見出し画像

第3回 REIONE Project アダムグラント「Give&Take」コーチングメソッド開発チームの活躍! ~プロジェクトの行き先~

いつもご覧いただき、ありがとうございます。今回は、昨年末に記事に致しました、“Give&Take”コーチングメソッド開発チームの活動紹介の第3回目になります。

このプロジェクトは、アダム・グラント教授の著書「Give&Take」からインスパイアされた、新たなコーチングメソッドを開発している、REIONEメンバーによるプロジェクトでございます。発足の経緯はこちらの第1回目の記事で紹介をしております。

第2回では、プロジェクトとしての活動がスタートした経緯、メンバーとメンバーがもつ共通の価値観である「なぜ私たちは、人の将来に?組織の将来に?興味を持つのか?」というテーマについて、このプロジェクトにとっての成功の定義などについて、私たちの議論をご紹介しました。

1、現在、プロジェクトが目指している事

これまで数回、実験を行い、改めてメンバーの三人で目指すべきアウトプットの形について話し合いました。

金藤:「私たちのアウトプットは、メソッドを開発し、認証を発行して、一部の人のビジネスへの貢献を目指すものではないと思うんです。ここへ来ると、これまで人から何かを奪う事や、他者との競争に執着しているテイカー思考の人が、精神的にも一段充足している状態になれるコミュニティのようなものであると思います。」

画像1

中野:「いいですね~、めっちゃいいですね~」

このような、ゴールのイメージを目指して、現在、3名のメンバーはREIONEに所属する仲間の協力を得ながら、自己効力感を高める為のアクティビティの実験を2020年末に開始いたしました。更には、個々の自己効力感をスコアで可視化する為のアセスメントツールを作り、実際にテスト運用を始めました。

中野:「既に、今回の実験に参加してくれた、REIONEメンバーの被験者の方で、内面の変化を事後インタビューで語ってくれる方が出てきたんですよね。」

周りのメンバーの協力得ながら、コーチングメソッドの導入部分のアクティビティ開発は順調に進んでいると言って良い状況であるとここまでは、考えております。

2、この先の展望

 
チームとしての今後の展望として、一つはコミュニティとして、このメソッドを実践していける輪が創れるかという点に着目していきたいと考えています。そこにはメンバーの経験や被験者の体験談がありました。

金藤:「アダム・グラント教授の著書で言われている“ギバー”の方は、確かに利害関係を気にするよりも、多くの人に自分の持つ能力や機会を率先して提供する方として定義されています。でも、実際、今回の実験の中で、人は“ギバー”の要素もあれば“テイカー”の要素もあるし、あるきっかけを契機に、“ギバー”の思考に近づいたという話も多く聞けました。」

中野:「つまり、“ギバー”へと思考が移行するきっかけを、周りの方からの刺激がトリガ―になっている事も多いという事ですよね。だとすると、REIONEのようなコミュニティという形態で、それぞれのきっかけを作る事も出来るのではないかと考えています。」

画像2

また、中野は実際に、今回の取り組みを始めて、改めて感じている事があるようです。

中野:「確かに、初めはきっかけとして「Give&Take」という著書からスタートをしました。実験を通じて協力をしてくれた仲間のコメントを聞いていくうちに、今、取り組んでいる事が有意義であると感じています。特に人の縁が持つ力の大きさに気づかされています。最終的には、私たち独自のメソッドに昇華をしていきたいと考えています。」

河西:「おお~、良いですね、オリジナル。」

中野:「そうそう、それも出来れば、日本初のメソッドとして海外にも広められたらいいなと思っています。日本人って独特の精神性や価値観があって、特に繊細なところがあると思いますが、まずそこで通用するものを作れれば、いずれはと思うんです」

河西:「高性能な工業製品のメイドインジャパンみたいな(笑)」

 3、この活動にご興味をお持ちの方へ

金藤:「私自身は、生活の範囲で関わるコミュニティから外側のコミュニティに出て初めて、これまでに得たインプットが良い作用をもたらす、という経験を沢山させてもらっています。ちょっとでもビビッときたら、まずは気軽に参加してもらえると嬉しいなと思っています。

中野:「確かに、一歩踏み出してみて新しく自然と見えてくる目標もありますよね。ビビッときた人がいたら是非一緒にやりたいですね!」

最後までご覧頂き、ありがとうございます。コミュニティ型の実証実験をこの春にもチームでは企画をしております。REIONEのメンバーはもちろんですが、これらの領域にご興味のある方、知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非、コミュニケーションをとらせて頂きたいと思っております。

 ■チームメンバー
・中野在人の活動内容
 ・HRpro InsideHR-人事はここを見ている

・金藤美樹穂の活動内容
 ・MBA Cheers Channel
 ・Facebookグループ「哲学カフェMii(ミィ)」
   
・河西祐介の活動内容
 ・Be the One!! Business Incubation
 ・Institute of the 5P's 

一般社団法人REIONEへのご相談


#課題 #解決 #大企業 #メンバー #多様 #人材 #接点 #プラス効果 #ベテラン #若手 #思考 #モチベーション向上 #成長 #可能性 #模索 #成長 #実感 #善人 #ポジティブ #フラットな関係性 #安全 #安心 #課題解決 #成長意欲 #他分野 #知識 #幅広い知見 #偶発的インプット #イノベーション #起業 #体系化 #視野の拡大 #スタートアップ #起業 #知見 #パートナー #アイデアイノベーション #能力 #余裕 #社内 #アウトプット #機会 #コーチング #共創

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?