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みやけ たくや【Takuya's Writing Space】
2018年7月10日 14:13
今日はなんだかな・・・変な天気だなそう思いながら僕はまたマスターの店に向かった店のドアに手をかけたとき、かすかに店の中から話し声が聞こえた。「今日は先客がいるのか、どんな人だろう?」ドアを開け、中に入るとマスターと小学生くらいの女の子がピアノを囲んで談笑しているのが目に入った「あ、お客さんだ! こんばんは!」「こんばんは、マスター、彼女は?」「ご近所さんでね、親御さんが
2018年6月30日 21:07
駅からしばらく歩くと、彼の店に着いた。「Closed…」やっぱりかぁと肩を落としていると「何してるの、ピアノの音がしてるじゃない。入ろうよ」そう言って彼女は勢いよく僕にとって未知の世界へと通ずる扉を開けた。薄暗い店内でそのおじさんはいた「おぉ、いらっしゃい」私たちに気が付くと、演奏をやめてそう言った。「Danny boy...」無意識に僕は呟いていた。依然ふ
2018年6月23日 14:12
1人喫茶店にて彼女を待つ。店の外の帰路を急ぐサラリーマンたちを横目に1人タバコに火を灯す。待ち合わせ時間はすでに1時間は過ぎたであろうが、待たされるのは慣れている。いつものことだ。しかし今日はタバコも無くなってきたし、コーヒーカップも空になりつつあるので今日こそ帰ろうとすると、入り口のドアがカランカランカランと音を立てて開いた。「ごめん、遅くなった。」遅すぎて、自分