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日常的なストレスとうまく付き合い、常に自分のパフォーマンスを保つ方法

記事を読んでいただきありがとうございます。
従業員のメンタルケアと強みを引き出す心理学で、経営を支援する重光咲希です。

新型コロナウィルスの影響により、現在はこれまでよりもさらに、日常的なストレスがかかりやすくなっている状況です。

そのような過酷な中でも仕事や家事を毎日取り組んで行かなくてはいけず、ストレスを溜め込むことでうまく自分の力が発揮できずに、それがさらにストレスになるという負のループに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、
「日常的なストレスとうまく付き合いながら、常に自分のパフォーマンスを保つ方法」についてお伝えします。

❶ストレスとは

[ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。医学や心理学の領域では、こころや体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。]
(※1厚生労働省:こころの耳)

❷ストレッサーの種類


・物理的ストレッサー(暑さや寒さ、騒音など)
・化学的ストレッサー(公害物質、薬物、酸素など)
・生物的ストレッサー(細菌、ウィルスなど)
・心理・社会的ストレッサー(人間関係、仕事、家庭の問題など)
ストレスの原因となる、主なストレッサーは上記の4つがあります。

「新型コロナウィルス」は生物的ストレッサーの分類に入るでしょう。

このように、ストレスの原因となるストレッサーには、様々な種類があります。
内容も自分で対処できそうなものから、酸素やウィルス、気温など自分で対処するにも限界があるものまであるのです。

❸ストレス反応


ストレッサーによって引き起こされた、ストレス反応は主に3つに分けられます。
・心理面:イライラ、不安、モチベーションの低下、気分の落ち込みなど
・身体面:腹痛、頭痛、目の疲れ、食欲低下/増加、不眠など
・行動面:集中できない、飲酒/喫煙の増加、不注意によるミスなど
これらのストレス反応は、心理・身体・行動面が重なり合って現れることが多いです。また、ストレス反応が長引いてしまうことは心と健康のためによくありません。

ストレスを感じてしまうことは、自分の努力でコントロールできる点とできない面が複雑に絡み合っているため、”感じない”ようにすることは難しいでしょう。

しかし、ストレスと上手に付き合っていくための対処方法はあります。

❹すぐできるストレスへの対処法

ここでは、ストレスとうまく付き合っていくための対処法を2つお伝えします。

①ストレス感情を自分の中からアプトプットする
ストレスを感じている時、不安やモヤモヤがあると、思考がそのようなネガティブ感情で埋まってしまい、思考の幅が狭くなってしまいます。そうなることで、普段なら自然に判断できることや考えられることができず、「どうしていいかわからない..」と思考の負のループにはまってしまいます。

ですから、そんな時はストレス感情を自分の中からアウトプットすることが大切です。
具体的には、
・信頼できる身近な人に”話す”こと
・ノートやPCに”書き出す”ことがあげられます。

アウトプットする過程で、整理されたり、客観的に捉えることができて、思考に幅がうまれるため”ストレス”に思考が囚われなくなります。

思考に幅ができると、解決策を考えられたり、ストレスの原因に対しての捉え方が変化したりするのです。

ストレスへの解決策が決まったり、ストレスへの捉え方が変わりストレスではなくなったら、ストレスとうまく付き合い、対処することができたと言えるのではないでしょうか。


②自分のコントロールできるところに目を向ける
ストレスとうまく付き合っていく方法として、大切なのは「自分のコントロールできるところに注目すること」です。気候やウィルス、などはどうしても自分でコントロールして対処することは難しいですよね。そんな時には、「自分のコントロールできることに注目すること」がとても重要になります。

気候やウィルスなどの外部要因を取り除いたり、変えることは難しいですが、自分の行動は自分で決めることができます。

ストレス反応は、心と身体からの「ストレッサーに押しつぶされそうになっているよ。。」という自分からの”たすけて”のサインです。

そのサインを受け取ったら、「自分のコントロールできるところに目を向けて」精一杯自分を労ってあげてください。

あなたが心地よいと思う音楽を聴くことや、気分転換に運動すること、好きなことをすること、満たされているなと感じることをすることなど、あなたがあなたのためにできることをしてあげてください。
(飲酒や喫煙の増加はストレス反応の一つですのでその行動をとり続けることは、後々あなたの健康を害するためあなたを労っていることにはなりません。)

参考文献
※1厚生労働省/こころの耳

❺まとめ

今回は、ストレスとうまく付き合いながら、常にパフォーマンスを保つ方法についてお伝しました。ストレスは、自分でも気づかないうちに溜まっていき、ふと気づいた時には大きすぎる不調となって現れることもあります。
現在は、これまで以上に自然にストレスが溜まりやすい状況です。この記事があなたが少しでも早く自分の不調に気づき、対処できることに繋がりますと幸いです。

私はフリーランス心理師として、企業様向けに従業員のメンタルケア(ストレスチェック/カウンセリング/社員研修実施)・従業員エンゲージメント向上のサポートを行っております。すべての施策は、企業様の社風や理念に合わせたオーダーメイドでのご提案です。


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重光咲希/SHIGEMITSU SAKI
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