刑がどのくらい重要だったかはわからない
・だが、処刑が家畜化症候群を引き起こしたと考えるだけの証拠はそろっている
 ・処刑が始まった時期を考えることに意義はありそう
 ・言語や狩猟採取など、すべての人間に見られる特徴は、少なくとも10万~6万年前には備わっていた
 ・処刑はそうした生まれたての特徴の一つと考えられる
  ・「あらゆる人間の思考の基礎となった」(オターバイン)
(処刑と家畜化症候群)

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