(読書)社畜ワーママが正しい「丸投げ」を学んで、楽になった話
おはようございます!
今日はできの悪い部下を持ち、「いまごろとっくの昔に楽になっている予定」だったのに、社畜度にさらに加速がかかっているワーママが読んだ
こちらの「任せるコツ」のご紹介です。
何を隠そう忠犬かつ中堅社畜社員ですので、
部下を抱えており、その人がキラキラ(に一瞬見えた)面接の時とは一転、とてつもなく仕事ができない、という状態に悩んでおりました。
私、人を見る目がない・・・。
完全はずれくじ・・・・・。
こいつ、使えない・・・。
と思いつつ、雇ってしまった以上はすぐにはクビにできないので、まずはこちらの本でいろいろと勉強することに。
どんな状況かというと、
・部下のミスが日常で連発で、確実に「自分でやった方が早い」状況
・何かするごとに「自分だったらこうするのに・・」と考えてしまう
・スキルや向き不向きがわからず、「丸投げ」が結局は中途半端になってしまう
・本人は分かっていないはずなのに、質問をしてこないので余計教えにくい
こちらの本で学んだのは、
・仕事を頼むときは、相手にメリットがあるように褒めるタイミングで頼む。
→「これ、前回やってくれたときとても良かった。これはとても向いていると思うから、お願いしていいかな?」
・弱みを活かす方法がないかを一旦は考える
→「ミスが多いけれどほかのメンバーで補強できないかな?」
→「エクセルに強いから、何かの形で長所を使えないかな?」
・失敗には寛容になり、話を聞きつつ、「信頼して任せてみる」
ということです。
即効性のある「メソッド」として頭では理解はできるものの、今の部下には正直どれも無理な気がしてしまいます・・。
なぜならば、入社3か月目に信頼して任せたらミスを犯して、かなりの「大事」となった経験もあり。
損失を被らない範囲で・・・というのも、結果を完全にコントロールできるわけではないので、難しいです。
一方で、「丸投げ」の目標は
・自分がいらない存在になること
・空気のような存在になること
であるといいます。
これは、なるほど!と思いました。
最後は部下が自立してくれるのが目標なので、適度に丸投げすることで、自信をもたせ、上司が不要になる。
さらに、その意味で最後はGIVE、愛だそうです。
・・・・・。
「何こいつまったく仕事できねえじゃねえか、クソむかつく、ムッキー!」
となっている今の私には、こちらはジーザス理想すぎるレベルなのですが、
これは「子供をかわいいと思えない親が読むべき育児本」
みたいなのを一生懸命合わせて読むしかないですかね・・・。
これも私の修行の一環ということですね・・・
自分に起きていることはすべて正しい!ですからね・・・
私は、これまで、自分が一般的には年下への愛があり、子どももいますのである程度教育はできると勝手に思っていました。
実際には、自分が頑張ってきた仕事を今の自分視点で見ると
当たり前ですが部下は全然仕事ができないので、イラつきます。
まったく可愛くありません。
私は昔から、勉強はできた方ではないので、子どもが勉強できなくてもイラつかないのですが、試験が得意な国立大卒の夫は、常に子供に怒っていました。
「これが、自分のコピーを作ろうとすること」なのか・・・
と思いました。
こちらの本によると、人はそれぞれ異なるので、できる人ほど「自分のコピーを作ろうとしてはいけない」。
むしろ、ゆるっとしている、部下に任せる上司の方が部下は成長する。
上司になろうとする部下は、自分で考えなくなる。
私の前の上司はこのタイプでしたが、これはこれでラクなのですが、頭を使って考えなくなるため、辛いものです。
今の私も、少なくとも「質問はしたら?」とか、「ミスがあるなら、5回見直したら?」とか
いろいろな疑問が毎日浮かびます。
しかし、一方で、自分もそのようなダメ部下な時期があったかもしれません。
そのとき、自分の上司が寛容だったからこそ、成長できたのかもしれません。
そういう意味では、「まだ手がかかる赤ちゃんレベル」「自分とは違う得意不得意を持った人材」と考えていろいろ手取り足取り教えてあげる。
かつ、慣れてきたら「最大の損失は回避しながらも、信頼して任せる」。
これを冷静に行っていくしかないようです。
あとは、こちらの本でも「失敗に寛容になる」とありますが、期待をしすぎないことかもしれません。
まあ、仕事はそもそも「プロ」だろ!と思ってしまうので、厳しくなってしまうのですよね。
ということで、
・自分がいらない存在になること
・空気のような存在になること
を目指しながら、
・仕事を頼むときは、相手にメリットがあるように褒めるタイミングで頼む。
・弱みを活かす方法がないかを一旦は考える
・失敗には寛容になり、話を聞きつつ、「信頼して任せてみる」
さらには、ジーザス並みの広い心で、接したいと思います。
根本的には、社畜はFIRE(引退ではない方の)されたら終わりですので、責任もそこまでありません。気楽に考えるのが一番かな?と思いました。
「エアーゆるふわ上司」を目指したいと思います。
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