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2歳半で2語文が出てこなかった 息子の発達②

こんにちは、さわりかです。
このnoteは、一時は発達障害を疑われた息子との関わり中で、得た知識、日々の子育ての悩みや感じたこと残しておきたいという想いから始めました。

今日は、息子の発達の相談で受診した際に「グレーゾーン」と言われたことについてのまとめてみました。こちらの記事は前回の続きになります。

前回の記事はこちら

お時間がある方はどうぞおつきあいください。


3.言葉の遅れ?

幼児教室のお友達

 息子と2人きりになる時間を作りたい。子育て支援ヘルパーに支払っているくらいの料金で何か息子のためになることを、と思い幼児教室の体験に申込ました。こちらの幼児教室は母子(父子)同室で3~4組の親子が一緒に受けるでかたちでした。また下の子がいる場合は、レッスンの間は託児を利用できました。体験の際には、息子も集中して取り組んでいる様子が見られたので、他の幼児教室は見学せずにこちらの入室を決めました。
 4月になると「年少前クラス」になり、4~5月生まれの生徒と一緒にレッスンを受けることになりました。それまでは、早生まれの男の子と一緒にレッスンを受けていたため、流暢に話す同学年の子どもを見て「〇〇君や〇〇ちゃん4月生まれの子は、お話するのが上手だなぁ」と感じる程度でいした。
 その後、新しく11月生まれの男の子が同じ教室でレッスンするようになり、彼も挨拶で「名前、誕生日、好きな〇〇」をお話できていることに感心すると共に息子ができていない(2語文を離さない)ことへの不安が募っていきました。

4.言葉の相談と小児科の受診


言葉の相談

 コロナの影響でお友達に会う機会や支援センターのイベントが中止になったりと同年代の子どもと接する機会がなくなってしまい、2語文を離さないまま2歳半になっていました。このことを相談できるところはないかと考え、親子イベントで頻繁に利用していた子育て支援センターで「言葉の発達に関する相談」ができる日を調べ、その日に来館しました。そこでは、息子の普段の様子を話したり、実際に息子が支援センターで遊んでいる様子を見ていただき、次のようなアドバイスをしていただきました。

【なんでも先回りしない(気が利かない親になる)】
例)飲み物編
①飲み物をあげる際に、どちらか選択できるように2種類の飲み物を用意する(お茶と牛乳など)
②「どっち飲む?」と聞いて用意した飲み物を見せ、答えられたら5秒以内に入れて渡す(答えられるまで待ってあげる)

例)抱っこ編
①手をあげて「抱っこ」のサイン送ってきてもしない
②「抱っこ?」と聞いてみて「抱っこ」と答えられたら抱っこする

 これらを繰り返しながら、
〇〇(して)ください」(→何にでも応用できるからだそうです)
を言えるようにトレーニングしました。例えば、飲み物なら「牛乳ください」抱っこなら「抱っこしてください」が言えるようにトレーニングしていきました。この際に、パパ(夫)にも協力してもらうようにアドバイスされました。
 このトレーニングのおかげなのか、息子が話したいと感じたタイミングだったのかはわかりませんが、1か月後には「~(して)ください」を言えるようになり、(私の復職のためにこども園に入園して1ヶ月後)の2歳9ヶ月には、3語文も話すようになっていました。

小児科の発達相談で「グレーゾーン」

 息子の言葉の悩み以外にも普段の様子から気になっていることがいくつかありました。

・目線が合わない
・落ち着きがない(手をつないでお散歩できない、親を気にせず走っていいってしまう)
・動画(Youtube)などお気に入りのものを何度も繰り返し見たがる
・こだわりがあり(思い通りにいかないと)癇癪がひどい

 また、これらのことをネットで調べれば調べるほど「発達障害」と結び付けて、息子のことを見るようになっていました
 この頃、園選びの時期でもあり息子が予防接種や普段からお世話になっている小児科の先生が発達に関して専門でありことを知り、「発達相談」として受診しました。そこで、両親の口頭による検査(おそらくM-CHAT)を受けたところ、スコアがボーダーラインのいわゆる「グレーゾーン」と告げられました。
 先生からはその検査でわかる障害(「広汎性発達障害」や「ASD」)の説明を受け、詳しい検査(新版K式発達検査)を予約するために先生が外来の担当をしている大きな病院を改めて受診するように言われました。
 後日、改めて受診した際に、発達検査は予約がなかなか取れないため、息子が3歳を過ぎた後に検査が受けられるように予約をしていただきました。
《予約時は2歳7ヶ月でした》

 当初の予定では、私は育休取得中の職場で復帰し半年で退職して夫の転勤先に戻ることになっていました。しかし、発達障害の「グレーゾーン」と告げられたことで

・私が精神的に不安定になっていたこと
・言葉のトレーニングにより発語が増えていること
・入園したこども園のクラスが少人数(7人)であったこと
・自治体の3歳児検診が3歳4か月(次年度)に予定されていたこと

を総合的に考慮して、私の心の安定のためにも実家で両親の助けを得ながら、仕事を続けることになりました。結果的に、家族4人で過ごしていた頃と比べてたくさんの大人に囲まれて過ごすようになったこと、こども園に通いだしたことも影響したのか、息子の発語はどんどん増えていきました。

 仕事に復帰したことで1人で過ごす時間ができたこと、母と息子の子育てのしにくさを共有できたこと、仕事で長時間子どもたちと離れている分、限られた時間で深く関わることができるようになったことで、精神的にも安定してきました。
 その頃、学びのツールとしてVoicyという音声コンテンツを知りました。中でも、ワーママはるさんの番組の中で紹介されていた「コーチング」が仕事や子育てに活かせるのでは?と感じたこと、またモンテッソーリ教師あきえ先生のモンテッソーリ教育に沿った子どもとの関わりに強く感銘を受けたことがきっかけとなり、もっと深く学びたいと思うようになりました。


「コーチング」や「モンテッソーリ教育」については、また触れていきたいと思います。



ここまでお読みいただきありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。

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