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【人の夢を笑わない】「それ、いいですね」

こんにちは、オカサキです!

今日は、「人の夢を笑わないこと」
についてお話したいと思います^^


新規事業で営業と企画をしていた

人材派遣会社に勤めている時に、
上司と2人で既存業務の人材派遣の仕事と
同時進行で、
新規事業を立ち上げることになりました。

上司と2人だけで、
しかも営業も企画もやったことがない私は、

右も左も分からないけど、
気持ちだけはやる気満々だったので、
「とりあえず、なんとかなるだろう!」
と思っていました(笑)

当時は、メールで送る営業ではなく、
飛び込み営業やTELアポなどで
体当たり営業をしていました。

当然、99%断られます。

中には、怒られることもありましたし、
鼻で笑われることもありました。

営業は断られるのが当たり前で
聞いてくれたらラッキーと思っていたし、
人にはそれぞれ事情があると思っていたので
さほど気にしていませんでした。

自分は運が良いと思っていたこと。
人に恵まれていることには
自信を持っていたので、

『きっといつか、分かってくれる
 起業に出会える』
そう信じていました。

正直、心が折れかける時も
何度も何度もありましたが、
その都度、上司と励まし合ってきました。

「それやる意味あるの?」

もちろん、企画も上司と2人で考えました。
同時に、既存の人材派遣の業務もあったので
合間を縫って、企画を考えていました。

「倉敷だし、デニムで
 花束を包んだらどうだろう?」
「岡山県内の企業間で
 コラボアイテムを作ったらどうだろう?」

コロナ禍の影響が
強かった時期ということもあり、
何か少しでも社会に届けられることがあれば
と思い、
『素敵なアイディアじゃないかな?』
と思ったんです。

早速、デニム屋さんと花屋さんへ
営業に行きました。

デニム屋さんにデニムで花束を包む
企画を持って行ったのですが、
「それ、意味やる意味あるの?」
と言われました。

いい案だと思っていたのに、
私は自分たちの思いや考えを
うまく伝えきれませんでした。

「それ、いいですね」

でも、花屋さんには、
「それ(デニムのブーケ案)、いいですね」
と言ってもらえた。

相反する意見の中で、
花屋さんが「いいですね」
と肯定してくれた気持ちに
なんとか応えたい。

上司ともう一度、
他のデニム屋さんを探しました。

結果的に、営業に行った先の
印刷会社さんのツテで
デニムを用意してくださりました。

他にも、紐・帆布、パーツやイラスト
ロゴ・デザイン・のぼり等、
本当にたくさんの方々のご協力のおかげで
商品化することができました。

そして、販売しお客様が購入してくれた。
人材派遣に登録している、
アルバイトのメンバーも
何名か購入してくれました。

お金に代えられない財産

「商品化とか、当たり前のことじゃん」
と思われるかもしれませんが、

人材派遣の会社にいた上司と私にとっては、
営業や企画、プロモーションも含めた
すべてが始めてのことでした。

自分たちが1から立ち上げた企画が
形にできたことは、
お金には代えられない財産です。

それ以上に、
私たちのやろうとしてくれることに
「頑張って」「負けないで」
「楽しみにしてるね」
と応援してくださったのが嬉しかった。

店頭に並んでいる商品化された
商品を見た時の
上司の横顔はずっと忘れません。

涙が出る程、嬉しかったです。
あの時、諦めなくて本当によかった。

だけど、やっぱりこの商品化は、
私と上司だけの力ではなく、
「それ、いいね」
と私たちの思いに乗っかってくれた
方々の支えのおかげで作れたものだと、
今でも思っています。

誰かの夢を笑わないこと

「それやる意味あるの?」
と言われた時は
すぐに答えられなかったけど、

花屋さんがやろうと言ってくれた。
他の会社も一緒にやろうと言ってくれた。
お客さんがデニムのブーケを買ってくれた。
アルバイトメンバーが
デニムのブーケを買ってくれた。

私と上司の想いが
少しでも、誰かに届いたかもしれない。

自分たちの企画が形になったことが、
結果的に「やってよかった」
と思えました。

花屋の店長さんが「それ、いいですね」
と言ってくれなければ、始まらなかった。

営業の途中で、
もしかすると心が折れていたかもしれません。

「もう辞めよう」
と本当に辞めてしまっていたかもしれません。

「自分たちのやろうとしていることは、
 形にならないんだ」
と諦めていたかもしれません。

ですが、たった1人でも、
「それ、いいですね」
と言ってくれる人がいるというのは、

『期待に応えたい』
『もう少しだけ、頑張ってみよう』
と踏ん張る原動力になることを学びました。

それぞれのものさし

自分が「いいな」と思う夢を話した時、
皆それぞれものさしが違うので
その夢の小ささや大きさは分かりません。

だからこそ、
相手が冗談で夢を話しても
小声で自信無く夢を話しても、

笑わないこと。
否定しないこと。


「それ、いいですね」
と私が花屋さんに言ってもらったように
今度は私が、

「それ、いいですね」
と言ってあげられる人になりたいです^^

\経験は財産/

今日も記事を読んでくださり、
ありがとうございました(・v・)/



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