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らら
2019年7月5日 11:30
私達はお店のすぐ裏にある公園に向かった、そこは公園というより広い緑地だった。公園の奥に歩いて行くと、大きな噴水のある場所があった。私達は噴水の前にあるベンチに座り、話すことにした。「実は私、月のこと少し前から知ってたの。」私は重い口をどうにか開き話し始めた。「えっ本当に!なんで?」月は驚いた顔をしている。私はカフェのこと、ブレスレットのこと、ロコモコ丼の写真のことを
2019年7月4日 10:39
月はデニムにシャツとシンプルだけど、清潔感のある格好だった。背が高く、筋肉質な体格に似合わない、かわいい顔をしている。月は私の隣に立って、「思ってたより小さいね。」と言ったので、私は、「思っていたより大きいね。」と言った。「じゃ行こう!10分くらい歩いたところにカフェがあるんだ。」「うんわかった。」私達は並んであるいた。私はドキドキしていた。お互いの最寄りの
2019年6月28日 12:07
今日は土曜日。お隣の白い大きな家の男の子は学校がお休み。お母さんの怒鳴り声のしない静かな朝だった。私は仕事に行く支度をして家を出る。今日は土曜日なので病院は半日だけ、午後は気分転換もかねて、洋服でも買いに行こうと考えていた。しかし、病院は思ったより混んで終わったのは14時を過ぎていた。私が病院を出て駅に向かっていると、彼からLINEが来た、「今日は会える?今病院
2019年6月27日 10:34
午後の仕事は全く集中出来なかった。気は付くと診察終了の時間だった。私はゆっくり着替えて病院を出た。こんなに近くにいるなんて、これは運命?でもどう見ても年下だよね。私はそんなことを考えながら、駅に向かって歩いていると、彼からLINEが入った。「仕事終わった?ご飯一緒に食べない?」私は彼に会う気分になれなかった。また会社の愚痴を聞かされて、体を求められるだけだから…
2019年6月22日 10:07
私は野菜を切りながら、返信の内容を考えていた。お風呂が沸き私は湯舟に浸かりながら、まだ返信の内容を考えていた。お風呂の時計を見ると、メールが来て40分は過ぎていた。私はお風呂から出て「月」にメールをする。「こんばんは、仕事お疲れさま、今日は暑かったね。昨日は友達が泊まりに来たからバタバタしてました。私は今、夜ごはん作ってました、月は何してるの?」色々考えて出来た文がこ
2019年6月19日 11:04
私達はお互いの近況を話す。私は同僚の浮気の話しはしなかった。なぜかその話しはしたくなかった。彼は相変わらず会社の愚痴を言っている。お互い本心を隠している。そんな感じがした。時計を見るともう9時になっていた、「もう帰るの面倒だから、今日は泊まってもいい?」と彼が聞いて来た。「えっ?あっ!いいよ。」私は少し返事に困った、夜は「月」と話そうと思っていたからだ。「なん