見出し画像

【自己改革】人は変えることができない、でも自分は変えることができる。その順番と方法とは?

前回の記事では、なかなか変わることができない組織の6つの思考についてご紹介しました。

今回は、他人は変えることができないけど、自分だったら変えるができる。その方法と手順についてご紹介したいと思います。

今回の記事の対象は、社会人としてマネージャーやリー ダーなどの管理者になったばかりの人を想定しています。

例えば、部活や学級委員など人をまとめ上げる役割を経験したいる方には共感できる内容だと思うので、少しでも今回の記事が少しでも参考になったと思った方は”スキ”を押していただけると励みになります。


①なぜ、他人は変えることができないのか? 

名称未設定のデザイン 9

簡単に言うと「生きてきた環境や価値観、習慣が違う」からです。

例えば、今の団塊の世代と言われる60代以上の方達は第2次世界大戦後に生まれてはいますが、その時代の人たちの青春は敗戦したばかりで“食べ物がない時代”でした。

そのため、彼らにとっては一緒に食事をとることが、心を満たす方法だったのです。

そしてその後は、高度経済成長期を迎え、“お金”が価値観を生むような時代になり、今度はありとあらゆるものが溢れかえるような“モノが飽和する”時代になりました。

そう、現在生きている30歳代以下の人たちはこの“モノが飽和する”時代のせいで、“食べ物“や“お金“よりも“承認欲求”をみたしてほしくて仕事をする方が多くなったのです。

つまり、人によっても、世代によっても価値観や人生観が全く違うので、相手に自分の考えを押し付けようとしてもまず納得されないということを心に刻んでおく必要があります。


②相手を変えることができないけど、自分は変えられる。

名称未設定のデザイン 10

相手を変えることができないのであれば、代わりに何を変えれば物事はうまくいくでしょう。

そう、自分を変えてあげればいいのです。

例えば、あなたも「尊敬するあの人の真似をしたい」と思ったりとか、「好きな上司や同僚にに気に入られたい」、逆に「一泡吹かせてやりたい」と思ったことはありませんか?

それを、あなたの働き方を見せることによって自分の会社の上司(あわよくば社長にも)に思って貰えばいいのです。

つまり、あなた自身が本当のマネジメントを学んでいれば、自己改革だけではなく、会社改革にもなり得るのです。

そのためにも、他の誰でもないあなた自身が“コーチング“や“ティーチング“、“傾聴“などの能力を磨く必要があります


③自分を変えるための方法とその手順とは? 

名称未設定のデザイン 11

では、具体的にマネジメントができる自分になるためには具体的に何をすればいいのか。

まずは以下の手順で自分の思考→行動→習慣を見直すことです。

<思考>
・自分の固定概念や癖、価値観について考えてみる。
・その反対を考えてみる。
・行動する前に目的を考える。 
・他人に意見を聞いてみる。
・自分の考えを疑ってみる。
・枠組みを取り払う。

<行動>
・実際に行動する。
・行動したことにより、相手がどう思ったかを考える。
・費用対効果について考える。

<習慣化>
・うまくいったことを習慣化する。

私も社会人になったばかりの時は、自分はネクラで、コミュ障で絶対人には好かれないと思っていました。

しかし、塾の講師として働くことにより、「どうすれば自分の話を聞いてくれるだろう」という自分視点から「どうしたら“相手が”喜んでくれるだろう」という相手目線に変えることを習慣づけることができました。

つまり、マネジメントの正解というのは自分の価値観で押し付けるのではなく、相手の価値観を考慮して決めなければならないということです。


④まとめ

最後にまとめますと、マネジメントができる自分になるために は

①人生に対する価値観などの違いから相手を無理に変えることはできないと自覚すること
②相手を変えるためにはまず自分が変わること
③自分が変わるためには思考→行動→習慣を変えること

こういった手順で自己改革が必要になってきます。

ですが、頭では理解しているつもりでも、なかなかそのマネジメントについては実践できないものですよね。

ですので次回は、どうすればこの思考→行動→習慣化が具体化できるかをご紹介したいと思います。

今回の記事が少しでも参考になったよという方は“スキ”を下さると嬉しいです。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?