記事一覧
来年春まで更新を停止します
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」から「ポスト黒鉄のコナン映画」について考える
※念のため、ネタバレ全開なのでまだ観ていない人は読まないでください。
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を公開初日の夜に観てきた。僕は小4の頃からのコナンファンで、評価に色眼鏡が入ってしまうかもしれないが、「コナン映画」として考えればまあまあ面白い作品だと思う。もちろんストーリー的にふざけるなと突っ込みたくなる部分はいくらでもあるけど、この種の粗雑さは当シリーズでは今に始まったことではない
「怪獣8号」と「デジタルネイチャー」
松本直也の「怪獣8号」について再び書こうと思う。
僕は以前、この記事で「怪獣8号」についてクソミソにけなしたことがある。この作品は(おっさんが幼馴染の女性の尊敬を得るために戦うという展開から)単なる中年男性のサプリメント、もっと言えばバイアグラ以上のものではなく、「半人間」漫画(評論家の高原到が使っていた表現だ)だからこそ描き得る問題‥‥‥正義とかアイデンティティとかの問題を一切放棄している
「丸亀製麺は、全ての店で水力発電で利用された水から作る。そうしなければ本当のうどんのおいしさを伝えられないから ~うどんであなたを驚かせたい~」について考える
久しぶりに音MADについて書く。先日、数年ぶりに丸亀製麺に行ってきて思い出したので、Theasの音MAD「丸亀製麺は、全ての店で水力発電で利用された水から作る。そうしなければ本当のうどんのおいしさを伝えられないから ~うどんであなたを驚かせたい~」について書きたいと思う(めんどいので、以下「丸亀製麺は」と略す)。
一応知らない人のため
小説「テレキャスタービーボーイ」について
ボカロの「テレキャスタービーボーイ」のノベライズを読んだ。僕は原曲のそれなりのファンのつもりなので、この本には満足な読書体験をもたらしてもらえた。しかしその一方で、原曲とも併せて考えて引っかかってしまうものがあるのも事実だ。考えてみる価値のある作品だと思う。
原曲であるすりぃ「テレキャスタービーボーイ」は2019年に発表され、さらに翌年MVをリメイクしたlong.verがyoutubeほかに投
2023年自作音MADセルフレビュー
好きな音MAD職人の方が自作のセルフレビューをしていたので、僕も真似をして今年作った音MADの自己評価をしたいと思います。
2023年3月から12月にかけてニコニコ動画に投稿した29作品を対象にします。基本的にある程度自分で満足できるクオリティの作品だけをニコニコに上げているので、今自分がどのような位置にいるのかある程度正確に測れると思います。星の数は自己満足度です。
1 四方八方沖矢昴 ★★