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(ライフ)本好きな子どもを育てる戦略が、大大大成功した話

こんばんは。

我が家の子どもは、かなりの本好きです

私が本好きだからかもしれませんが、生まれた時から、戦略的に本好きになることを狙って実践したところ、なかなか成功したという話をご紹介します。

失敗の方が多い私の人生、成功したことくらいは「大大大成功」と言ってみたいので、このタイトルにしました

むかついた方、大変申し訳ございません。


私が行ったことは3つ。

1 テレビ廃止

まずは、子どもの娯楽を究極まで無くします。

テレビ、YouTube、娯楽になるインフラを徹底的に制限します。

我が家にはテレビは1台ありますが、3ヶ月に1回くらいしかつけません。

テレビは「大事な時間を奪うおばけ」と思うと、テレビが未練なく卒業できます。

TikTokやネトフリなんて論外です。

映画をみる場合、家族でプロジェクターで観るようにし、セットアップなどそこにいたるまでのハードルを上げます。

土日はプロジェクターで映画を観ることもあります。

とにかく、日常で本を読む以外楽しいことがないというレベルで制限する、環境設定が大事です。

2 本屋の買い物はUnlimited(基本、無制限)

我が家では子どもに、本屋以外でものを買い与えることは、基本ありません。

一方、本屋では「好きなだけ本を買ってOK」というルールにします。

漫画でもなんでも、本人が選んだ好きな本を5冊-10冊くらいは毎回買い与えます。

「本は安いからね」

と子どもに暗示をかけながら、ここぞとばかりに大盤振る舞いします。

何度か繰り返すと、子どもから「本屋に行きたい!」と言うようになります。

こうなったら、作戦勝ちです。


3 読み聞かせ

定番ですが、1歳くらいから5歳くらいまで、苦行でも、寝る前に読み聞かせをします。

1話でも、1小節でも、絵本でも、とにかく読みます。

ワーママからすると苦行ですが、これだけは我慢で、継続は力なり!だと思います。

読み聞かせの刷り込み効果は、かなり強力です。

本が新しい世界を開いてくれる!楽しい!というのは、最初の一歩をスキップするとなかなかエントリーできないと思います。

これは忍耐ですが、地盤を少しずつ固めるイメージです。

最後に、慣れてきたら大作シリーズを置いておきます。

三国志の漫画、世界の歴史の漫画シリーズ、はたらく細胞、江戸川乱歩の推理小説、などなど。

とくに長期休暇や雨の日などを狙って買い、様子を見ます。

これも忍耐ですが、あまりにやることがなくて暇だと、だれでも本を読み出します。

それを狙ってひたすら待ちます。

実は、1人はそれで本好きになりましたが、もう1人はこのときの本選びがいまいちで、まだ本屋で本unlimitedで止まっています。

長編に入る前に、私のセレクションがいまいちすぎた可能性があり、難しいですね、、、。

このやり方を思いついたのは、実は一休さんのアニメです。

どこかの偉いお殿様が、贅沢を尽くしていたところ、美味しいものを食べすぎて逆に食欲をなくしてしまい、一休さんが寺に迎えて掃除や修行をさせ、労働でおなかをぺこぺこにしたところ、やっとありついたおかゆと味噌汁のような粗食を食べて、

「なんておいしいんだ!」と感動し、喜んで食べたという話。

要は、空腹は最高の食事、という話で、

娯楽を極限まで制限することで、本(粗食だけど健康にいい)の魅力に気づくことができるよ、という発見の共有でした。

ということで、

1.娯楽をまわりにおかない
2.本屋だけは好きなだけ買える
3.読み聞かせ

ぜひ実践してみて下さいね。


いいタイミングで、子どもがどっぷりとハマれそうな、長編をそっと置いておくのもポイントです。

結局、お腹が減ったらなんでも食べるんです!

他に、やることがなければ、本を読みますし、本を好きになります。

少しでも参考になれば幸いです。


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