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♡「スキ」まとめ。パン屑みたいなもの。

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☆から♡にアイコンが変わった♪ https://note.mu/fladdict/n/ncf1b60148e27 →スキの一覧が標準装備になった♪ https://note… もっと読む
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#経営

黒塗りさん(仮)

多くの人に喜んでもらえる、受け入れてもらえる文章を書くというのは、その人がそれ以前から著名な人でもないとなかなか難しい。 そうであれば、いっそのこと書くテーマを絞るなり専門性の高い内容にした方が特定の人たちの目に触れ継続して読んでもらえる気もする。 例えば 「商売や経営の話」。 こういったテーマは恐らくそこまで多くの人には届かないけれど、これは専門誌が娯楽雑誌のようには売れないのと同じで仕方がない。 「他人に何かをススメるときにはリスクを孕んでいると思う」といった話を昨日

青は藍より出でて藍より青し

「そもそも創業者は、本当にそれほどまで有能なのか」 あくまでもこれは私見だけれど、結論から書けば「そんなわけないwww」と思っている。 ぼくが経営をしていたとき、最終的には全店舗のスタッフ(パートさんも含む)を合わせると200名近くまでになっていた。 これだけの人たちがいて、創業者というだけでぼくが一番有能だなんてことがあるはずもない。 特に新宿時代からのスタッフは技術、知識、才能、いずれもぼくより優れた人たちがいたし、その中にはまだ20代半ばだった子もいる。 「青は藍よ

たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

去年の夏ごろ、いつものように会議をしていると、元キーエンスのメンバーがこんな話をしてくれました。 「僕、前職の営業でいろんな町工場を回ってたんすけど、図面がめちゃくちゃバラバラに、紙とかPDFで管理されてて。一回探しに行ったら20分、30分も戻ってこないことがけっこうあったんです」 「なんとかできないのかなって、ずっと思ってたんですよね」 そんな言葉から今回の事業はスタートしました。 それから半年ほどでサービスを開発・法人化し、導入社数はすでに200社近く。新規事業と

経営者の敗北

初めて起業した約20年前から、経営においてずっと大事にしているポリシーがある。それは「辞める仲間は絶対に引き止めない」ということ。たとえそのメンバーが抜けることが、どれだけ会社にとって痛手であったとしても、一言でも「辞める」と明言された場合には決して引き止めない。もちろん交渉もしない。 引き止めるという行為は、覚悟を持って「辞める」と決断したその意志を侮辱することでもあると思う。また、引き止めようと執着すればする程、最終的にお互い悪感情を持ったままの別れになることもある。そ

ぬえラジオ#00 「ぬえ」の作り方

はじまりました。ぬえのラジオです。複数の録音慣れまだしてないので笑い声破裂しておりますが、音控えめにまったりきいていただければ。 松倉はよく発信しているのですが、ぬえの仲間たちも最高の面々なので初回は、ぬえのご挨拶回となります。 元々は公式サイトリニューアルのためにワークス更新と合わせて、制作の裏話をラジオで配信していこうという流れです。どうせ取るなら公式サイト以外にも露出させていこうぜ!っていうながれでnoteで【ぬえの「○○の作り方」シリーズ】を開始しようと思います。

元キーエンスのトップ営業が、新規事業をバンバン売るためにやっていること

うちの会社に、元キーエンスのとても優秀なセールスパーソンがいます。前職では、営業所の過去最高売上を何度も叩き出していた人です。 (↑Forbesにも取り上げてもらいました) 彼を採用したのは「新規事業」のセールスをしてもらうため。 ぼくらは「スタートアップファクトリー」を運営しています。革新的なスタートアップを次々生み出すビジネスモデルで、この1年ほどでvertical SaaSを中心に、10以上の事業を立ち上げてきました。 新規事業のセールスは、一般的な営業と比べて

ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件

このテーマは、あまりウケがよくないと思いますが最近のマイブームなので書きます。 まず、最近ビビビッと来たこの記事。 PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFOにして早稲田大学大学院会計研究科客員教授も務める柳さんの対談記事です。 コンサルファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と企業のCFOがESGと財務の話をしている時点で、大半のマーケターが「あ、この記事は自分にとって関係ないな」と感じるのでは。 ちなみに、PwC Japanの坂野さんが

ブランド価値を高めるSDGs時代のマーケティング|経営とマーケティングを結ぶ設計図

最近P&G APACフォーカスマーケット ヘアケアCMO・シニアディレクターを退職した、大倉佳晃です。本記事で、SDGs時代に企業・ブランド価値を高めるマーケティングの考え方について、私の13年のP&Gキャリアでの多くの成功と失敗から培った経験をベースに語りたいと思います。 本当は、キャリアの一区切りの備忘録として書籍を書き上げるつもりだったのですが、出版となると時間もかかってしまうため、あえて今の時代に合わせてnoteで一冊の本のようにまとめて公開することにしました。その

売上を下げ、社員を増やし、週休3日にする決断の背景

先日、弊社の方針をサクッとTwitterで投稿すると色々反響があった。 このような判断に至った理由が知りたいという連絡を受けたので自分なりの考えを今回はまとめたいと思います。理由はとてもシンプルで「利益よりクオリティ重視」という点。 これら3つの方針は、それぞれ連関しあって作用しています。一つずつその決定に至った考えをまとめます。 売り上げを下げる理由まず法人組織は拡大していくことが必然的な目標になる不思議な空気があります。投資もそうですが成長分野にお金を突っ込むとか、上

なぜデザイン思考はゴミみたいなアイデアを量産してしまうのか

デザイン思考がもてはやされてしばらく経ちましたが、デザイン思考の成功例、何か思い出せますか?仮に思い浮かんだとしたら、その「成功例」は本当にデザイン思考によって生まれたものですか? 一応最初に断っておきますと、僕は「デザイン思考はゴミだ」と言っているわけではありません。デザイン思考(デザインシンキング)にも向き・不向きがあるのに、その特性を踏まえないまま変なバッターボックスに立たせた企業が大変シュールな状況に陥っていることを、普段デザインで事業成長を支援している身として危惧

モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。 最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。 とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。ものごとの初期段階では、色んなものを手当たり次第に口に突っ込み、味があったものを追

\無料公開/スタートアップ向け予算管理テンプレート

こんにちは!ニコリーの檜垣(@yusukehigaki22)です。 弊社は1年半まえに2回目の資金調達をして、0→1から1→10のフェーズに移りました。 同じタイミングで元銀行員のVCの方に社外取締役になっていただき、会社の経営管理周りの基礎をイチから教えてもらうことに。 そこで「予算管理を始めていこう」ということになり、良さげなテンプレをネット上を探したのですがエクセルのものしかない。 私はそのVCの方と一緒に予算管理をしていきたかったので、スプレッドシートがいいな

人はなぜ買うのか。

私たちは物心ついた頃から、何かを買って暮らしてきました。小学生の頃は親にもらった限られたおこづかいで何かを買い、高校生や大学生にもなればアルバイトを始めて欲しいものを買い始めます。社会人になると、家賃を払って家に住み、水や電気やガスを買って生活をします。 買うにはお金が要るから、働くことが普通であり、なんの疑問も持たずそれこそが生き方だと思っていて、買うため=生きるためにはお金が必要だと、生まれてきた時は持っていなかった価値観が、いつの間にか固定化したような気がしています。

全ては誰かの幸せのために

まずは最初にありがとうを。 初回の「山の上のパン屋に人が集まるわけ」の投稿でいわゆる「バズる」という体験をさせていただきました。5日間で22万人ほどの方(2018/4/22現在)がページに訪れてくださったようです。今まで多くの文章をネット上に書いてきましたが、これほど反響があったのは初めてです。ありがとうございます。 投稿したと同時にあれよあれよと言う間にリツイートされて、あっという間にフォロワーがたくさん。ずっとスマホがブルブルして、それからは軽い興奮状態に陥り数日眠れ