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運用レポート2020.9.26

    • 運用レポート2020.9.19

      週間為替市況 週明けの月曜日よりドルは売られた、その反面株価は底堅く推移 またこの日は実質首相選挙の自民党総裁選があり菅官房長官が圧勝その直後に日経平均は買われたが失速。 米株価指数は引き続き底堅く推移した。 ドル円はズルズルと値を下げ、寄り付き時には106円台をなんとか維持していたものの、結局105円ミドルまで下落。 また欧州では「EU は英国によるユーロ建てデリバティブの決済業務(所謂クリアリング)へのアクセス決定を延期」と英国の国内市場法案への報復とも取れる姿勢を

      • 運用レポート2020.9.12

        週間為替市況 寄り付きからドルは買われた、その後も堅調な日経平均株価を横目にドル円は底堅かったが、欧州時間に入ると、 ジョンソン英首相が声明で「EU との自由貿易協定(FTA)交渉は 10 月 15 日までに結論を出す必要がある」「10 月 15 日までに合意に至らない場合、英国と EU はそれ(FTA 合意が無いということ)を受け入れ前進する必要がある」と方針を発した。 こちらを受け英国と EU のFTA 交渉決裂への警戒感からポンドやユーロが売られたが、ドル円への影響は

        • 運用レポート2020.9.5

          週間為替市況 寄り付きよりドル反発 先週、安倍首相の辞任を受け大きく売られていたドル円に買戻しの動きとなった 「菅官房長官が自民党総裁選に出馬の意向」という報道が週末にあり、現安倍政権の政策が当面は維持されるとの期待からドル円も買われ、日経平均も買われた。 菅官房長官、安倍首相の後継選ぶ自民総裁選に出馬へ-共同 ‐Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-30/QFUVDOT1UM0W01 そ

        運用レポート2020.9.26

        +11

          運用レポート2020.8.30

          週間為替市況寄付きよりドルは売られた 新型コロナウイルスの血漿療法を米食品医薬品局(FDA)が緊急認可 新型コロナの回復期血漿療法、米FDAが緊急使用許可 –CNN https://www.cnn.co.jp/usa/35158544.html また、「トランプ政権は英製薬大手アストロゼネガなどが開発中のワクチンに対し緊急使用許可を検討」と報道があり、株価は寄付きより大きく買われた。 ドルはリスク回避のドル買いが後退し売られる事となった その後、NY タイムに入ると一転、ド

          運用レポート2020.8.30

          運用レポート2020.8.22

          週間為替市況 週明けはリスクオフとなった 寄り付きこそ穏やかだったが、これといった好材料に恵まれず、先週から追加経済対策に対する米政権と野党民主党主導部との協議が依然として停滞しており、NY タイムに発表されたNY 連銀製造業指数が予想15.0に対し結果3.7と大幅に予想を下回りドルと共に株式市場に売りが入った また、米商務省のファーウェイに対する事実上の禁輸措置強化の動きから、米中対立激化すると受け取られ戻りも非常に悪かった 米国、ファーウェイへの禁輸措置強化-半導体へ

          運用レポート2020.8.22

          週間運用レポート 2020.8.15

          週間為替市況 寄り付きは穏やかだったが、日本勢が祝日で不在のため日中はドル売りとなった。 欧州時間に入ると先週末にトランプ大統領が署名した失業給付の増額を含めた追加経済対策の大統領令を市場は好感。株価は上昇しドルも買われドル円は一時 106.10 台まで上昇。 その後は、米中対立激化懸念や大統領令への一部不満もあり、こちらが相場の重しとなり株価もドルも売られ、ドル円は再び 105.70 円台まで下落。 トランプ氏のコロナ対策は「州に過大な負担」 協議再開を=与野党知事

          週間運用レポート 2020.8.15

          週間運用レポート 2020.8.8

          週間為替市況 寄り付きは穏やかだった。 東京仲値では先週の流れを汲みドル買いとなりドル円は一時 106.40 円台まで上昇 欧州時間には EUR が買われたかとによりドルに押しが入ったが、NY タイムに入ると与野党の溝が懸念されている米経済対策案が紆余曲折あるものの最終的には妥結するだろうとの期待から株が買われドルも買われた 更にマイクロソフトが中国系動画投稿アプリの「Tiktok」の米国事業の買収交渉を進めているとの報道があり、同社の株は大きく買われ各指数の押し上げ材料に

          週間運用レポート 2020.8.8

          運用レポート2020.8.1

          週間為替市況 先週の流れそのまま、寄り付きよりドル売りとなった 米中対立の激化に加え、米国での新型コロナウイルス感染再拡大が止まらない事から、この週の FOMC でも FRB の緩和政策が引き続き支持され長期化するとの思惑からドル売りを誘発 更に先週合意に至った EU の 7500 億ユーロの復興基金への期待からユーロやポンドといった欧州通貨も買われ、こちらもドルの上値を抑えた。 一方株式市場は堅調に推移。 上記FRB の緩和路線継続と先週共和党内で合意に至った1兆ドルの追

          運用レポート2020.8.1

          運用レポート2020.7.25

          週間為替市況 今週の寄り付きは止まらない米国の新型コロナウイルス感染再拡大を受けリスクオフスタート株価は下がり、リスク回避のドル買いとなった。 ドル円は東京仲値で107.50台まで上昇。このプライスが今週のドル円の高値となった。 その後、先週から難航していた EU の新型コロナウイルスによる経済立て直しのための復興基金の合意に向けて、返済義務無しの 7500 億ユーロの条件から返済義務無しは 3900 億ユーロ、低利子貸付 3600 億ユーロと折衷案を提案したことから合意に

          運用レポート2020.7.25

          運用レポート2020.7.18

          週間為替市況 寄り付きよりリスクオン。 先週末の株式市場の流れを汲み新型コロナウイルスワクチン開発への期待と、今週より本格化する決算発表への期待から株価指数は殆どの市場で上窓を開けて寄り付いた。 珍しくドル円が日経平均と連動欧州時間には 107 円台に載せた。 NY タイムに入ると更に急伸。 Nasdaq 指数は欧州時間以降、史上最高値を毎時間更新し続けた。 ところが、ちょうど為替のロンドンフィックス時に心理的節目の 11000 ドルで史上最高値を達成すると、一気に反転。 大

          運用レポート2020.7.18

          運用レポート2020.7.11

          週間為替市況 週明けより世界的な景気持ち直し期待からリスクオン また、中国株の MSCI(モルガンスタンレーキャピタルインデックス)への組み込み比率上昇観測から上海株が上昇。各国株価指数は連れ高となり株価を一層押し上げた。 NY タイムに発表された ISM 非製造業が 57.1 と景気の良し悪しの目安となる 50 を大きく上回ると戻りを試していた株価は再度上昇。 ドル円も寄り付きこそ上げたものの、リスク回避のドル買いが後退すると下げに転じ 107 円前半まで下落。 翌火曜日

          運用レポート2020.7.11

          運用レポート2020.7.4

          週間為替市況 月曜日の寄り付きは若干弱かったが、一日通してほぼリスクオンとなった。 NY タイムに発表された 5 月の米住宅販売保留指数が前月比 44.3%増(予想 19.7%)と 2001 年の統計開始以来最大の伸び率を記録。 こちらを受け株価が大きく上昇。 このところなかなか無かったがリスクオンのドル買いが入りドル円も大きく買われ 107 円前半から 107 円後半まで大きく値をのばした。 ただ続かず、リスクオン局面でのドル需要低下というこの相場の特色は依然として残ってい

          運用レポート2020.7.4

          運用レポート2020.6.27

          【週間為替市況】 今週は何とも慌ただしい一週間となった。 寄り付きからリスクオン 先週末に下値を模索していた株価が反発。ナスダック指数は再度史上最高値を更新。 また、一か月前に独憲法裁判所が「ECB資産買い入れプログラムの必要性を証明できなければ独連邦銀行は3か月以内に国債買い入れを停止する必要がある」との見解を示していたが、独憲法裁判所が判事の交代を予定していると報じられ、先週売られていたユーロに買戻しが入った。 また、先週心配されていたEUの新型コロナウイルス感染拡大に対

          運用レポート2020.6.27

          運用レポート2020.6.20

          週間為替市況】 寄付きは穏やかだったが、東京市場のスタートと共に株が売られドル円も売られた。 一時106円台まで突っ込んだ。 とことろが、夜間になるとFRBがセカンダリー・マーケットコーポレート・クレジット・ファシリティ(SMCCF)を通じて企業の社債買取を開始すると発表され株価の持ち直しと共にドル円も持ち直したが、このFRBの発表を受け市場はリスクオンになりユーロやポンドも買われたため、それがドルの重しになりドル円の持ち直しは限定的となった。 翌火曜日、相場は短時間で上下

          運用レポート2020.6.20

          運用レポート2020.6.13

          【週間為替市況】 今週の寄付きは穏やかに始まった。 夜間に入ると一転今週のFOMCで「イールドカーブコントロール(YCC)が議論される可能性」との報道を受け、ドル売りが入る。 更に全米経済研究所(NBER)が」2020年2月から米国の経済的な不況が始まり、過去最長だった128ヵ月に及ぶ経済拡大が終了した」と発表。 こちらを受けドル円の下落は加速した。 ドル円は値を下げ、109円ミドルから一気に108円前半まで下落。 事実上のリセッション入り断言だが、不思議な事に株価への影響は

          運用レポート2020.6.13