Share Study

あそび、ゆらぎ、むすぶ―Share Study( https://share-stud…

Share Study

あそび、ゆらぎ、むすぶ―Share Study( https://share-study.net/ )の公式アカウント。編集長としちるの最前線活動ノート( https://note.mu/sharestudy/m/mf26ad93d2503 )を月1~3回更新中!

マガジン

  • 教養系ラジオStudy Talk

    学問を題材に、沈黙されていることがらを語り起こしていく教養系のラジオ。「Share Study」を立ち上げたとしちるがパーソナリティとなり、毎月ゲストを迎えて二つのキーワードをもとに語り、学び合います。

  • Share Studyの思想β

    Share Studyが描く「人と知のコミュニケーション」を成り立たせている、編集長としちるの思想についてまとめています。未完。

最近の記事

  • 固定された記事

「βという未完であり続ける」―noteをはじめるにあたって

ども!Share Study代表のとしちる(@ture_tiru)です。 今回、改めてnoteにてShare Studyの投稿をはじめることとしました。今現在、「本日のシェアスタッ!」と題して、平日の夕方以降にFacebookでメンバー個々の学びを投稿してもらっているものを、このnoteに移すという形で。 Share Studyも構想を始めてから丸2年が経ってしまいました。2年も経てば、上手くいったこともあれば、上手くいかなかったこともたくさんあります。改めて18年4月か

    • ADVENT CALENDAR 2019の特設ページ完成

      今年、唯一、ある程度準備を進めていたADVENT CALENDAR 2019の特設ページを作成!して力尽きてしまっていた。今回の特設ページ、シンプルだけどこれまでWeb制作で培ってきた技術がいい感じで活かされている。ちょっとウキウキした気持ちなのでぜひ見てみてほしい。 昨年のADVENT CALENDARは初開催ということで、テーマを設けずに実施に踏み切った。今年は(実のところあまり趣旨は変わっていないが)、「日常の視点が思わずゆらぐ学習・活動秘話」と銘打ったテーマだ。以下

      有料
      100
      • 「ゆらぎ」の技法とADVENT CALENDAR

        突然だけど、このShare StudyのStudy Noteを書くテンションをどうするかですごく悩む。そして、書けない。というのも、これまでShare Studyに注いでいたエネルギーの大部分を自分の研究活動に割り振っているようになってしまったので、とりたててShare Studyについて書くことがめっきり減ってしまった。 さて、どうするかと頭の中にはずっと引っかかっていたが、先日、大学事務で特別研究員として勤務されている方とサシ飲みをする機会があり、「きれいに作り上げよう

        有料
        100
        • 嫌気がさすことと「ゼミっぽさ」

          最近、Share Studyについてほとんど何も進められることなく(ADVENT CALLENDER 2019の準備は順調)、ひたすらバイトと読書と論文執筆にエネルギーが割かれている。 とにかく、インターネットに何か書く気が起こらない。理由はさまざまだが、二つあげる。一つは、知識・経験が広がった結果、自分自身が問題意識を掲げることに対する対処がメディアを介しては起こりえない、むしろメディアを介して「悪化」する現象(主にTwitter)に嫌気が指していること。もう一つは、かと

          有料
          100
        • 固定された記事

        「βという未完であり続ける」―noteをはじめるにあたって

        マガジン

        • 教養系ラジオStudy Talk
          Share Study
        • Share Studyの思想β
          Share Study

        記事

          ACADEMIC PARTY 2019、「7 Studies」をやります。

          2019年7月23日(火)、筑波大学すぐそばにあるコワーキング「Tsukuba Place Lab」で久々のACADEMIC PARTYをやります! 以下、Facebookのイベントページをそのまま抜き出し。後に雑記。 - - - - - - - - - Webメディア『Share Study』が主催しているシェアスタゼミのメンバーを中心に行うのは「ミニポスター発表」です。 今回のACADEMIC PARTYのテーマは、「学びの流儀」! ゼミメンバーの「学び」に対する

          有料
          100

          ACADEMIC PARTY 2019、「7 Stud…

          「ごく普通の人」

          人は環境に否が応でも大なり小なりの影響を受ける、という考えを和辻哲郎の『風土』の勉強をした際に強く意識するようになった。というわけで、湿気に少し気分をやられる今日このごろ。 今日、ふと目について追いかけてしまった記事の発端がこちら。 ジャーナリスト石戸諭さんの書いた百田尚樹さんに対する記事に対し、ジャーナリスト(と括りきれないが)の津田大介さんが朝日新聞に出した批判的な記事に対する言及を外野的に見る記事が上記のものだ。 石戸さんの元記事はこれらの議論をきっかけにネット上

          有料
          100

          「ごく普通の人」

          地域志向教育実習プログラムSUIJI-SLPの記事編集を振り返って

          約半年、編集のお手伝いをしながら作り上げてきた記事群をついに公開できた…! 高知大学の地域志向教育実習プログラム「SUIJI-SLP(スイジ)」に参加した同大学農学系の小林くん(@nougakuto_tetsu)から持ちかけられ、始まった記事がこちら。 「書いてみたい!」という声かけからはじまり、紆余曲折を経ながらも最後まで記事として出来上がったことだけで個人的にはとてもうれしい。 遠隔で連絡を取りながら、面と面で向き合っての校正ができないのは思っていた以上に大変だった

          有料
          100

          地域志向教育実習プログラムSUIJI-SLPの記事編集を振り返…

          “平成最後”に考える「大学」―ウニヴェルシタスづくりをしていくべし!

          2018年度末、明治大学にて「大学フォーラム 大学の危機をのりこえ、明日を拓くために」が行われた。 大学の危機をのりこえ、明日を開くために というキャッチフレーズが掲げられ、識者4名のプレゼンとパネルディスカッションがなされたイベントで、次回の日程(6月16日)も決まっており、今後も継続的な取組をしていくとのこと。 そこにShare Study代表の僕こととしちるも参加したが、周りを見渡してもほとんど若者の姿は見受けられなかった。以下の連続ツイートでは、若手が参加してい

          有料
          100

          “平成最後”に考える「大学」―ウニヴェルシタスづくりを…

          Study Townプロジェクト「プレシェアスタゼミ」を終えて―概要と実施背景

          2018年度に「人と知のネットワーク化プロジェクト」として「Share Studies」をShare Study内に設けた。Share StudiesではShare Studyに関わりを持った方を中心に「ポートフォリオ」と「テーマ記事(所属する組織や活動についての紹介)」を書いてもらっている。 Share StudiesはShare Studyサイト内で情報発信を可能にすること、言うなれば「オープン化」をする取り組みで、Share Studyの中でも恒久的なものにしていくプ

          有料
          100

          Study Townプロジェクト「プレシェアスタゼミ」を終えて―…

          Share Studyの事業母体となるShare Cultureを創設―代表としちるは個人事業主になりました。

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          Share Studyの事業母体となるShare Cultureを創設―代表としちるは個人事業主になりました。

          マガジン限定

          Share Studyが喚起する「視養運動」―視点を養った先にある行為について

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          Share Studyが喚起する「視養運動」―視点を養った先にある行為について

          マガジン限定

          noteではじめてShare Studyをご覧いただく皆様へ

          Share Studyは「人からはじまる学問の見える化」を旗手に2016年9月から開設されたWebメディアです。代表を務めるのは、主に社会文化コミュニケーション論を専門としつつ、サイト製作や編集業務を行う青山俊之こと、としちる(@ture_tiru)です。 Share Study本サイトにおいてもはじめての方に向けたページを用意してあります。ぜひこちらもご覧ください。 noteの立ち位置noteでは代表としちるの『Study Note』をはじめ、より軽やかに情報発信する媒

          noteではじめてShare Studyをご覧いただく皆様へ

          Share Study 2018振り返り&2019以降の展開―つくり続けるために進む道について

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          Share Study 2018振り返り&2019以降の展開―つくり続けるために進む道について

          マガジン限定

          研究と批評の関係―Share Studyの立ち位置の問題

          この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

          研究と批評の関係―Share Studyの立ち位置の問題

          マガジン限定

          Study Talk vol.5―工学屋、国と市民に挟まれた市役所職員の困難を垣間見る

          ❏Study Talkとは 学問を題材に、沈黙されていることがらを語り起こしていく教養系のラジオ。「Share Study」を立ち上げたとしちるがパーソナリティとなり、毎月ゲストを迎えて二つのキーワードをもとに語り、学び合います。 ❏キーワード 工学×組織 ❏トークテーマ 公共機関における工学実装とその困難―市役所におけるチャットボット導入を例に ❏概要 Study Talk vol.5のゲストは筑波大学大学院にてサービス工学を専攻し、公的機関におけるテクノロジーの導入による「サービス改善」の研究を専門として行う村上遼さんです。全3回に分けて公開し、第1回目となるvol. 5-1は「市役所にて業務改善のためにチャットボットの試験導入」を行う中、国と市民に挟まれた実情とその困難を垣間見たトークをメインに収録しております。最終的には私的なものと、公的なものの境界線が溶ける今、人が生きる困難さについてという壮大な話に。下部にピックアップ場面として時間と内容をまとめておりますので、気になる箇所からお聞きください! ❏スピーカー ◯としちる 日本サッカー協会に所属するコーチを目指して筑波大学体育専門学群を目指すも、受験前に父親が逃亡して宅浪生活2年間を送った後、国際総合学類に入学。タイにて日本語指導と留学も経験。専攻は言語人類学、専門はディスコース研究。全国47都道府県をめぐり、「これからの大学(学問×地域×教育)を考えるACADEMIC CAMP!」を主催。運営サイトは4つ、記事執筆数は250以上、「教養」をテーマに活動しています。 ▼としちるのプロフィール →https://share-study.net/toshitiru/ ○村上遼 筑波大学大学院 サービス工学修士2年。『世界を進めるIT界のBrainを輩出する』というビジョンのもとプログラミングサークルを立ち上げ、メンバーの技術力と人間力の向上をサポートする傍ら、立ち上げた会社で企業のWebコンサルなどを請け負っております。現在はつくば市役所に導入するチャットボットを開発中。人と話したり、人の可能性を妄想するのが好き。TOEFL iBT101。カナダに3年滞在経験あり。 ❏ピックアップ場面 ~03:42 導入&自己紹介(学部生での研究―病院待ち時間の短縮化と現場でのすれ違い) 03:42 修士の研究―市役所との共同研究における業務改善に向けたチャットボットを導入する理由・背景 05:57 市役所へのチャットボット導入における現場の困難―クレームに困っている 08:28 日本人はコミュニケーションを取る上で「ウチ・ソト・ヨソ」を作り、「ウチ→ヨソ」へ厳しいまなざしを持つ文化的傾向がある 09:32 経営工学を学ぶ上で「組織」として動いている中で考えていること 10:13 ①三方良し(経営者・提供者・消費者):バリュープロフィットチェーン 11:40 バリュープロフィットチェーンは「経営」というフレームワークで公的機関にはそのまま当てはまらない? 13:34 市役所「◯番の"お客様"」―"行政", "サービス"―私的・公的の境目が溶けていく世界 15:06 プログラミングサークル『Brains』―自分自身が「組織」を運営する上で考えていること 16:24 フリーライダー問題―「箱を作っても人はそう思うように上手く動かない」 17:30 産業組織論(組織における心理学のようなもの)の知見―PEFIT:PersonalityとEnvironmentをフィットするものを用意する 18:45 PEFITの考えが村上の考えと合わない部分―箱の「自由度」をどの程度にするか 20:26 "自由"が強調されがちだけどある程度の"規律"って必要だよね 21:03 "人間"の難しさ―どうやって人と生きていくか

          Study Talk vol.5―工学屋、国と市民に挟まれた市役所職員の困難を垣間見る

          Study Talk vol.5―工学屋、国と市民に挟まれた市役所職員の困難を垣間見る

          Study Talk vol.4-2―ぶつかり合い、練磨し合うコミュニケーション

          ❏Study Talkとは 学問を題材に、沈黙されていることがらを語り起こしていく教養系のラジオ。「Share Study」を立ち上げたとしちるがパーソナリティとなり、毎月ゲストを迎えて二つのキーワードをもとに語り、学び合います。 ❏キーワード 政治×テクノロジー ❏トークテーマ ぶつかり合い、練磨し合うコミュニケーション ❒Study Talk vol.4-1―エストニア現地で暮らして考える電子政府事情 https://note.mu/sharestudy/n/ncb6fc2d9e89c ❏概要 「打ち合わせなしで話そうぜ」という掛け声とともに収録されたStudy Talk vol.4は収録時間が1時間を越え、二回に分けて公開!ゲストスピーカーはエストニアで「電子政府」に関する研究を行っている神長広樹(タリン工科大学電子政府学科)。パーソナリティーとしちると同じく、筑波大学国際総合学類出身の同期でもあります。神長は学部時代にもエストニアの2つ下に位置するリトアニアに留学していた際、先進的に電子政府としてその仕組みを実装化しようとする様を目の当たりにし、大学院での継続した学びを続けています。 vol.4-1の前半では「電子政府」に関する紹介と雑談からはじまりましたが、vol.4-2の後半では「そもそもStudyのTalkってもっとぶつかり合って深めていくものだよね」という話から、現代社会に対するそれぞれの意見をぶつけあう展開に。 最下部に掛け合いのきっかけとなるセリフとその時間を明記しています。興味のところからぜひお聞きください! ❏スピーカー ◯としちる 日本サッカー協会に所属するコーチを目指して筑波大学体育専門学群を目指すも、受験前に父親が逃亡して宅浪生活2年間を送った後、国際総合学類に入学。タイにて日本語指導と留学も経験。専攻は言語人類学、専門はディスコース研究。全国47都道府県をめぐり、「これからの大学(学問×地域×教育)を考えるACADEMIC CAMP!」を主催。運営サイトは4つ、記事執筆数は250以上、「教養」をテーマに活動しています。 ▼としちるのプロフィール →https://share-study.net/toshitiru/ ○神長広樹 “文理融合”を謳う筑波大学国際総合学類のモットーを律義に守った結果、興味の幅が広がりすぎて専攻選択時に苦労することに。あーでもない、こーでもないの果てに、電子政府国家エストニアに出会う。電子(理系)、政府(文系)の分野を発見にEureka!と大げさに叫び、学類卒業後そのままエストニアの大学院へ。最近は、もっと数学を勉強しておけばよかったと独学中。フィナンシェを口に含みながら啜るコーヒーは神。  ▼神長広樹―e-Government/電子政府(AI and Government)  →https://share-study.net/sspf/kaminaga-h/ ❏ピックアップ場面 0:00 「Study Talk、もっとバチバチやっていいなって」 01:45 「学ぶコミュニケーションの中の"驚き"って重要」「学ぶ中で視野が"ゆらぐ"経験をするはず」 03:38 「今は知識、知見にならなくて"情報"になっちゃってる」「情報を読み解くプロセスが本当のところはあるのに」 04:09 「となると、必要なのは"適切な問"ですよ」 04:57 「問はさ、これまでで蓄積されてるんだよね」 06:13 「問と行為が磨かれていかないといけない」 07:53 「スマホあればなんでも知ってるみたいになっちゃう」 09:05 「今の時代はデータ取られちゃてるから、おすすめをどんどんレコメンドされちゃうんだよね」「そうすると、どんどん内々になってしまう」 10:00 「デジタルの情報とアナログの情報をどう使い分けていくか」 12:38 「Webの記事はタイトルが"見て見て~"って主張していくんだよね」 13:17 「なんとなくで考えるのやめちゃうとそれを動かしてる裏の人がいますからね」 13:57 「落合さんのデジタルネイチャーの世界観も半分そうでしょう?」 16:32 「違和感持っても違和感で終わってしまいかねない世界。すでに今パワーを持ってる人がそのパワーを行使できる世界。」 17:11 「所ジョージさんが言ってたんだけど、AIが反乱を起こしても、人類全員が"NO"と言えば、それを学習するのもAIなんじゃないか」 18:07 「やっぱ意志なんだよね。人間は意志を用いて決定していく存在。つまり、人間は価値判断をしていくんだよね。」 19:30 「僕らは大学院生で研究者としてのレベルは低いんだよね。だから、あーだこーだここで言ってもしょうがない側面もある。ただ、議論していくための"問"を持たないといけないし、どう引き継ぎつつ、向き合うのか、といったプロセスを"今ここ"でしていかないといけない」 21:32 「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る by ヴォルテール」 22:00 「Study Talkもそうなんだけど、単にぶつかり合いで終わってしまうのをどうにか再構築できないのかなってのが俺の問なんだよね。」 22:55 「マスメディアがしないのは"自己批判"なんだよね。」 23:20 「言及していく、連続性って大事だよね。点から線に、人がクロスしていって立体に、そして螺旋へ。」

          Study Talk vol.4-2―ぶつかり合い、練磨し合うコミュニケーション

          Study Talk vol.4-2―ぶつかり合い、練磨し合うコミュニケーション