京都府内の石造物㉑:延命寺五輪塔、層塔

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名称:延命寺五輪塔、層塔

伝承など:なし

所在地:京都府木津川市山城町椿井


JR奈良線上狛駅から北に数百メートル行った椿井の集落にある延命寺には、鎌倉時代の石造物が二基ある。

そのうち境内の西端に建つ五輪塔は、鎌倉時代後期の作で、同じ木津川市の泉橋寺の五輪塔とよく似ており、同時期に同じ石工集団によって造られたものであろう。

層塔も相輪が欠損しているが、鎌倉時代後期の作である。


なお、JR上狛駅周辺は、山城国一揆の中心となった国人・狛山城守の屋敷跡とされ、現在も上狛環濠集落と呼ばれるこの地域は、周囲を堀で囲まれ中世の面影を残している。

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集落の中にある西福寺は、狛氏の菩提寺であり、境内には狛氏の墓所とされる石塔群(下の写真二枚目)がある。

その中には、戦国時代末期の当主で、織田信長に味方した狛秀綱の墓(下の写真三枚目)もあり、狛秀綱の没年である天正十二年銘を刻む陽刻五輪塔碑である。

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日本国内の石塔・石造物に関する記事と、歴史ドラマ・映画のレヴューを中心に書いています。

京都府内の石造物

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