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アンチエイジングに一石!年齢を重ねる楽しみ…「スロービューティー」

 <私、もうおばさんだもん>
声の方を振り向くと、高校生!?
それを聞いた私はギクッ!
 
実年齢よりもはるかに若く見られる女性を「美魔女」ともてはやす時代です。
美的価値としてアンチエイジングが中心に位置しているのはまだまだ否めない。

その一方で「人それぞれ、年それぞれの美しさ」を追求する
「スロービューティー」という考え方があるのを知りました。

スロービューティーを提唱する駒沢女子大学教授・資生堂客員研究員の石田かおりさんです。

しわが取れる、たるみを引き上げる……。新しい化粧品が発売され、その効果が宣伝される度、多くの女性がアンチエイジングのプレッシャーと戦っているのではないだろうか。「教えて!goo」にも「アンチエイジングについて」をはじめ、山のように相談が寄せられているが、そこには老化への恐怖も感じ取れる。しかし、年齢を重ねたからこその魅力や表現もあるはずだ。

画一的な美的価値とルックス重視の世相を批判的に捉えた『「見た目」依存の時代』(原書房)という著書(※石井政之さんとの共著)がある駒沢女子大学教授・資生堂客員研究員の石田かおりさんは、15年前から、「人それぞれ、年それぞれの美しさ」を追求する「スロービューティー」を提唱している。


■人生の後半を楽しくする考え方
「『年それぞれの美しさ』という考え方も欠かせない」
■その年齢にしかできない表現がある
「外見のことに限りますが、年を取るということは価値が下がることだけでしょうか」と問い掛ける。
「その年齢にしかできない表現があるはずです。それが『年それぞれの美しさ』です」(石田さん)
「毎年毎年その年齢にしかできない表現を積み重ねて生きていくことができれば、それは楽しい人生になるだろうし、10年後の自分はどんな姿が素敵なのか楽しみになりませんか。『年それぞれの美しさ』は、個人の中での美の基準の多様化なのです」(石田さん)

■日本発信で素敵なシニアファッションを

石田さんは「日本は世界有数の高齢社会ですから、素敵なシニアファッションを世界に発信できるようになるとカワイイだけでないテイストでますます世界から尊敬される文化になることでしょう」と期待する。(武藤章宏)

一人ひとりがそれぞれ違う個性をキラキラと輝かせて生きるって素敵ですね。

前向きになれる素敵な記事と出会えました(^^♪

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