sato

一息で書く日記、たまにエッセイ

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最近の記事

一円 2023/3/16

ここ最近いろんな場所で一円玉が落っこちてるのを見かける。大体は道端でたまに駅のホームとか。 通勤で乗り降りするバス停から職場までは距離こそ長くないが幅が狭く、職員たちは皆この通り道を一列になってせかせかと歩いているのだが、この道でも一円玉が落っこちているのにこの前気付いた。わざわざ拾うためにしゃがんだら後ろの人たちの邪魔になってしまうのではないかとか、たとえ無事に拾えたとしても落っこちた小銭を拾っているところを見られたら恥ずかしい人だと思われるのではないかとか、そんなことを

    • 3月に入りましたね 2023/3/1

      外で風が強く吹いている。消防署がサイレンを鳴らして防火を呼びかけている。こういうのは空気が乾燥する秋ごろにしている印象だったがどうしてこのタイミングなのだろう。強風で火が隣家へ移るからだろうか、昔の日本って木造家屋に火が簡単に乗り移って一件の失火が街全体にまで広がりかねなかったって話はよく聞く。さっき美容師さんに外は風強かったですかと聞かれたとき深く考えずに普通でしたよと答え、強いていうなら昨日から暖かくて花粉が飛んでるみたいですねと付け加え、話は取り止めもなく先々週降った雪

      • 港の音 2023/2/27

        昨晩はYouTubeで「港」のBGMを再生したまま寝てしまったせいか奇妙な夢を見た。私は睡眠を呼ぶために「焚き火と鈴虫の鳴き声」「海の波の音」「雨の降る音」といった環境音を聴きながら寝ることがあるが、その音のイメージが夢に現れることがしばしばある。 こんな夢だった。 母親との船旅を終えて、私は船室に置いた荷物をまとめている。船といってもそこは昔通っていた学校の校庭と繋がっており当時の同級生や先生たちもいる。 支度を終え、扉を開けると昔何度かデートしたことのある女の子が寂しそ

        • 昔行った水族館 2023/02/20

          当時4歳くらいだったからもう二十年以上も前になるかな。

        一円 2023/3/16

          時間を泳ぐ 2023/2/4

          昨晩、大学時代の友人と三人で居酒屋で飲んだ。 以下、備忘録___ 鰯料理をあつかう飲み屋で華金を満喫した。この店では南蛮漬けも天ぷらも竜田揚げも具材は鰯。日本人好みの味つけでどこか懐かしさがあった。とても美味しい。他にも鮮度の高い魚を取り扱っており、運ばれてくる品の数々は豊富な味の連続。中でも南蛮漬け、ピリ辛砂肝は私好みの味でおかわりしたくなった。ここは大学時代の友人の行き付けだったそうで、素材としての魚の可能性を広げてくれる素敵な飲み屋だった。 華金らしい華金を過ごした

          時間を泳ぐ 2023/2/4

          一月の写真 2023/1/29

          見てきた景色です

          一月の写真 2023/1/29

          日記 2023/1/19

          なんとまあ慌ただしい日々。たまに右のこめかみ付近がズキズキするけれどとても休める状況じゃないから耐える、何も感じていないことにする。明日と週明けは代休日で休む予定だったけれど休むどころか土曜日出勤もほぼ確な勢いで仕事が降ってくる。 ここで一句。 大量の仕事に取り掛かるまでの道のりが長い午後8時 どうでしょうか。これは仕事あるあるだと思うんだけど忙しいときに限って面倒な別件の仕事が降ってきてようやくやろうと元の仕事に取り掛かるころにはすでに辺りは暗くなっている。 ヒドラ

          日記 2023/1/19

          一体何が起こるのだろうか・・・ 2023/1/11

          今読んでいる本によると、自身が置かれている状況を一歩引いた目線で眺めると受けるストレスを減らすことができるらしい。試しに今日の私と上司のやり取りを第三者目線で回想してみる。 打ち合わせスペースで静かに絶望する二人__ 上司「明日の有識者会議、出れそ?(とても申し訳なさそうに)」 私「はい。大丈夫です(あ、終わった…)。」 上司「ちょっとしんどいこともあるかもしれないけど、〇〇(私)さんにお願いしたい。今後の経験にもなると思うから。」 私「まあ状況が状況ですもんね。はい。よろ

          一体何が起こるのだろうか・・・ 2023/1/11

          主演はあなたなので 2023/1/9

          スマホをいじってたら電車を乗り過ごしてしまった。 慌てて停車した駅の反対ホームへ向かって走り出す。乗り過ごしなんてプライベートですら滅多にしたこと無いのにましてや仕事でやってしまうとは随分と注意力が散漫になっている。急いで乗った電車の中でNAVITIMEを検索すると今乗っている電車だと集合時刻に間に合わないことが判明する。地理的に最も近い場所で降りてそこのタクシーを拾って目的地へ直行することにした。急ぎでお願いしますなんて朝から急かすような事を言ってしまい運転手には申し訳ない

          主演はあなたなので 2023/1/9

          元旦に書く予定だったこと 2023/1/3

          いつの間にか時刻は午後10時を過ぎている。さっきまで格付けチェック見てたのになぜかもう1月3日になっている。何か大きな力によってタイムワープしちゃったのかな。元旦にはnoteに投稿する予定だった文章を怠慢により一文字も書いておらずこのままでは企画倒れになってしまう。嘆いてもしょうがないのでまずは年末に書いたメモ帳を開き、書く予定だったものを確認する。 3は、どういうこと…? ひとまず順番に書いていく。 1.2023年の目標 コロちゃん次第みたいなとこあるけど何事も「上手い

          元旦に書く予定だったこと 2023/1/3

          日記 2022/12/29

          朝、洗濯物をベランダに干した。青空が澄み渡っていて富士山がよく見えた。 私が溜まった皿を洗っているあいだ、ルンバは床を掃除する。 お気に入りのポケットラジオを流していたけれど、水道からはジャージャー水が出てルンバはギュインギュイン駆動音を鳴らしているのでもう何も聞こえない。 部屋にある大きなビーズクッションを枕の代わりにしたほうが眠りが深くなることに最近気付き、昨晩もこのビーズクッションをベッドの上に置いて枕とクッションの中間みたいな使い方で寝た。元々は趣味の読書を存分に

          日記 2022/12/29

          白いラジオを買った 2022/12/20

          小型の白いポケットラジオを買った。 昨日まで宮古島で島旅ライフを満喫してた反動で静かな自宅が逆に落ち着かず、取り残されたかのような心の音頭を保つにはリアルタイムで喋る生きた声が聞きたかったのだ。 スマホから出力される高音質な音楽とは正反対に、このラジオから流れる音は安っぽい。だから、いい。そのくらいでいい。 宮古島で過ごした3日間。友人の結婚式に参列することが目的で、ダイビングとかシュノーケルとか島らしいプランは特段考えてなかった。学生時代の記憶をなぞるように宿泊先をゲスト

          白いラジオを買った 2022/12/20

          フライトまであと2時間 2022/12/17

          明日は大学時代の友人の結婚式があるから、今朝は式場がある宮古島へ前日入りするために早起きした。起床時間はなんと4時。 飛行機が発つのは12時だけど最寄り駅の羽田行き直通バスは運行頻度が少なく余裕を持って搭乗手続きを済ますには6時40分発のバスに乗らないといけないのだ。支度の時間を考慮すると一時間半前には起きておこう、でも数日家を空けるなら帰ってきたとき気持ちよくただいまって言いたいから部屋も掃除しておこう、30分くらい?、いや支度間に合うか?もうちょい早めに起きよう、、そんな

          フライトまであと2時間 2022/12/17

          楽しかったね!2022/12/10・11

          大学時代の友人が東京に遊びに来てくれた。 その備忘録として__ 目が覚めて、寝ている二人の姿をぼんやりと眺めていた。 はるばる長崎と北海道から来てくれた二人が私の家に泊まり、こうして目の前で寝ているという現実に実感が湧かず幻を見ているような感覚だった。 こんなことってあるんだな、幸せだな。 数時間後にはいなくなってしまうのかと考えると寂しい気持ちになった。 二度寝するのが勿体無くて、できる限り起きてようと決めた。 BGMで流していた音楽をこっそりカーペンターズに変えた。天気

          楽しかったね!2022/12/10・11

          いくらの水曜日

          水曜日はノー残業デーってみんなで決めたじゃん・・・ ここ数日は20〜22時ごろまで働いていてややお疲れ気味だったので、残業原則禁止の今日こそはとっとと帰ろうと意気込んでいた。のに、結局18時という微妙な時間で退社。定時が17:15なので45分というなんとも残業申請しづらい微妙な時間を犠牲にする。チリツモで見えない空白の残業が溜まっていく… 今日のこと。 朝起きてスマホを見ると、北海道に住む友人からイクラの塩漬けに挑戦した旨のLINEが入っていた。 北海道のスーパーには生筋子

          いくらの水曜日

          台風の匂い

          横殴りの雨や風が窓にあたり時折その音で目が覚めた。たっぷり水がいくように昨晩ベランダの室外機の上に置いたモンステラが倒れていた。 空気がこもり部屋が蒸し暑くならないように9月は基本窓を開けっぱなしにしているのだけど、断続的に訪れる暴雨風に踊らされ今日は開ける閉めるを繰り返していた。 夕方、本を読んだまま寝落ちしてしまった。ベッドのそばにある通気口から入ってくる涼しい風が心地よくてそれが一層眠気を呼んだ。防災行政無線のチャイムが聞こえたのは薄っすら覚えているからたぶん寝たの

          台風の匂い