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野球を愛していれば、プレーする国は関係ない。38歳の元巨人ドラ1村田透投手がチェコで新たな挑戦へ。WBCで爽やかなプレーを見せたチェコ。村田投手の第一球が楽しみ

元巨人のドラフト1位投手で、メジャーリーガーでもあった村田透投手が、チェコでプレーする決断をした。チェコと言えば、昨年のワールドベースボールクラシック(WBC)で爽やかな戦いぶりから評判を集めた国。38歳右腕にとって、ふさわしい新天地だろう。野球を愛していれば、年齢もプレーする国も関係ない。村田投手の活躍を応援したい。

村田投手は2007年のドラフト会議で、巨人から大学・社会人1巡目で指名されて入団。期待されたものの1軍登板なしで、2010年に戦力外通告を受けた。

この後、海を渡り米国へ。マイナーリーグで経験を積み、2015年にインディアンスに昇格。わずか1試合とはいえ、メジャーのマウンドに先発登板した。

2016年のシーズンオフに日本ハムと契約。異例の「逆輸入」という形で日本野球界に戻った。日本ハムでは2017年から5シーズンプレー。通算8勝を挙げた。

その後はオーストラリア、ドイツなどでプレーし、世界各地で投げたことになる。そして新たな舞台にチェコを選んだのだ。

チェコの野球と言えば、昨年のWBCが忘れられない。ほとんどの選手たちは別の職業をしながらの「兼業選手」。日本とも1次ラウンドで対戦した。その試合で初回に先取点を奪い、3回表まで1-0とリードした。

結果的には日本に2-10と敗れたものの、爽やかなプレーは日本のファンにも強い印象を残した。

野球をこよなく愛する者たちのいるチェコ。38歳になっても野球をしたい村田投手。野球好き同士がボールを追う。村田投手にとって、ぴったりの舞台ではないだろうか。

村田投手は自身のインスタグラムに「また新たなチャンスをもらえたのはすごく感謝しています。初めての国に行ってできるのは今からワクワクが止まりません」とコメントを綴っている。

チェコのフロッシ・ブルノというチームでプレーする村田投手。日本ではなじみのない球団だが、村田投手が活躍すれば、その名は日本で有名となるだろう。

野球を愛する者ならば、プレーする国は関係ないはずだ。新天地での村田投手の第一球が楽しみだ。

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