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サウナ

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サウナ関連の雑記です。 健康やビジネスの話ではなく、普段のサウナがもっと楽しくなるような。行ったことがない人が少しだけ興味を持ってもらうような。そんななんでもない話です。
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記事一覧

タイムズスパ レスタに行った。

タイムズスパ レスタに行った。

タイムズスパ レスタ に行った。

池袋サンシャインの真横にあるビルの上。
タイムズが運営するスパだ。

サウナにハマり始めた頃、比較的近所なので行ったことあがある。浴槽が何個かとサウナがひとつ。シンプルな浴槽が、リゾート地のように装飾されている。

その時はまだ、サウナにハマりきっておらず整うという感覚がよく分からない状態で、色んなサウナに行っていた。
水風呂も入れなかった記憶がある。

レスタ

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おじいちゃんと相撲

おじいちゃんと相撲

3月。相撲の季節である。
まぁ、相撲なんて年間通してまあまあな期間が相撲の季節なのだが、とにかく相撲の季節なのである。

近所の銭湯に行っている。健康ランドをご贔屓していたが、徒歩十分にあるという先頭の魅力にどっぷりだ。
休む椅子もないから適当な場所に洗い場の椅子を拝借して座っている。お行儀は多分良くないが、常連さんがそうやって自由な位置を陣取って座っているからセーフなんだろう。

銭湯はその場所

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サウナエッセイのタイトルが決まらない!!

サウナエッセイのタイトルが決まらない!!

タイトルの通りだ。
タイトルをつけるって難しい。

毎記事毎記事、『よく読まれるのはこうでしょうか?』と投稿して『それ、読んでもらうタイトルじゃないですからー!ざんねーん!』と波田陽区に一刀両断される毎日だ。切腹。

そして私はnoteとは別にKindle用に、一冊に記事をまとめている。サウナエッセイを単行本サイズで読みたい。できれば、サウナ施設において欲しい。読んで笑って欲しい人がいるのだ。

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【解説】初心者向けサウナのイロハ。サウナを楽しむ手順をおさらいしてみよう。

【解説】初心者向けサウナのイロハ。サウナを楽しむ手順をおさらいしてみよう。

こんにちは。
日頃サウナエッセイを書いている長谷川サウナです。

ふっと、もしかしたらサウナに行ったことが無い人がいるかもしれない、と思い『サウナってどうやって入るのさ』という疑問を、サウナの入り方とサウナーが使う用語などに関して軽く触れつつ、一連のルーティンを探っていきたいと思います。

作中何度も書きますが、これは私の入浴のガイドラインであり、全てか全て皆様に当てはまる訳ではありません。
年齢

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やはりサウナに神様はいる

やはりサウナに神様はいる

以前、『サウナの神様』というタイトルでエッセイを書いた。『整う』ということになかなか辿り着けない(のだと思う)外国人の方と出会った話だ。

『整う』ってそんなに大事なことなのだろうか。要は自分が楽しくサウナと付き合えればいいと思う。私もサウナに通い始めてしばらくの間、『整う』という感覚がわからずにいたし、自分には『整う』という感覚がわからない時期もあった。それでもサウナには通っていた。楽しいから。

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【エッセイ】人類はまだ『それ』を言語化できない

【エッセイ】人類はまだ『それ』を言語化できない

『エモい』という言葉がここ数年とは括れないほど、長い間使われている。emotionalが語源で『感情が動かされた状態』という意味だが、今やセピア調の画像や、浜辺で数人が手を繋いでジャンプする写真と共に『エモいわwww』とツイートが上がったり、その反面ちょっと悪いことした瞬間にも『エモい』と言う言葉が使われる。
青春の1ページも武勇伝もかけがえのないものだとは思うが、それが果たして『エモい』なのだろ

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【エッセイ】おじさんはサウナの全てを許す

【エッセイ】おじさんはサウナの全てを許す

『サウナっておじさんのものじゃん。』

職場でサウナの話をした時に返ってきた第一声である。

これだけサウナブームが押し寄せているのに、まだサウナはおじさんのものだという考え方が残っているらしい。

サウナブームがくる少し前に、私はサウナの魅力にハマった。まだ、かるまるがガラガラだった頃、確かに耳の早いおじさんが多かった気がする。
アウフグースもなかったし、サウナ室内にはサウナストーブの音だけが響

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こたつから出た後、君は何を想う。

こたつから出た後、君は何を想う。

昨日、自宅の更新料を支払ったことにより今月はサウナに行けないと言う記事を書いた。

↓昨日の記事

本日、朝起きてからもサウナの欲は当たり前のように居座っている。ご飯の横に味噌汁があるように、ラーメンの横に餃子があるように、当たり前の顔をしてサウナの欲求がある。

記事でも先述したように、『サウナの欲が収まらなければコタツに全身を入れてみよう』と思った。
昨日足りなかったのは、開放感。
部屋の中で

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aikoが騒ぐので、ジャングルに踏み込むかもしれない。

aikoが騒ぐので、ジャングルに踏み込むかもしれない。

1月。皆さんは何を思い浮かべますか?

お正月、成人式、場所によっては雪、様々な答えがあるだろう。そんな問いかけから、今回のエッセイは始まる。

私にとって1月は『更新月』だ。
2年に一度の物件の更新。私は高確率でこれを忘れる。正確に言うと勘違いをする。
お正月が終わり、後半はスローペースで進む1月に心が弛んでしまい、ポストに更新のお知らせが入るまで、『確か更新は2月』と思い込むことが多いのだ。盆

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バスボムを入れて、世界を救う覚悟を決めた。

皆様のご自宅のお風呂にこだわりはありますか?
植物を置いたり、雑誌やタブレットを持ち込んだり。毎日の入浴が充実感に溢れると、明日からの気力がもりもり湧いてくるだろう。

私は一人暮らしである。駅から徒歩8分、ワンルームユニットバス。内装も綺麗で5万そこそこなので良い物件だと言えるだろう。
しかし、風呂場が狭い。皆様に問いかけたように、なにかこだわるとかの次元ではない。完全に、シャワーを浴びるためだ

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100ローの具なしペペロンチーノでしか、満たされない心がある

100ローの具なしペペロンチーノでしか、満たされない心がある

3年ぶりに友人とあった。年齢が8個下で、別に頻繁に連絡をとっている訳では無いが、お互いになにかのターニングポイントがあると、連絡をするような距離感だ。色んなものに対し視点の鋭いから好きだ。

「さっきのカップルさ」

新宿から、チーズダッカルビを食べに新大久保に歩く道すがら友人が口を開く。

「話を聞いてる感じだと、彼氏の方は誰でもよかったんじゃないかな。彼女じゃなくても。」

さっきとカップルと

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『推し事』という呪いについて

『推し事』という呪いについて

『推し事』という言葉を皆様、ご存知だろうか。

アイドルのオタクをやっていたことがある。
主にでんぱ組.incとlyrical schoolとMaison book girlを押していた。どのグループも楽曲から入り、リリースの度に地域を奔走し、メンバーとの交流をしてきた。前回仙台に来たのも、元でんぱ組の最上もがさんのトークイベントに参加するため、深夜バスに乗って訪れたのが初めてだった。

当時の私

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サウナと大寒波

サウナと大寒波

仙台のサウナに行った。2022年の初サウナは、仙台のアーケードの中に構える、事務と併設型のサウナだった。

東京を離れ、寒さとサウナの恋しさに襲われ、やっと作れた時間で訪れたサウナはそれはそれは良かった。だが、これはサウナ単体の話であり、全体像で見ると、不完全燃焼だった。

仙台は寒い。今年は例年稀に見る大寒波が来ていて、「こんな寒い中可哀想に」と仙台市民から哀れまれた。しかし、サウナーとはしぶと

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天国のドアを叩く

天国のドアを叩く

2021年 12月31日

私は仕事で仙台に向かう。東京に勤務する私は、年末年始の地方応援に選ばれた。選ばれたというか自ら立候補したのだ。年始明けには一日、観光する時間があると聞いていたが、『地方応援の詳細』と書かれた2枚のA4用紙には、最終日まで店舗勤務と記されていた。

私はワクワクしていたのだ。
初詣も、牛タンも、仙台うみの杜水族館も。

雪がふりつもる仙台に、給料も手当も出ず、観光もできな

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