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公立学校の世界へようこそ!

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公立学校の世界へようこそ!

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5.おわりに

いかがだったでしょうか。私自身、公立学校教職員として10年以上勤務してきて、何かしら皆さまに情報を還元出来ればと思い、つらつらと書かせていただきました。

たくさんの方々に読んでいただき、ありがとうございます。中には、現役の教師の方々や私と同じように教員を退職した方々にも読んでいただいたようで、ありがとうございます。

たくさんの方にコメントやスキをしてもらい、とても励みになりまし

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4.学校あるある

③給食

小学校では、給食がありますよね。この給食のメニューってその日一日のテンションを左右するってことはありませんでしたか。

私自身、食い意地が張っていただけかもしれないのですが、自分が好きなメニューだと、学校に行くのが楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。で、いざ給食が始まるとお代わりに必ずあり付くという(笑)

逆に、自分が好きなメニューじゃなかったときは、給食が終わる

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4.学校あるある

②先生の服装

私自身、小学校中学校時代の思い出の先生の服装というのは、ジャージでした。

で、自分自身が先生になって、よく着ていた服は、、、

ジャージ・・・。

動きやすいんです。

一応、子どもに何かあったときにすぐに対処できるようにということで、ジャージを着ていました。

しかし、先生によっては、体育のときだけ、ジャージで、その他は、常に正装という方もおられました。

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4.学校あるある

①職員室

学校事務職員のときは、事務室での仕事がほとんどでした。でも、ときどき、用事で職員室にいる先生方に会いに行くのですが、赴任当初は、職員室に入るたびに、

「失礼します!」と言いそうに。。。

いや、正直に白状します。

何回か言いました(笑)

もはや生徒ではないにも関わらず・・・。

学生のときの習慣ってすごいですね😅

p.s.皆さんの学校あるあるはどんな感じで

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3.学校事務職員編

⑦今後の学校事務職員について

現在、各学校で完結する仕事を主にしている学校事務職員なのですが、大阪府で働いていたときは、共同実施という事業がありました。

これは、地域の小学校中学校が連携して、学校事務の効率化を目的に形成されたものです。

この共同実施は、地域によって実施されているか否かがだいぶん事情が異なるようなので、なかなか統一的な議論がしにくい分野ではあります。

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3.学校事務職員編

⑥不満な点について

学校事務職員の仕事は、事務処理がとても多いので、目が疲れたり、首や肩が凝ります。

どうしても、同じ姿勢で仕事することが多いので、その点は職業病という感じでした。

私自身も、事務職員として勤務していたのは、若かれし20代の頃だったにもかかわらず、目が疲れたり、首や肩が凝っていました。

次に、書類作成の流れとしましては、まずは、当該教職員の方に書類を作

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3.学校事務職員編

⑤やりがいについて

これは、ずばり、学校で働く先生方や管理職、その他諸々の職員の方々に、自分が事務職員として仕事をすることで、ありがとうと言ってもられることです。

これは、本当にやりがいを感じました。

仕事の性質上、同じ学校で働く教職員の方々の給与事務なり旅費事務なりの仕事をするので、縁の下の力持ち的な存在として多方面で活躍することができました。

また、少し見方を変え

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3.学校事務職員編

④お金や福利厚生について

この点については、教師と同じ地方公務員でしたので、とても恵まれていたように思います。特に、現在、フリーランスなので余計にそう感じます(笑)

ただ、私自身、学校事務職員として勤務していたときは、大阪府だったのですが、当時、橋下知事の公務員給与改革の影響で、とても給与が少なかったことを覚えています。

でも、振り返ってみれば、そう感じるだけで、その当

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3.学校事務職員編

③労働時間について

学校事務職員の労働時間についてなのですが、基本的に、教員よりは、労働管理がしやすい職種だと思います。

また、繁忙期以外は、わりと定時で勤務することができ、また、土日祝は休みなので、プライベートとの両立も図りやすいかと思います。

ただ、3月、4月の事務量は半端ではありません。

私自身、1人配置&2人配置の両方を経験しましたが、1人配置の学校に行くと、

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3.学校事務職員編

②仕事について

前回、学校事務職員の仕事について、勢い余って詳しく書いてしまったので、、、今回はサラッとおさらいをしたいと思います。

まず学校事務職員の仕事は主に、

①教職員の給与旅費関係の事務処理

②学校予算の企画・執行・清算など

③学校徴収金の事務処理

があります。

それでは、それぞれを前回とは少し違った角度で見ていきますね。

①について

教職員の給与事

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3.学校事務職員編

①学校事務職員とは

さっそくですが、皆さん、学校事務職員という職業をご存じでしょうか。

学校にいる行政職員なのですが、子どもと直接的に関わる仕事ではないので、その存在自体を知っている方のほうが珍しいのではないでしょうか。

何を隠そう、私自身も、高校のときに、事務室が職員室とは別の棟にあり、そこに用事があって職員の方に対応してもらって、初めて学校事務職員という存在を知った

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2.小学校教師編

⑧今後の小学校教育について(地域連携の観点から)

少し前から、地域の学校は、地域の子どもたちのためだけでなく、地域の方々にも何か還元したり、逆にお手伝いしてもらえることがあればお手伝いしてもらうことが大事といった観点で語られています。

私が勤務した何校かの学校でも、全ての学校において、地域との連携を必ずやっていました。

昔から、親御さんが主体となってされているPTA活動が

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2.小学校教師編

⑦今後の小学校教育について(教科指導の観点から)

今、小学校教育は過渡期を迎えています。

具体的には、2020年度より新学習指導要領が適用され、大きな変化としましては、小学校3・4年生に外国語活動があり、5・6年生に教科として英語が導入されました。

また、プログラミングの学習が入ってきたのも有名な話ですよね。

さらに、成績表の評価の観点も変わりました。より「生きる力」を

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2.小学校教師編

⑥特別支援学級について

これについては、私自身が子どものときと、現在とだいぶん違った世界になってきたというのが、まず伝えたいところです。

そもそも昔は特殊教育と言っていました。

そして、そこで何をしているかというのがなかなか見えてこなかったというのが実情ではなかったでしょうか。

それが今では、昔よりも、特別支援学級に在籍されるお子さんがおられるということもあり、情報がオ

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