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『日本昔ばなし』の世界。

■気温1℃のベトナム北部。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月18日付)、「23年ベトナム初の寒波、寒気の影響、地域で異なるも北部は最低気温1~13℃を記録」。
・北部ベトナムは「今年初の広範囲にわたる寒波に見舞われ、多くの地域で気温が10度C以下に低下している」。
 
■霜が降り始める。
・「特に中国に隣接する北部ランソン省のマウソンでは気温が1.2℃まで低下した」そうだ。
・この寒波は非常に強い寒気の流入を受けて発生し、「ハノイ市では最低気温が12.5℃となり、その他地域でも12.6℃〜13.1℃の間で推移している」。
・気象専門家によると、「今後も北部地域の気温はさらに低下し、ランソン省マウソンでは霜が降りる可能性がある」という。
 
■積雪のサパ。
・私の『note(2023年12月11日付)/寒さで休校になるベトナム』でも紹介しているが、東南アジアと言えどもベトナム北部の冬は厳しい寒さとなり、寒さで学校が休校になったり、ラオカイ省サパ町(サパ)では少しだけでなくかなりの積雪が見られるのだ。
・ベトナム人にとっては雪が珍しいため、近年では「サパはベトナム国内外の旅行者の間で人気の冬観光地」となっているほどだ。
・ちなみに、サパは棚田として有名な観光地であり私も何度か訪れた事がある。ハノイから北西へ約300キロ、バス利用5、6時間でサパ町へ到着する。道中所々棚田を眺める事が出来、大自然の中バスに揺られて気持ちが良い。降車して深呼吸するサパの空気は美味しく景色が澄みわたり、気候は東南アジア特有のねっとりとした湿度はなくカラッとする。
・サパ観光のベストシーズンは9月後半から10月1週辺りでその頃には棚田が黄金色に染まり、少数民族の人々は素朴で、現代とは思えないほど時間の流れが緩やかで、まるで『日本昔ばなし』の世界に迷い込む、そんな感覚になれる味わい深い季節を楽しめる。

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