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人間の満足度は変化量で決まる

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「人間の満足度」について解説します。

KOUMI100

私は10月9日(土)にKOUMI100というウルトラトレイルランニングのレースに参加しました。

走行距離175km(1周35kmの周回コースを5周)
累積獲得標高7,200m
制限時間36時間

毎年完走率は40%前後と非常に過酷なレースです。

私は今回で4回目の参加となりました。
過去2回完走し、1回棄権をしているので2勝1敗。しかし前回の2018年は4周目の途中で体調不良により棄権したため、今回はリベンジをかけて臨んだのです。

ここ数年、9月10月は大きな台風が上陸したため、2019年はレース中止、また2020年は開催されたものの、大雨のため多くの選手がリタイヤを余儀なくされました。

そのため、私にとっては3年ぶりのレースに。

また昨年からはコロナウイルスの影響で、アウトドアスポーツであるトレイルランニングの大会もことごとく中止となり、私自身も100マイル(160km)の公式レースは2年ぶりとなりました。

そのため、今回のKOUMI100には強い決意をもって参加を決めたのです。

完走したのに悔しい

今回は天候に恵まれ、これまで参加した中で最も良いコンディションでレース当日を迎えることとなりました。

この夏は比較的トレーニングを積めていたため、内心ではこれまでのレースの中では最もいい記録が出せるのではないかと期待していました。

ところがレースが始まってみると、2周目までは予定通りのタイムで調子良かったのが、3周目になると急に体が重くなり、足が動かなくなり、途中で何度も止まるはめに。

タイムも予想よりも1時間以上遅くなり、正直前に進むのも厳しい状況となったのです。

しかし、4周目からはペーサー(伴走者)がついてくれることになっており、何とか先に進むことができました。

そこからはペーサーの力もあり、4周目、5周目を走り切ることができ、目標32時間からは1時間半以上遅れてゴールとなりました。

ゴール後は、仲間やfacebookの友人から祝福の言葉をもらい、また私も非常に苦しみながらゴールしたことから、喜びを感じましたが時間が経つにつれ、私の中では悔しさがこみ上げてきたのです。

それは

「自分が成長している気がしない」

からでした。

今回のレースで私は8回目の100マイルレースを完走したことになります。

おそらく100マイルレースに参加したことが無い人からしたら、完走するだけでも常軌を逸した行動に見えるでしょう。

ところが私の場合は、「完走」だけでは既に成長している実感を味わうことができなくなっていたのです。

もちろん「完走」は一つの目標ではありますが、それはあくまでこれまでの力が発揮できれば達成可能な目標であり、自分の成長は無くても出来ることだったのです。

人間の満足度とは

行動経済学や認知心理学では

「人間の満足度は変化量で決まる」

という考え方があります。

今回のレースではこの変化量が小さかったため、私にとっては満足感を得ることができなかったのです。

そのため、どんどん悔しさが増し、満足感が薄れてしまいました。

まとめ

人間は基本的に変化よりも現状維持をしようとする生き物です。
(これは生物に埋め込まれている「ホメオスタシス」という機能の影響です)

ところが、「人間の満足度は変化量で決まる」という一見すると矛盾する性質が共存しています。

つまり、私たちが自分の人生に満足感を得るためには、意図的に大きな変化が起こるように自分の人生を設計する必要があるのです。

もし皆さんも自分の人生で満足感を得たいのであれば、自分の人生の変化量を大きくする必要があります。

それを意図的に起こさない限り、人生の満足度が高まることは少ないでしょう。

ぜひ皆さんも自分の人生の変化量が大きくなるように、設計してみてください。
(私もまた来年KOUMI100に出ている可能性は高いです^^)

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