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梅干しを救いたい私の「ずぼら梅干しレシピ集」

「梅干し離れ」という言葉を耳にしました。

梅干し好きとしてはすごくショックで「消費する以外に、私にも何かできないか…」と思って、こうやって記事を書いています。


私と梅干しの付き合い

私の中で梅干しは「真っ赤で、顔がくしゃくしゃになるくらい酸っぱいもの」です。

夫くんは私と暮らすまで梅干しはそんなに好きではなく、食べることも少なかったらしいのですが、一緒に暮らすようになって好んで食べるようになりました。

(彼が食べる時の顔、めちゃくちゃ面白いです。目が飛び出るんじゃないかと思うほどにまんまるになるんです。箸の先でちょびっと梅干しをつまんで食べるだけでそうなってしまう挙句、しばらく酸っぱさの衝撃が続くのか、「顔が戻らない…!!」と言っています。)

現在、我が家の梅干しは、現在3種類あります。

ひとつは夫くんが漬けてくれたもの、ひとつは母が漬けてくれたもの、それと、ピックルスの白干し梅干しです。

夫くんが漬けたものと母が漬けたものは塩分が13~15%くらいですが、ピックルスのものはなんと20%!

私好みの強烈な酸っぱさで、昨日食べた時は表面に塩の結晶が生まれていました。

週に3回は梅干しを食べる他、食欲が無い時、疲れた時にも食べます。

ということでここからは「私がよく作る梅干しを使ったずぼらレシピ」をご紹介。

料理がものすごく好き!という訳じゃなく、「楽に美味しい料理を食べたい」というずぼらな気持ちで料理をしているので、今回ご紹介するレシピも、どれも「ずぼらで簡単」なものになっていると思います。


意外とイケる?!「卵かけご飯に梅干し」

週に3回は食べます。(昨日も食べました。)

醤油を少し控えめに入れた卵かけごはんに、梅干しを手でほぐしながら入れ、スプーンで全体と馴染むように混ぜたら完成の、THEずぼらご飯。

これに家にあるものでお味噌汁を作って食べる、というのが、私のいつもの昼食です。

しかし卵かけご飯に梅干しを入れる、という人はあまり居ない模様。

夫くんもなぜか怖がって食べてくれませんが…、梅干し好きとしては、一度は試してみて欲しい食べ方です。

梅干し入り卵かけご飯に、さらにとろろをかけたり、納豆をトッピングするのも個人的には大好きです。


即席みそ汁や豚のみそ漬け焼きにも!「梅干し味噌」

梅干し×味噌は、美味しいです。

最初にご紹介した記事でもご紹介している、梅干しと味噌の組み合わせ。

私の祖母が作ってくれる味噌おにぎりには必ず梅干しが入っていたので、この組み合わせに外れは無い!と思っています。

梅干し味噌は大人になってから、祖母の味噌おにぎりをもっと手軽に食べたくなって、私が個人的に作り始めたもの。

作り方は簡単で、たたいた梅に好みの量の味噌を混ぜるだけ。

あとはご飯に載せるもよし、お肉に塗って焼くもよし、お湯で割って即席みそ汁にしても◎

小ねぎや生姜を足して、カリッと焼いた厚揚げに載せてもいいかもしれません。


春にぴったり!「梅干しの炊き込みご飯」

普通にご飯を炊く準備をしたら、炊飯前に梅干しを2つか3つ加えて炊くだけです。

ご飯が炊きあがったら梅干しが全体に散らばるように混ぜたら、なんとも春らしいカラーのご飯が完成。

炊く際にお好みで醤油を足してみたり、鶏肉を足してみたりしてアレンジしても美味しいと思います。

これをお弁当箱に詰めたり、おにぎりにしたりすれば、いつもとちょっと違う、華やかな春のお弁当があっという間に完成。

もちろん炊きあがったご飯にほぐした梅干しを混ぜてもいいかと思いますが、炊く時に入れると全体へ香りと味がよく馴染むので、今回はこちらをご紹介しました。

深めのお茶碗にこのご飯とお醤油をひとたらし、お好みで海苔を少々、それから顆粒の和風出汁少々を乗せ、お湯をかけてお茶漬けにしても美味しいと思います。

それと先ほど紹介した卵かけご飯もオススメです。


タレにも使える!「梅ドレッシング」

市販の梅ドレッシングでは酸味のパンチが物足りない…と思ってしまう私なので、梅ドレッシングを使いたい時は自作します。

鰹節と一緒に細かくたたいた梅干に醤油(風味付け)、みりん(ペースト状の梅をのばすために入れます)を加えて混ぜるだけ。

これだけで美味しい梅ドレッシングの完成です。

サラダにかけるのはもちろん、ワカメと和えたり、豚しゃぶなど肉料理のタレとしても◎

冷ややっこや千切りにした長芋との相性も抜群です。


疲れて何もしたくない日にオススメ!「梅にゅうめん」

あまり食欲がない時に作るのが、梅にゅうめん。

うどんや素麵など、好みの麺を茹でたら水で締めずにそのまま丼へ。(もちろん締めても◎。私がずぼらなので、締めないだけです。)

そこにめんつゆを好みの濃さになるように入れ、お湯を注ぎ、最後に梅干しを乗せる…たったこれだけの料理?です。

卵かけご飯同様、こういう粗食が私は大大大好き。

これを食べると食欲が戻るし、精神的にも元気になれるほっこりご飯。

疲れてしまって「料理する気力がないし、買いに行くのもめんどくさい…」なんて時にも重宝しています。


沢山野菜を食べられる!キュウリ、キャベツetc…の「梅和え」

キュウリ、キャベツ、白菜、長芋、大根、カブ…。

こういった白い野菜は、梅和えにもピッタリ。

野菜を食べやすい厚さに切ったら塩で揉み、水気を粗方出したらギュッとしぼって、粗目にたたいた梅と和えるだけ。(風味付けに醤油をひとたらししたり、鰹節を揉んで細かくして加えても美味しいです。)

沢山作ってストックしておけば普段の食事に気軽に野菜をプラスできます。

長芋やキュウリは袋に入れて綿棒でたたき、それから和えるのも◎

キャベツは千切りにしたり、ワイルドに手でちぎって作ったりすると食感が変わって楽しいです。


豚肉やゴボウで!「梅干し入り煮物」

最後にメイン料理のご紹介。

100mlくらいのお水を入れた鍋に、豚肉(100gくらい)とゴボウ(適量。一口大に切るか、たたいて一口大にしたものがオススメ。)を入れ、あれば鰹節、なければ和風顆粒出汁を入れて10分ほど煮ます。(ゴボウに火が通ればOK。)

そこに醤油、みりん、酒を各大さじ1ずつ、それから粗目にたたいた梅干しを入れて、水気が飛ぶまで中火で煮たら完成です。

ゴボウ単体でも、豚肉単体でも、豚肉を鶏肉に変えて作っても美味しく作れます。

晩御飯のメインでも、お弁当おかずとしても使えて便利なので、こちらもよく作るレシピです。


梅干しが無いと生きていけない!!

私は梅干しが無いと生きていけない人間です。

生活必需品といっても過言ではなく、会社員時代、京都に単身赴任していた時も冷蔵庫には必ず梅干しがありました。

人生で冷蔵庫やキッチンに梅干しが無かった日は無い、と断言できます。

私は色んな梅干しを知っているわけじゃないし、梅干しに詳しい人でもありません。

だけど「梅干しが好き」という気持ちは変わらない。

だって私は、梅干しと一緒に育ってきたんだから。

今回は私がよく作る「ずぼら梅干しレシピ」をご紹介しました。

この記事からもし少しでも梅干しに興味を持ってくださったり、「食べようかな」と思ってくださる人が居たら、とても嬉しいです。

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