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加山雄三さんの「俺は100歳まで生きると決めた」という本が発売されました。加山さんの人生が詰まった濃い内容です。

この本を読んで思ったのは、長生きするとかしないとか関係なく、「生きていく決意表明」が必要であると感じました。

自分は晩年をどのように生きていきたいのか?
自分は晩年、何がしたいのか?


一番良くないことは、やることがない、生きる気力がないことです。

健康で長生きするためには、それなりの努力が必要です。しかし本を読んで感じたのは、何も無駄に長生きしたいわけではありません。やりたいことがまだまだいっぱいあるから、長生きしたいと言ってられます。それだけのことが、なかなか晩年になって言うのは難しいことでしょう。

加山さんのように、80代になってもまだまだ青春真っ只中のような生き方って、素晴らしいと思います。

やりたいことがないのなら、人生終わってます。


恥ずかしながら私は若大将シリーズの映画を一本も見たことがありません。理由は単純で、小学生の時、私のことをいじめていた男の子が加山さんの大ファンだったからです。たったそれだけの理由って思われるかもしれませんが、私にとって加山さんを嫌う理由に十分すぎましたから。

しかし最近になって、桑田佳祐さんたちと一緒にバンド演ったりしている姿を見て、ようやく吹っ切れました。「若大将」という言葉のまま、今も貫いている姿に感動しています。私をいじめていたのは、加山さんではないんですから。

気力を保つ努力をする必要がある。


高齢者と話をしていると、この先の人生を悲観している人があまりに多いと感じます。体はどんどん老いていきます。寝たきりや認知症の不安があります。何もしないこと、不安がっていること、それでは何も解決しません。

「そんなことよく分かっているわよ。でも気力がもうないのよ」と言われたことがあります。それはもう終わってますよね。自分が若い時にその言葉を聞いたら「何言ってるんですかー」と思うはずです。だからそうならないために、今日から気力を保つ努力をする必要があります。

その方法や内容は人それぞれです。本一冊読むだけで、もしかしたら人生救われるかもしれません。

俺は100歳まで生きると決めた/加山 雄三 (著)


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