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記事一覧

毎日超短話606「夜明けのかけら」

まだ薄暗い空から、夜明けのかけらが落ちてきた。ベランダに。そのかけらが、そろそろ明けます…

yuhi(ゆひ)
3日前
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ひとを好きになるのには時間がかかるけれど、そうでなくなるのには...

とぼんやり思う真夜中

変わらないものなんてないのだけれど
少し寂しいね


〜時間は流れていくし、人も流れていく。
 変わらずにはいられないんだよ

    江國香織『きらきらひかる』

nana
1か月前
61

詩 「ふたり」

あれは四月 井の頭公園へ向かう道 ふたりで歩いた 初めての春 未来は遠く いつか いつか…

ms11
1か月前
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詩133/ 詩の繭

何も見えない 漆黒の夜道を 何も見えない 光の海の中を 前が見えない 土砂降りの中を 目を…

上水春信
3か月前
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詩 「親子の台本」

学校から帰宅した健二 居間にカバンを下ろし キッチンの母をチラ見 熱心にネギを刻む母 おか…

ms11
3か月前
61

詩 「夜のために」

夜が暗いのは 見えないものを見せるため 夜に月が浮かぶのは 遠い記憶を照らすため 夜が沈黙…

ms11
3か月前
67

【SS】パの活用 〜剛の将来〜

「剛、トイレのドア、また開きっパじゃん!」 蝶芽子は大きな声で剛を睨む。 「ごめん、次から気をつけるよ」 剛はそそくさと台所に移動する。  剛の後をつける蝶芽子はまた大声を出した。 「お茶の容器、また出しっパじゃん!  ちゃんと冷蔵庫に戻しておいてよね」 「ごめん、悩みごとをしてて、気が付かなかったわ」と剛は項垂れる。 「また、何か悩んでるの?」 「うん、決して日和ってる訳じゃないんだ。  でも、俺はこのままではいけないと、就職を考えてるんだ」 ぴえん、と剛は泣き出

詩 「かっこ」

ず、 ず(噛) ずっとまえから好きでした(照) 私と付き合ってください(死) ありがとう(…

ms11
4か月前
71

詩 「消えたノート」

ある日のこと ぼくがいつものようにnoteに来ると その人はすでに姿を消していた その人は ぼ…

ms11
4か月前
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11月の全短歌75首

1 しあわせとしあわせを混ぜ合わせます しあわせだけのファーストバイト 2 優しさと優しさを…

yuhi(ゆひ)
5か月前
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【掌編】ある閉ざされたトイレの個室で

 剛がトイレの個室に閉じこもって、もう3時間になる。  蝶芽子はトイレのドアの前で問いか…

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夢で逢えたら*孤独な時間旅行

もし 小学生のあなたと出会ったら 先生があなたに毎日手を上げ続けても そんなに歯を食いしば…

野原 綾
6か月前
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愛って #詩

ぼくの思う 愛って 野に咲く花の ような愛だと 思うんだな ※動画です

若林明良
7か月前
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にゃにがにゃんだか

詩 | にゃにがにゃんだか やまねあきら(さく) ニンゲンって不思議ですにゃ~ わたしにゃんて ただご飯を食べて お友達と はにゃして にゃんコロリするだけで しあわせですにゃ~ 生きがいにゃんて言われましても こまるだけですにゃ~ ご飯食べて にぇて たまにチョイと エ○チもするけど それ以外はとくに にゃにもしてにゃいですにゃ~ にゃつは日陰でにゃんコロリ 今は日だまりでにゃんコロリ それだけで楽しいですにゃ~ ニンゲンが スマホにゃるモノを見て にゃいたり