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これぞタランティーノ~「デス・プルーフ in グラインドハウス」
タランティーノ祭りも終盤に入り、あまり知名度の高くない作品を鑑賞。
2007年公開の「デス・プルーフ in グラインドハウス」
アクションものが好きなタランティーノ。そのアクションになくてはならないのがスタントマンの存在。そのスタントマンにまでスポットをあてるのが本作。
とはいえ、スタントマンの大変さを顕彰しようというマジメなものではなく、ただただおかしな人間とおかしな言動のシーケンスで埋められ
新たな映画の可能性を示した?~「ジャッキー・ブラウン」
今はタランティーノ強化月間。
1作目から鑑賞中なのだが、あまり語られることのない3作目が地味に良い。
1997年公開「ジャッキー・ブラウン」
タランティーノというと、どうしても「レザボア・ドッグス」や「パルプフィクション」のようなバイオレンスや時間軸入れ替えや無意味なトークが売りと思われがち。これらの作品に比べると、本作はだいぶ派手さが控えめ。その分落ち着いて観られる作品である。
内容は2時間
”からまわり野郎”では?~「からっ風野郎」
若尾文子を辿っていくと避けて通れない作品がある。
三島由紀夫主演・「からっ風野郎」である。1960年公開。
当時の三島はすでに文壇の寵児、彼の主な作品はこのころまでに著していたというから実に早熟な作家だったのだと思う。
そんな彼が、ある作品の評価が芳しくなく、心機一転映画界に飛び込んだのがこの作品だとか。
内容は、当時流行りのギャング・ヤクザもので特にどうということはない。三島の演技は、意外と
屈折したアメリカ人~ジャック・ニコルソン「ファイブ・イージー・ピーセス」「さらば冬のかもめ」「恋愛小説家」
U-NEXTの配信終了が迫ってきている映画をせっせと視聴しているのだが、奇しくもジャック・ニコルソン主演映画が続いたので、その紹介を。
1970年「ファイブ・イージー・ピーセス」、1973年「さらば冬のかもめ」、1997年「恋愛小説家」
ジャックの演技は、よく言えば一貫していてブレがない。悪く言うと、キャラがほぼ同じ。こうありたいという思いはありつつそれができず悪態をつく、癖のつよい、鬱屈したキ
昔々ハリウッドでこんなことがあったとさ~「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
タランティーノ監督は次の作品が10作目となり、それで監督引退を表明しているのだが、現時点での最新作がこちら。2019年公開「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
”ワンスアポン~”は、「昔々、○○であったところでは・・・」という決まり文句なのだが、似たタイトルの作品もいくつかあって。
これは”~アメリカ”
これが”~チャイナ”
ほかにもまだまだあるようだが。
いわゆるシャロン・テ
やっぱり松田聖子しか思い浮かばないよね~「青い珊瑚礁」
昔の歌謡曲で映画のタイトルを拝借していていて当時の人からはバレバレなのだけど、今となっては曲だけが記憶に残っているというものも少なくないようだ。松田聖子がスターダムに駆け上がることになったきっかけが「青い珊瑚礁」なのだが、これも元ネタとなった映画があった。1980年公開「青い珊瑚礁」
若い男女が無人島に流れ着いて、そこでたくましく成長していくというお話。最後は無事に助けられるのだが、10年以上も
案外しっくりくる邦題~「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
どこかにも書いた気がするけれど、日本ではもはや廃れているが海外映画では文芸モノで何年かに一度ヒット作が出てくる。若草物語、ももはや何回映画化されたことだろう。現時点でその最新作がこちら。
2019年公開「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
なお原題は、Little Women である。Story of My Life ではない。どこから出てきた言葉なのだろう。若草物語でいいじゃない