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「健康のため水を飲もう」推進運動~厚生労働省

水を飲むことは、健康のため、熱中症予防のため、浮腫み防止のため、ダイエットのため、いろんなメリットがあります。とにかく水を飲みましょうと推奨されています。

厚生労働省のページには、水を飲む必要性がたくさん書かれています。スクロールして下まで見ていきますと、なるほどと思えることばかりで、さすがによくまとまっています。

今の時代、水を飲んだ方が良いということについて、おそらくもう誰もが知っていることと思います。

知っているのに、習慣化できないのはどうしてなのでしょう?


「方法論」について、残念ながら書かれていません。

目覚めにコップ一杯飲む、寝る前にコップ一杯飲む、時間を決めてコップ一杯飲む、喉が渇く前に飲む・・・このようなことはよく書かれています。しかし残念ながら、それでは習慣化できない現状をどう捉えればよいのでしょうか?


高齢者は水を飲む習慣がない


とくに私は問題視したいのは、高齢者です。

狭い範囲での私の調べですが、高齢者に水を飲む習慣を尋ねると、全員が「ない」と答えます。

理由を聞いてみると、とても興味深い返答があります。
・水は味がないので飲めない
・昔から水を飲む習慣がない
・お茶ではダメなの?

人によってとらえ方が多少違うと思いますが、高齢者は水に興味がありません。どんなに水を飲むと体に良いと言われても、飲めないものは飲めないという反発があるように感じました。


お茶ではダメなの?水?


食事をする時、お茶を飲むのは高齢者は昔から習慣化しています。一休みする時、お菓子を食べる時、そんな時にもお茶を飲む習慣はあります。ところが、何もない時間に「水だけ飲む」という経験をしてこなかったために、できないものと私は考えます。

家事や作業をしていて、「喉が渇いたからお茶を飲む」「一休みしてお茶を飲む」ということは経験されています。作業途中に休むわけでもない時間に、喉が渇いたわけでもないのに、水だけ飲むという経験がありません。

こんな人にどのように伝えれば習慣化できますか?


強制的にするしかない


私の母の経験を書きます。

人工股関節置換術を受けて入院していた時のことです。「毎日500mlの水を2本飲むように」と医師から言われたそうです。だから売店でペットボトルのミネラルウォーターを毎日2本買って、目の前に置いていました。

「今日のノルマよ」

入院中で外出しませんので、ペットボトルがすぐ目に付きます。「あっ、水飲まなきゃ!」と思うそうです。そうやって、毎日ノルマを達成するために水を飲む習慣を付けていました。

実際の生活にも活用できると思います。


500mlのペットボトル2本をノルマとして置く


これで習慣化できると私は思います。市販のミネラルウォーターである必要はありません。空のボトルに、手元にある水を入れておけばいいだけです。とにかく2本ノルマとして飲むと決めて、実行あるのみです。

どれだけ飲んだかが分かるのがポイントだと思います。一日2リットルを目標とするならば、4本です。朝から用意して夜にどれだけ残ったか見れば、どれだけ飲んだかがすぐ分かります。

あくまでも一例です。他にも習慣化できる良い方法がありましたら、それでも良いと思います。習慣化というのは、継続ですから、自分に合った方法が見つかると続きやすいはずです。

このようなカラフルなボトルを買えば、水を飲むのも楽しくなるかもしれません。メモリ付きですから、減っていくことが楽しくなりそうです。ご自身に合う方法を見つけて、習慣化してくださいね。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。