心境の変化

なにも期待しないことがいちばん穏やかだってこと
20歳の私は知っていたかな


よっぽど辛く悲しいことがない限り
笑っていればいいんじゃないかと思っている。
思うようになったから、
最近はよく笑う。


口角をあげるだけで柔らかく、
なんでも許せているように見える
脳も錯覚するらしいよ


はしゃいでも心の奥ではなにも感じず、
だれにも期待せず、
ふわふわの寝顔と好きな食べ物と、
その場の素敵な会話だけで生き延びる。



心の奥はずっと、つめたく渇いている。
なにを聞いても、どんなに好きだと言われても、
だから、なに?



だれにも期待していないのに満たされているから、深い繋がりはいらない。
そういうことになったのか。



あなたのことは好きだけど、
同時に、ある瞬間、とても嫌いになる

そんな自分を嫌いになる


すべての矢印がこちらへ向けばよかった


悪者になりたくない。
私は悪者になりたくない。

だから会えない


もっとなんでも、どうでも良くなったら
また会えるよ
でも、優等生だから 私は。


今は一度、すべてを手放したい。
矢印がこっちに向いていない人はぜんぶ切って
ひとりになってしまえよ。

大丈夫、なんとかなるよ。



なんにも期待していないんだから
きっとこの先ふたりきりになれなくても、
恋がなくても構わないでしょ?




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