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SDGsビジネス分析⑤『虎屋本舗』

こんにちは。
最初に嬉しい出来事があったので報告です!
というのも新年早々、SDGsのビジネス分析に関係する本執筆の
お手伝いを行いました。また書籍化されたら報告します!

今回は、2018年広島SDGsビジネスコンテスト優秀賞、第2回ジャパンSDGsアワードの特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞した「虎屋本舗」について分析していきたいと思います。また今回からはビジネスモデルも入れていきます!

▪概要
 虎屋本舗では地元生産者や高齢者、子供たちといった多様な地域コミュニティーの担い手を巻き込んだ郷土文化の継承と瀬戸内ブランドの創生を行っています。具体的には、高齢者活用を目的として熟練の職人(高齢者)を離党や山間部地域に派遣して、地域の子供から高齢者と共に菓子を作る出張菓子事業を行っています。これからは、他島を巻き込んだ「瀬戸内キャラバン菓子折り」づくりとマーケット開拓を行っていく予定です。高齢者と子どもでつくる循環型郷土文化継承を通じて、瀬戸内という島と山に囲まれた場所の風景や匂いを感じ取れる(瀬戸内ストーリー)を作りだし、それを商品として全国の消費者に提供することを目指しています。

詳しくは以下のURL、虎屋本舗HPのSDGs活動をご覧いただければと思います!   https://www.tora-ya.co.jp/info/column-20181110

まず、このビジネスの2030年に関する考え方をGISで整理してみます。

次は、このビジネスの2020年までに向けた短期的なビジネスモデルをNABCで整理します。

最後に、虎屋本舗が2020年までに掲げるビジネスモデルを見える化したのが以下の図です。ピクト図解を使っています!

▪私の意見
 高齢化社会が加速する中で、その問題を解決できるプラットフォームを作ろうとしているのが、素晴らしいと思いました。特に、高齢者にしかできない仕事を作りだすことで、生きがいを創出しているところもかなりいいなと思います。世界のあらゆる国で、日本同様高齢化社会が進んでいくので、高齢化問題解決のシステムを構築し、日本は世界の羅針盤になってほしいです。その第一歩がこの虎屋本舗の事業だと私は思っています。


次回も引き続き、SDGsビジネス分析を行いますので、これからもよろしくお願いします! 

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