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捨てるもの自体を減らしたい。ドイツのゴミ捨てシステムに憧れる。

モノを買うと、大抵の場合ゴミが出る。

服を1着買う。下げ札、それを止めていたロックス(紐)、サイズシール、パッケージや紙台紙など。

お菓子を一つ買う。大袋、割れないように使われているプラ製の仕切り、個包装。

ああ、これを捨てなくてはならないのか。と、時々嫌気がさすのは私だけだろうか。

我が家のゴミの量

私の住んでいる地域は週に3回、可燃ゴミの回収がある。プラごみの分別はないので、可燃ゴミに含まれる。資源ゴミ回収は週に1回。近所のスーパーに行けば、常時トレー類やペットボトル等の回収が行われている。

昔は、15リットルの袋で3回、ゴミ出しをしていた。週に45リットル分のゴミ排出である。

いま現在、ゴミ袋は10リットルのものしか使っていない。これを週に3枚使うので、実質30リットル分の可燃ゴミを排出していることになる。

昔に比べると1週間で15リットル分少ない計算になる。一人暮らしをしていた頃と同じくらいだと思うので、まぁまぁ少ない方なのではないかと思う。日によっては10リットル袋でもかなり余裕が出る時もあれば、10リットルではちょっときつい時もある。通販等を利用した際に出る緩衝材を捨てなくてはならない時は、ゴミが少ない日に分けて捨てるようにしているので、20リットルのゴミ袋を使うことは滅多にない。

我が家のゴミの出し方

特別何かしているわけではないが、可燃ゴミの量を少しでも減らしたいので、資源ゴミで出せるものは全て分別している。

プラごみの分別はない地域だが、スーパーの回収ボックスで透明プラ容器やトレーの回収が常に行われているので、週に1回は持っていく。食料品を購入した際に出る包装系のゴミはフィルムやラップ類を除いて殆ど「ゴミ」にはなっていない。

間違っても「燃えるから」とお菓子の紙箱や卵のパッケージ、お肉が乗っていたトレーなどを可燃ゴミにはしない。

資源ゴミ(紙、衣類、缶瓶ペットボトル、食品トレー)は分別して出す。

フィルムやお菓子の袋などは小さくぎゅっと縛って、かさが出ないようにしている。お茶やコーヒーの出涸らしは、しばらく干して水分を飛ばす。ゴミを燃やす際に一番困るのは水分で、水分が多いと燃えない→燃料を投下しなくてはならなくなる、という事実を知ってからはなるべく乾いた状態で捨てるようにしている。

いま現在、できることはやり尽くしているように思うのだが、生ゴミを捨てるときにちょっと心が痛むのである。これ、どうにかできないだろうか?と。

ドイツのゴム捨てシステムに憧れる

生ゴミ処理について考えさせられたのは、この記事を読んだとき。

記事中のリサイクル+コンポスト率が一番高いドイツのゴミ捨て事情に興味がわき、さらに調べたところ、非常に分かりやすい記事を見つけた。

ドイツでは生ゴミを資源として捉え、生ゴミを回収して堆肥・バイオガス化しているのだという。可燃ゴミ中で一番厄介で、それでいて一番資源になり得るのは、生ゴミなのだ。

この記事を読み、我が家でもどうにか生ゴミを減らすことができないかあれこれ考えたのだが、現状は生ゴミ乾燥機で水分を限界まで飛ばして軽くするところまでな気がする。庭がないのでコンポストを導入しても堆肥の利用先がないので、コンポストの導入はできなそうである。

コンポスト、意外に安いのである。

生ごみ処理機購入の際、助成金を出してくれる自治体があるとのことで調べてみると、私が住んでいる地域でも助成金制度があった。が、今年度の申し込みは終了してしまっていた。

ゴミの量も、できる限りミニマルにしたい生ゴミ乾燥機を導入するとしたら来年度、それまでに設置場所などをよく考えようと思う。




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