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洋服を長く着るには

ナマステ!
本日もファッションスタイリストの仕事で新宿に。我が家が引っ越しムードにいよいよ突入していて悲しい。僕は親友の家に2ヶ月間くらいお邪魔することになり、一瞬川崎市民になります。

本日は「洋服を長く着るには」について。
機能的な話ではなく、僕がファッションスタイリストの仕事をしていて気づいたこと、気をつけていることを書きたいと思う。

ちなみに僕は、友達の会社で業務委託という形でファッションスタイリストをやらせてもらっている。↓のサービスです。

ありがたいことにもう2年近くこの仕事をやらせてもらっている。サービスもどんどん拡大していて、テレビに取り上げられたり、全国展開したりと素晴らしいサービスなのだ。

このサービスの一部に、「コーディネートサービス」というものがある。簡単に言えば、利用者の方と一緒に買い物をして、「こんな服が異性ウケがいいですよ」「清潔感がありますよ」などアドバイスをするのだ。買い物同行である。

この2年で200人以上のコーディネートを担当させてもらった。ただ、コーディネートのサービスを受けられる利用者の方は、基本的にファッションに疎い方が多い。だから、基本的にはお任せで、という方が多いのだ。

その中で、気をつけていることがある。このサービスは決して安くなく、服も購入するとなると、平均で8万円から10万円くらいの費用がかかる。だからこそ、とにかく「長く」その服を着てもらいたいのだ。

「長く着る」というと、洗濯を丁寧にする、とかクリーニングに出す、とか機能的な話になりがちだが、そうではなくて。勿論それも大事なことなのだが、僕は何よりもその人がその服を「好きか」どうかが大事だと思っている。

もっと突っ込んで書くと、その服を着た時、「いつもの自分より自信が持てるか」が大事だと思っている。ファッションは、「言葉を持たない最高の自己表現」だと僕は思っている。

「異性ウケがいい」とか「清潔感がある」とかよりも、その服が「好き」で「自信」に繋がるものでないと、遅かれ早かれ必ず着なくなってしまうのだ。だからこそ、提案は色々とするが、最終決定権は必ずお客さんに委ねるようにしている。

「どうですか?」「長く着れそうですか?」「いつもよりカッコよくなれてると思いますか?」と何度も確認する。必ず自分軸で考えてもらって、最高のアイテムを身につけてもらいたいのだ。

なんとなく服を買っている人や、すぐに服を買い替えてしまう人には、是非考えてもらいたい。服を試着した時、購入する時、本当にその服が「好き」で「自信」が湧くものかどうかということを。それが満たせているなら、きっとその服を長く大切に着ることができるのではないだろうか。フェリベトウンラ!

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