これまでの人生の中で、4軒の猫カフェに 行きました。一言で猫カフェと言っても、そのお店の形態は様々でした。 小さな一軒家を改装したもの、駅ビルの高層階にあるも…
他人がどんな夢をみているかはわからない。 そもそも夢をみない、という人もいるし、 いつも同じ夢であったり、いろいろな夢をみる人もいる。 私の場合、なんども同じ…
桜吹雪に押し流されて 波打ち際にたどりついた また相変わらず しずかな午前の部屋でひとり よく晴れた四月下旬の街は 活発に人々や車の行き交う音がする いつかと…
あのとき いったいなにが いけなかったのだろう いったいどうすれば よかったのだろう いくらかんがえても 正解はみつかりません 伝えたいことがもっと あったはずなのに …
わたしはわたし語で話しています。 ほかの誰にも完全に通じることはないのかも しれません。 私語はやめてください、 日直の私が大声を張りあげる。 クラスメイトたち…
ネットが当たり前にある環境で いつでも主体的に他者と関わることのできる このご時世では、 それを苦手と感じる人間にとって 孤独感をよりいっそう募らせることに なるの…
板チョコについた銀紙を剥がしたい、 ただの中身が知りたい。 「剥がしかたがおかしいと思います」 「剥がすことの意味はなんですか」 「剥がれなかったらどうするので…
ひとすじの銀の糸。 きれいでほんとうに一瞬で 胸がいっぱいになりました。 もし出会っていなければ みつけることもなかったのでした。 この先、年月が過ぎて、どんど…
女性に夢を抱く男たちの理想を 打ち砕く ゆえに 壊すなイメージを、 思ったのと違う と失望される 仕方がない 嘘はつけない いままでも これからも 未婚、既婚、性別…
つながりもとめて スマホをみていて かなしくなったり さみしくなったら 思いきって 顔をあげてごらん。 あの空は あなたに なにももとめないし 現実はひとつだけ。…
かつて自分は、適齢期の男女なら組み合わせればなんとでも愛し合っていけると本気で思っていました。 稀にサイコパスもいるのですが、大抵の場合、みんなそれぞれに良心を…
ひねくれているので 本当に良いものだけを集めました とか書いてある店をみると、なんだか 身構えてしまうたちだ。 なぜ、そんなにそれらが良いものと断言できるの? と疑…
ずっと行きたかった書店、 カフェが併設されている。 先客の親子が帰ってゆき、 お客はわたしだけになった。 店員ふたりがすぐそばの客席に座り、 ノートパソコンを開いて …
ときどき思い込みで おかしくなってしまう。 それで暴走してしまい、 大切なひとをかなしませる。 ずっと通院している。 客観視できて おらず、改善しようとしない。 また…
どうして なぜ なにゆえ 心と身体 言葉 そうなる いま こうなる あした どうなる こたえは わからない そもそも ない ?
〆切という名のキーホルダーが、 日々ずっとぶらさがっています。 作品という名の鍵にくっついて、 日々ずっとぶらさがっています。
小林りおか
2024年5月3日 22:00
これまでの人生の中で、4軒の猫カフェに行きました。一言で猫カフェと言っても、そのお店の形態は様々でした。 小さな一軒家を改装したもの、駅ビルの高層階にあるもの、海辺に大きな飲食店を併設しているもの、住宅街のマンション。 お店の中に入ってみると、また様々です。 店主がつきっきりで客に猫について熱心に説いてくれるタイプや、揃いのエプロン姿で名札を下げたスタッフがさりげなく巡回しているタイプ、
2024年4月27日 08:08
他人がどんな夢をみているかはわからない。そもそも夢をみない、という人もいるし、いつも同じ夢であったり、いろいろな夢をみる人もいる。 私の場合、なんども同じ街がでてくる夢をみる。その街は実在するのかどうかはわからない。だけどともかく、いつも同じ街にいることは感覚として知っている。こうやって書くとまるで村上春樹の小説の設定のようですが、体験しているので記しておくことにする。 街には交差点があ
2024年4月19日 22:24
桜吹雪に押し流されて 波打ち際にたどりついた また相変わらず しずかな午前の部屋でひとりよく晴れた四月下旬の街は活発に人々や車の行き交う音がするいつかと同じ空気を繰り返しているどこにもいけずにいる必要とされたかったことなにがしたいかもしたくないのかも生きていたいのかもさえよくわからなくなりそうなことベランダのサッシのぬくもりも鳥の声や工事の音も堂々と力強く泳いでいる
2024年3月28日 23:03
あのときいったいなにがいけなかったのだろういったいどうすればよかったのだろういくらかんがえても正解はみつかりません伝えたいことがもっとあったはずなのに言葉にできなかった夜届けられなかった夜 良くも悪くも現実だけが続いてゆきますひとりとひとりが出会い交わり生きてやがては死ぬということ
2024年2月12日 22:31
わたしはわたし語で話しています。ほかの誰にも完全に通じることはないのかもしれません。私語はやめてください、日直の私が大声を張りあげる。クラスメイトたちの私語はやまない。私語はやめてください、再び叫んでも、やっぱり、私語はやまない。誰もきいていない、(わたしの言葉を)かなしみでいっぱいになり教卓の前で涙目になる。笑い声が響く。真面目だね、朝の会なんて
2024年1月28日 22:21
ネットが当たり前にある環境でいつでも主体的に他者と関わることのできるこのご時世では、それを苦手と感じる人間にとって孤独感をよりいっそう募らせることになるのだろう。
2023年12月18日 23:19
板チョコについた銀紙を剥がしたい、ただの中身が知りたい。「剥がしかたがおかしいと思います」「剥がすことの意味はなんですか」「剥がれなかったらどうするのですか」「剥がされる側の同意が必要ではないですか」多様性の銀紙をびりひりと剥がしたい。ただ、あなたそのものを知りたい。
2023年12月14日 22:32
ひとすじの銀の糸。きれいでほんとうに一瞬で胸がいっぱいになりました。もし出会っていなければみつけることもなかったのでした。この先、年月が過ぎて、どんどんいろいろな事が変化するだろうけれど忘れられなくなりそうです。生とは不思議なものですね。
2023年12月13日 00:04
女性に夢を抱く男たちの理想を打ち砕く ゆえに壊すなイメージを、思ったのと違うと失望される仕方がない 嘘はつけないいままでも これからも 未婚、既婚、性別もいっさい関係なくヒトとしての弱さ 汚さ 醜さそして美しさも晒しあえる 誰かと関係したいと願う
2023年11月25日 23:09
つながりもとめてスマホをみていてかなしくなったり さみしくなったら思いきって顔をあげてごらん。あの空は あなたになにももとめないし 現実はひとつだけ。みんなひとりきり、誰もがきみのことをいまここで苦しむきみのことをよくもわるくもみえてはいないから。
2023年11月18日 07:33
かつて自分は、適齢期の男女なら組み合わせればなんとでも愛し合っていけると本気で思っていました。稀にサイコパスもいるのですが、大抵の場合、みんなそれぞれに良心をもち、法律をまもり、衣食住を営む特徴を備えているので、それを踏まえて一般論から相手のことをよく観察して、適応してゆけばいずれ愛着が生まれ、それが愛情に変わるのだろうと。そして、その行為のタイミングや組み合わせを運命と呼び、正当化すればなんだ
2023年10月20日 22:33
ひねくれているので本当に良いものだけを集めましたとか書いてある店をみると、なんだか身構えてしまうたちだ。なぜ、そんなにそれらが良いものと断言できるの?と疑ってしまう。そのために、しっかり良い理由やこだわりを知ろうとする。職人の腕、産地、デザイン、質、などなどこれでもかと書かれた良さがやってくる。それらを知った上で。なるほど、買えない値段でもない、でもなぜか欲しいとは思えない、
2023年10月8日 07:06
ずっと行きたかった書店、カフェが併設されている。先客の親子が帰ってゆき、お客はわたしだけになった。店員ふたりがすぐそばの客席に座り、ノートパソコンを開いてイベントの打ち合わせを始めた。絵本に集中できず、だんたん居辛くなった。 それでも気に入った本を購入することにした。 精算後、かばんに明らかに入らない大きなサイズの本をそのまま渡された。外は雨だった。わたしは困惑してレジのお姉
2023年10月8日 02:54
ときどき思い込みでおかしくなってしまう。それで暴走してしまい、大切なひとをかなしませる。ずっと通院している。客観視できておらず、改善しようとしない。またかなしませてしまった。また失ってしまうのかもしれない。とてもつらい。
2023年9月27日 19:54
どうして なぜ なにゆえ心と身体 言葉そうなる いま こうなるあした どうなる こたえはわからない そもそも ない ?
2023年9月15日 22:54
〆切という名のキーホルダーが、日々ずっとぶらさがっています。作品という名の鍵にくっついて、日々ずっとぶらさがっています。