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ろどり子ノートの説明
初めまして。ろどり子(仮名)です。
このnoteでは、主に映画について書いていく予定です。初見の新作についても書きますが、旧作が主になるかと思われます。
いくつになってもまだまだ未見の名作があるし、好きで好きで仕方ない映画の話もしたい。あと丹波哲郎の推し活としても機能させようと目論んでいます。ただし、推しの対象は丹波に限りません。
映画にまつわる遍歴
小学生の時にテレビで観た『俺たちに明日
【原作・映画のネタバレあり】読んだ人・観た人・気にしない人向けの実写版ゴールデンカムイの感想
カント オㇿ ワ ヤク サㇰ ノ アランケプ シネプ カ イサㇺ
(天から役目なしに降ろされたものはひとつもない)
原作マンガの冒頭にはない、しかし原作ファンの多くが受け取ったそのメッセージのアイヌ語が画面に映し出され、場面は二百三高地へ。
直前に提示された「役目なしに降ろされたものはない」という言葉を嘲笑うような、バタバタと人が死んでいく戦場のシーンがしばらく続く。
この対比の鮮やかさは、
『ゴールデンカムイ』はなぜ黄金時代の日本映画と親和性が高いのか〜ゴールデンカムファンに送る名画5選
人気マンガ『ゴールデンカムイ』の原作ファンの皆さま、実写映画の試写も終わり、ついに公開ですね。情緒保ててますか?
原作もの、しかも画を伴うマンガを原作にするのは、どっちにしたって誰もが納得なものができるわけないと思うのですが、それでもどんどん制作されているのは様々な事情があるのだろうなあと思わずにいられません。
この記事では、日本映画の黄金時代である1950年代から60年代にかけての作品を中心
おしゃれでゴージャス、でもちょっとしみったれてる和製クライム・コメディ『恋と太陽とギャング』
恋と太陽とギャング(1962/日/石井輝男)
網走番外地シリーズや、つげ義春作品の映画化でも有名な石井輝男監督作品。ギャングシリーズの2作目
ルーレットのアップから始まり、国際色豊かなカジノの客の様子。そこに銃声が鳴り、飛び込んできたのは高倉健演じる石浜。愚連隊あがりで網走帰りという経歴を持ちます。
石浜は妻の典子の手を取って外へ。そこで一気に音楽と銃声の音が上がる。ブラスで景気よく始まり、