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鳥かごの鍵

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彼氏がいるのに、7歳下のイケメンに恋してしまう。 揺れる気持ちと罪悪感との闘い。 鳥かごとは? 鍵とは? ドキドキしながら最後まで読んで下さい。
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#嘘

鳥かごの鍵 20

鳥かごの鍵 20

私達はお店のすぐ裏にある公園に向かった、
そこは公園というより広い緑地だった。

公園の奥に歩いて行くと、
大きな噴水のある場所があった。
私達は噴水の前にあるベンチに座り、
話すことにした。

「実は私、月のこと少し前から知ってたの。」
私は重い口をどうにか開き話し始めた。

「えっ本当に!なんで?」
月は驚いた顔をしている。

私はカフェのこと、
ブレスレットのこと、
ロコモコ丼の写真のことを

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鳥かご鍵 19

鳥かご鍵 19

月はデニムにシャツとシンプルだけど、
清潔感のある格好だった。

背が高く、筋肉質な体格に似合わない、
かわいい顔をしている。

月は私の隣に立って、
「思ってたより小さいね。」と言ったので、
私は、
「思っていたより大きいね。」と言った。

「じゃ行こう!
10分くらい歩いたところにカフェがあるんだ。」

「うんわかった。」

私達は並んであるいた。

私はドキドキしていた。

お互いの最寄りの

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鳥かごの鍵 14

鳥かごの鍵 14

今日は土曜日。

お隣の白い大きな家の男の子は学校がお休み。
お母さんの怒鳴り声のしない静かな朝だった。

私は仕事に行く支度をして家を出る。

今日は土曜日なので病院は半日だけ、
午後は気分転換もかねて、
洋服でも買いに行こうと考えていた。

しかし、
病院は思ったより混んで終わったのは14時を過ぎていた。

私が病院を出て駅に向かっていると、

彼からLINEが来た、

「今日は会える?今病院

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鳥かごの鍵 13

鳥かごの鍵 13

午後の仕事は全く集中出来なかった。

気は付くと診察終了の時間だった。

私はゆっくり着替えて病院を出た。
こんなに近くにいるなんて、
これは運命?
でもどう見ても年下だよね。

私はそんなことを考えながら、
駅に向かって歩いていると、
彼からLINEが入った。

「仕事終わった?ご飯一緒に食べない?」

私は彼に会う気分になれなかった。
また会社の愚痴を聞かされて、
体を求められるだけだから…

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鳥かごの鍵 9

鳥かごの鍵 9

私は野菜を切りながら、
返信の内容を考えていた。

お風呂が沸き私は湯舟に浸かりながら、
まだ返信の内容を考えていた。

お風呂の時計を見ると、
メールが来て40分は過ぎていた。

私はお風呂から出て「月」にメールをする。

「こんばんは、仕事お疲れさま、今日は暑かったね。
昨日は友達が泊まりに来たからバタバタしてました。
私は今、夜ごはん作ってました、月は何してるの?」

色々考えて出来た文がこ

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鳥かごの鍵 6

鳥かごの鍵 6

私達はお互いの近況を話す。

私は同僚の浮気の話しはしなかった。
なぜかその話しはしたくなかった。
彼は相変わらず会社の愚痴を言っている。

お互い本心を隠している。
そんな感じがした。

時計を見るともう9時になっていた、
「もう帰るの面倒だから、今日は泊まってもいい?」

と彼が聞いて来た。

「えっ?あっ!いいよ。」

私は少し返事に困った、
夜は「月」と話そうと思っていたからだ。

「なん

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