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「高齢出産×ワーママ×子育て」がきつくなりやすい理由を考えてみた

41歳ワーママ保健師マミちゃんです。
今日は私の過去も踏まえて、高齢出産のワーママが陥りやすい子育て事情を語ってみたいと思います。

私の子どもは、現在7歳と5歳です。
保健師として、長年勤めていた職場で、育休を2人連続で取得する予定で、産休・育休に入りました。

第一子出産が、34歳。
第二子出産が、36歳。


高齢出産のリスク

高齢出産の言葉って、最近は死後になっている感じですが、35歳以上での出産を高齢出産と言います。

高齢出産がなぜ、問題があるのかというと、身体的な問題として、やはり流産のリスクが高まったり、難産の率が高まったりする。
妊娠高血圧症候群と呼ばれる、糖尿病や高血圧になりやすいというのも、数字的に明らかです。ご子育てする年齢も40歳を過ぎると、体力がまずなくなる。

そのあたりの高齢出産のリスクを身体的にカバーしていく必要があります。

私は幸いにも、何も症状がでることもなく、妊娠中は問題はありませんでした。
これ、本当に幸せなことで、産休も6週間前からの予定だったんですけど、どうしてもこの会議だけは自分でやりたいというものがあり、5週間前くらいで入りました。


仕事ができる30代は左脳バリバリ

もうひとつ私が経験上、これに陥りやすいという高齢出産の子育てあるあるは…

「頭で子育てをすることで、子育てが楽しめない」

私も、産休に入ったときは、10年以上勤めていて組織の中でも中堅クラス。
自分で仕事もつくり、成果もでているとき、一番バリバリ働けているときでした。
仕事も楽しかったです。

だいたい、この35歳前後のときって、組織での人間関係もうまく立ち回れるようになっていて、仕事もラクにできるときですよね。
そして、仕事のプロジェクトの見通しや計画も自分で立案して、こうしたらこの期日までに仕上がるとか、自分でも目標をもって、やっていけるお年頃だと思います。

論理的に戦略的に物事を考えて仕事をしていると、仕事も主体的に進み、成果を手に入れられる。

そんなときって…

バリバリ左脳優位なんですよね!!
いわゆる男性脳。

医療職である私が自然な子育てにこだわったわけ


私自身、仕事も楽しかったですが、結婚1年目、子どもも欲しいし、もっとゆったりと自分を感じて生活していきたいと思ってました。
「右脳的」な感性を欲していたんだと思います。
瞑想とか、ヨガとか、食事を味わうとか…
感性を味わうことが、必要だなと。

そこで、自然な子育て、オーガニック、ナチュラル志向というのがちょうど心地よい感じでキーワードに入ってきました。

元々、私の父が現代医療に疑問をもっていて、統合医療の勉強会などに一般人だったけど参加していたり、自然農法で畑をやっていたりしました。
子どもの頃は、面倒な人だなぁ…と思っていましたが、看護学校に行くようになり、実際に医療に携わるようになってから、管にたくさんつながれた患者さんなどを見て、これは不自然なのではないか?と感じるようになりました。

保健師になってからも、不妊治療の人の数が年々増え、卵子の凍結も当たり前になってきた。
妊娠ができないから、妊娠することに手助けするという発想に疑問もありました。
妊娠ができないということは、自分が生きるだけで精一杯な状況で、次の世代を育む力がないのでは…?と思うようになってきました。
そんな負荷がかけられない状況の中で、不妊治療をして、妊娠して子育てをすることは、本当にリスクがあるし、大変なのではないかなぁ…と思っています。

まずは、自分の体や心を大切に労わることが大切なのだ。
と、気づき、妊活をスタートしました。

自分を労わるには、自分の体の声を聞く、自分の想いを聞く、自然になるべく近づけること。
私が、積極的に行った妊活は体を温めることと、漢方を飲むこと。
それだけです。

ヒトとして、自然な流れで生きれば、種の保存をしていくという本能から、妊娠は必要不可欠なこと。
でも、それは自分の「生命」があるという前提で種を継続させていくということなので、命の危険を冒してまで妊娠しないんだろうなと。
だから、あくまで自然妊娠にこだわりました。

自然への流れは、子育てにも

その自然に生きるという流れは、子育てにも反映してきます。
右脳で生きることは、感性を大切にします。

保健師として様々な子育て中のママさんを見てきて、感性で子育てができる人は、楽しく子育てができているという実感があります。

ギスギスしていない。
キリキリしていない。

私も、ゆったりと子育てがしたいと思ったときに、子どもの自然の流れ、本能に逆らうのはやめようと思いました。

ミルクをあげたら吐き戻す。
それは、いらないということなのかな、飲みすぎなのかな…とか。

(注)機能的な問題があって、吐いてしまう子もいるので、専門的な確認は必要だと思います。

ここで、高齢出産のワーママさんにお知らせです。

仕事ができる人ほど、左脳を使うことに慣れています。
私も、現に意識していないと、今日はこういうことをして一日を過ごしたいと、型にはめ生活しがちでした。

子どもに合わせるのではなく、自分の理想に合わせていく。
そして、その理想が自分の本能的にやりたいことではなく、自分の作った理想の子育てに近づくためのことであることが多いのです。

子育ては、圧倒的に右脳の感性が必要です。
今の自分の仕事と子育てを同じ頭でやろうと思うことが難しいのです。
自営業の方は、ご自身の想いの中で仕事をしていらっしゃるので、ちょっと感性が違うかなと思いますが、特に組織の中で仕事をしている方、お堅い仕事である方は、まずはご自身の感性を見つめていただくことをお勧めします。

  • 学校の先生

  • 医療従事者(医師、看護師、リハビリ職など)

  • 保育士

  • 公務員

  • 銀行員

という職種の方は、子育てが楽しくないドツボにはまる危険性があります。

公的機関では、自然な子育ての大切さは教えてくれない

私は、公務員保健師として働いていましたが、公的機関や医療機関というのは、エビデンス(根拠)がとれているものしかお伝えしません。
研究で結果がきちんとでているものです。

自然に起こる偶発的な現象について、その人、個人によっても違いがあるので、お伝えしないことが多いです。

しかし、子育てにおいては、感性というものが大切だと思っています。
なので、私は公務員保健師では伝えられない、自然な子育てをしたいママを応援したいというところから、フリーランス保健師として発信しています。

先日の受講生様の中には、「満月の力をかりて出産したい」というお話がありました。
行政や医療機関の専門職に言うと、「はぁ?何言ってんの?」って怪訝な顔をされると思います。
助産師さんたちは、あるよね~って思っていると思うんですけど、それは助産師さんたちが、根拠に基づいていなくても、経験値としてもっているからなんです。

子育てには、そんな事がたくさんでてきます。
赤ちゃんも、子どもも、人間ですから。
そして、大人の私たちより無垢で真っ白で、本能のままに生きる人間です。
自分の「生命力」だけを頼りに最初は生きていきます。
そんな本能のままに生きている人を相手に色々論理的思考で真っ向勝負をしてもうまくいかないのです。

だから、子どもの育ちを見守る子育ては、自然の流れに任せることが大切だよと声を大にして言いたい。
なぜ、それを公的機関は教えないのか…(泣)

私が今開催している無料講座では、そんな自然な子育てがなぜ重要なのかというところもお伝えしています。
詳細は下記の過去記事へ。


私と同じくらいのキャリアレベルでワーママになるあなたへ

私は、第一子の妊娠中は、15年くらい継続した組織で働いていて、中堅クラスでした。
部署の転属はいくつかありました。
年収は正確には、覚えていませんが、450~480万くらいで、500万は届いていなかった気がします。
中堅クラスで、リーダーにもそこそこ対等に事業の説明ができて新規事業を立ち上げるのも面白くなっていたときです。

保健師ですので、子どもの育ちに関して、母親の困難さに関しては、人一倍知識はもっていました。
なので、リスクとなるものは、なるべく避けて、予防して子育てをスタートすることができました。

出産後、2ケ月までの苛立ち

一番初めのつまづきは、睡眠時間が思うようにとれないこと、自分の予定通りに進まないことへの疲労感です。
これは、途中で自分に合わせるのではなく、赤ちゃんに合わせて、家事以外のことは、考えずに生活しようと思ってラクになりました。
ここで、隙間に勉強したいとか、仕事のスキルを高めたいと思って、時間をとっているはずなのに、とれなーーーーい!!ということへの苛立ちを捨てました。
この部分も、自分の左脳の感性に赤ちゃんを合わせようとするのが難しいのです。

キャリアのあるワーママさんですと、色々なことを調べて、子育てに入るかたもいらっしゃるので、そこに赤ちゃんを寄せていこうとする傾向があります。
予習することは、とっても大切なのですが、あくまでも予習は大まかにしておかないと、そこにがんじがらめになって、赤ちゃんの身動きがとれなくなるので、注意が必要です。

育休復帰後の頭の使い方

育休中は、子どもと接している時間って、仕事の時の頭の回転数とは大きく違って、時間の流れがゆるやかです。
日々が、ゆるーく過ぎていきます。
子どもにとっても、せかせかしていたら疲れるので、子どもに合わせると、そんな風にゆるーい時間の流れになるわけです。

しかーし、いざ仕事に復帰すると、8時間の勤務中は戦争です。
トップギア、全力疾走です。
なにせ、定時で残業なしで帰る必要もありますし、何とか時間の中でおさめてそれなりの仕事をしなくてはならない。
だから、頭の回転数がめちゃんこ早いんです。

しかーししかーし、家に帰ると、その回転数や考え方ではうまくいかないわけです。
お母さん、イライラしているとか言われたり、やらなきゃの雑用や家事に追われているので、右脳の感性で子どもと接する時間が取れない。
逆に、ゆったーりした右脳優位な時間を土日に過ごすと、月曜日にエンジンかからなーいみたいな。

復帰後は、仕事と子育てのオンオフをつけることが大変難しかったです。
意識していないと、自分の時間がとれなーーーーい!!ということにイライラしてしまう日々がありました。
私の場合は、有休の使い方、通勤の時間の使い方でオンオフが切り替えられるようにしていました。
お料理の本を見たり、アロマの本を見たりとか、自己啓発本や仕事の本以外にも、感性が揺さぶられるような本を見たりしていました。

結論

高齢出産する、社会経験値が高いワーママが陥りやすい傾向

(1)論理的思考で自分の考えた正解にたどり着くことを追求してしまう

(2)ヒトとしての感性が弱く、赤ちゃんの気持ちを感じ取れない

(3)~すべき思考にとらわれていて、「まぁいっか」の気持ちがない

以上の3点から、自分で自分の子育てを苦しめてしまう傾向があると考えます。
妊娠中から、自分を見つめ直してもらうこと、できるだけ自分の感性を感じてもらうことをお勧めします。
そのためには、自然な子育てをしていくという方法をお勧めします。

「自然派ママ」まではいきません。

私もゆるーく自然なママです。
すべてを、自然に自然に…と追及されることも大切ですが、子どもたちはいずれ一般の社会に出ていくのです。
そのときを考えると、そこまでストイックにやってしまうと、子どもが適応できなくなる可能性もありますし、ママも疲弊しやすいです。

自然な子育てにご興味があるワーママさん、楽しくラクに子育てがしたいと思われているワーママさん、ぜひ引き続きよろしくお願いします。



左脳派ママが、楽しく子育てできるチャンスをつかむ

私自身も、育休を復帰してバリバリ仕事をして、今フリーランス保健師になっている経緯があるので、忙しいワーママさんを応援したいな、真面目に子育てをやりすぎてしまうママさんたちを応援したいなという思いで発信しています。

あとは、子育ては左脳ではなく、右脳でやった方がうまく行くので、できるだけ自然に逆らわずゆるーく子育てをしたいというママの背中も押したいという思いがあります。
ワーママって、私もそうですけど、左脳派のママが多いんです。
子育てしづらいんですよね…。

だ、か、ら、こ、そ
先に知識を得て、予習しておくと、楽チンです。

☆受講したママはこんなママになれる☆

☑ 子育ての悩みで使う時間が少なくなります

☑ ママ自身が、子育ての基礎知識を得ることで、将来の見通しが立つようになり、気持ちがラクになります。

☑ 子育てが重荷になるものではなく、自分をステージアップ(自分を変える)させる素敵なチャンスをつかめます。

☑ 自然派育児を「頑張る」のではなく、自然に逆らわない育児が大切だということがわかり、母乳や離乳食に気を負うことがなくなります。

気になる無料講座の内容は?

そんな今までの話の流れを踏まえて、今回の講座の内容ですが…

以下のポイントを3点お伝えする予定です。

  1. 子どもたちの発達について

  2. ママの心の余裕の大切さ

  3. 脳の健やかな発達を促すために

参加者様のお悩みや状況に合わせて、内容を変更することがありますが、概要としては以上の内容です。

zoomでのオンライン講座ですので、全国どこからでもご参加いただけます。
今までも、福岡県、大阪府、東京都など、私は愛知県ですが、現在はそんなこと関係ない時代ですねー。

この講座でzoomデビューされた方もおみえになります。
少し早めの時間で接続の準備もお手伝いいたしますよ~。ご安心くださいね。

本講座の最大のポイントはママの「今」を振り返る時間を作ること

この講座は、「ねんトレ」「ベビーマッサージ」などの講座のように、一定の手技や方法をお伝えする講座ではありません。

ママ自身が「今」を振り返り、これからどういう子育てがしていきたいかというところを考えていただく構成にしています。

ご受講いただいた妊婦さん、ママさんの感想

☆講座を受けて印象に残ったこと☆

  • これからでも、子育てはやり直せる!

  • お母さんの機嫌を取ることが大切だということです。母親が笑顔であれば子供も笑顔になれる、とても印象深かった。

  • 出産してから1年間が重要だという事が印象に残りました!

  • 発達に飛び級はないということ。お子さんに無理させずに、後ろからついていくペースで見守ること。

  • 正解探しをしてしまいそうな子育てだけど、正解なんてなくて、お母さんが今に幸せを感じて過ごしていけばいいんだ〜って心が軽くなりました。

  • 幼少期の体験体感が発達に大きく関わってくる。その為の環境作りが母子ともに大切。

☆明日から、意識していこう、実践してみようと思うことはありましたか☆

  • 10秒の深呼吸して、今の自分にフォーカスする!

  • あれもしなきゃ、これもしなきゃをやめてみようと思います。これしなくても大丈夫!とドーンと構えられる母になってみようと思いました。

  • おっぱいの乳頭マッサージは実践してみようと思います!

  • 11時に寝て6:30に起きる習慣を作る!

  • 「まいっか」と一呼吸、まずはどんな自分も受け入れる。自分の食べたい物を作る。

仕事と子育てで時間がなーい。
子育て中で、1時間自分の時間をとるのは難しい。
と、思う方でも、こんな感じで、皆様の貴重な時間を1時間だけ割いていただき、講座をご受講いただくだけ、何か今すぐ得られるヒントがあります。

今後の講座の開催日程

【妊娠中のママから0歳児さんのママ向け】
12/15(金)20:00~21:00
12/18(月)10:00~11:00
12/25(月)9:30~10:30

【1歳児さんから3歳児さんを子育て中のママ向け】
12/9(土)20:00~21:00
12/11(月)10:00~11:00
12/21(木)20:00~21:00
12/25(月)11:00~12:00

お申込み・お問合せは、下記のメールまたはリザストの申し込みからお気軽にご連絡ください。

rakuhagu0125@gmail.com

https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/44960

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
何かのお役に立てれば幸いです。
子育てしているママやパパが、楽しいと思える日々が増えますように。



子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!