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演劇・映画などの感想(ネタバレあり)

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記事一覧

ベイサイド春祭りにいってきました~

何の記事や!? と思われた方が殆どかと思います…
演出家の大西一郎さんのホームグラウンド(と言っていいのかな?)で、公演やリーディングを行っている小さな劇場があるのですが、そこで開催された一日だけのお祭り公演を観に行ってきました。

プログラムはこちら!じゃん!(私の記憶なのでところどころ曖昧です)

1 落語(いが栗)
2 うた(勇者ライディーンのOP)
3 おのさんの一人芝居「サンドマンやさし

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いよいよ佳境

3/31〆切の応募原稿進捗です。
今4稿が終わったところです。
私の作業時間は主に7:00-8:30(そのあと家事開始)、家事が終了しなおかつ予定がなければ14:00-17:00頃まで、その後🐈ご飯と夕食の支度、後片付け後に20:00頃-22:00頃まで、って感じ。
場所は自習室です。
(家では書けないのです)

今日は朝の部、昼の部、夜の部全部参加出来ました。ありがたいことです。

もひとつあ

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福島泰樹 短歌絶叫・40周年記念コンサートに行ってきたー!!

今月は日曜日での開催なので、昼の部(15:00開演)に行こうと思って吉祥寺・曼荼羅前に着いたのが14:40頃。開場時間は開演の30分前で、いつもその時間には既にお客さんが階段に並んでいるので(曼荼羅は地下1階)、今回は後ろの方の席しか取れないかなーと思ったら、なんとなんと、路上にずらーっと列が出来ていた(゚д゚)!
(心配になって前の人に、「これ、曼荼羅の列ですヨネ?」と訊いた)
これ座る席あるの

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映画「カラーパープル」観た(ネタバレあり辛口意見あり)

ミュージカルがダイスキなので、上演中に一回は見てみたいと思っていた。でもあっと言う間に上演時間が少なくなるのね。たまたま今日は時間が取れたので18:00からの回を見てきた。

歌唱とダンスは予想を上回るすごさだった。群舞の迫力、ザ・ミュージカル!っていう感じの振付。
主人公セリ―の義理の息子ハーポが家を作る場面でのダンス、全員が横ながの板を持ち、それを軸にひらひらとまるで重さが消えた如く踊り、ある

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福島泰樹短歌絶叫コンサート20240110「風に献ず」

今回はいつものピアノ長畑雅人さんに加え、シンガーソングライターの佐藤龍一さんのご登場でした。

過去、パーカッションや舞踏とのコラボは観たことがあるのですが、今回佐藤さんのパートである、ギターとボーカルというののセッションは初めてで、楽しみにして出掛けました。

めっちゃ、前のめりで観てしまいました。
あの聞き覚えのある絶叫フレーズが楽曲になり、そこに『歌詞』となって生まれ変わった詩たちは、まるで

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ベイサイド秋祭りに行ってきました!

横浜はベイサイドスタジオという小さな劇場で、演出家の大西一郎さんとその仲間たち(笑)のイベントに行ってきました。
開演前の舞台は大西さんの私物だというベイスターズのタオルがいっぱい貼ってあり、大西さんと音響の方が前説し、そして観劇料金は投げ銭制(笑)な緩い企画。前回の夏祭りにこの緩さと、なんともいえない心地よさがやみつきになったので、今回秋祭りがあるということで早速行ってきました!(^^)!

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おのまさしあたあ ワンマンロードショー第5回「蒲田行進曲」を観てきた!!

2023/9/1ソワレ。金曜からはじまって、なんと明日が千穐楽とのこと。
短い。短すぎる。
だけれども、おのさん一人であの映画のほぼ全員を演じるのだから、たとえば一週間ぐらいやったら、階段落ちならぬ脱水症状で死んでしまうかもしれない。名優おのさんに死なれたらとても嫌なので、このぐらいの上演回数でいいのだと思う。

いつものおのさん節のおもしろさバクハツで本当に面白い芝居だった。1時間40分とのこと

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大河ドラマ「どうする家康」第28回『本能寺の変』の感想文

その日に先週(27回)の見逃し配信を見て、近江八幡で行われた岡田くんが登壇したトークショーを見て、それでBSの早番は見ないで総合テレビの『本能寺の変』に臨んだ。
 Twitterに大河アカウント持ってるくせに毎週きっちり見ることができず、26話の家康覚醒回(らしい)は見逃したままだ。でも28話は見ることにする。リアルタイムで見たかったから。
 今までのこのドラマの流れからいって、これまで観てき

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NTライブ「ハムレット」観てきた!

NTライブは、英国ナショナルシアターで上演したストレートプレイを録画した映画。日本だと、渋谷ヒカリエで上演したあとで、アンコール上演としてシネルーブルにやってくる。私は大体出足が遅いので、近所だというのもあってシネルーブルで観る派なんだけど、今回は忘れないようにして取ったよ。なにしろベネディクト・カンバーバッチのハムレットだから。

さてこの舞台、ほんとはまあ400年前の作品なんだけど、今回上演の

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ダンス/デカダン観てきた! の、感想文(ちょっと辛口)

2023年6月2日19:30- 福島泰樹氏の短歌絶叫と、舞踏の原田伸雄氏のコラボレーションステージに行ってきた!
場所はいつもの吉祥寺曼荼羅ではなく、中目黒のとある劇場。いつもより広いステージ。休憩時も演者はちゃんと舞台袖にはけていく。(曼荼羅は客席に戻って休憩している)
ピアノ(+ピアニカ)のほかに、今回はドラムス(パーカッション)と舞踏と朗誦という聞きなれないカードでのステージだ。

福島先生

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「姐妃のお百」を観た!!

2023年5月28日14:00開演の千秋楽公演を観た。駒塚由衣さんの江戸情緒噺 と銘打ってあるが、噺と一括りにしてしまうには(良い意味で)演劇的で、勿体ない感じがした。とある噺家さんの演じる劇中劇の体裁をとった一人芝居ではないかと、フリートークから本筋への鮮やかな移り方を見て思った。

芸者の置屋・美濃屋の小三(実は稀代の大泥棒というか犯罪者・お百)のところに、ある日、三十二~三歳ほどの、元芸者で

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福島泰樹短歌絶叫コンサート 寺山修司没後40周年記念コンサート【望郷】感想文

今回も迫力あるコンサートだった。ステージには池田柊月さんの美しく活けられた花とグランドピアノ。舞台中央にスタンドマイク。時間になると客席の隅で歓談していた福島泰樹氏がマイクの前に立つ。三十席ほどの観客の前でしゃがみ、床に並べられた譜面ならぬ詩と短歌の書かれた原稿を捲り、手に取り、立ち上がる。客席に背を向けるといよいよ短歌絶叫コンサートのはじまりだ。

今回は寺山修司の没後40年にあたり、勿論十周年

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シン・仮面ライダー(ネタバレあり)

元になってる「ファースト・仮面ライダー」のとき、私は幼児だったので、細かいエピソードは全然覚えてない。

今回同行してくれたのが、夫とその友達だったので、バックボーンをいろいろ解説してくれた。助かったし勉強にもなったけれど、個人の感想としては「眠たい映画だった」。

あ、仮面ライダーだ!あの髪型覚えてる!仮面ノリダーも面白かったな!とは思ったけど、大体敵の昆虫が、ラストシーンまであと何匹出てくるの

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福島泰樹短歌絶叫コンサート「炎える母」

2023年3月10日19:30-吉祥寺「曼荼羅」にて、短歌絶叫を観に行く。

福島泰樹さん(僧侶・歌人)が毎月10日に行っている短歌絶叫コンサートは今年なんと38年目。数年前に夫と観に来てからご無沙汰だったのだけれど、最近ご縁があり、先月、今月と伺える機会に恵まれた。

今日3月10日は、東京大空襲があった日だそうだ。毎年3月は宗右近の「炎える母」を絶叫してきたのだという。

ピアノの生演奏が、福

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