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Hi There, It's Me!

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自分と向き合ったときに感じたこと、考えたこと。今まで気づかなかったこと、自分をもっと深く理解できたときを綴っています。
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流されるままの人生にピリオドを!

流されるままの人生にピリオドを!

私は誰の人生を生きているのだろう…?

ずっと長い間、心の中でその質問を繰り返してきた。

厳格な父のもとで、自分の意見を持たずに周りの顔色ばかり見て育った私。(弟や妹に言わせると、私は「やりたい放題やってきた姉」らしいが、そんなことはないない。笑)

人生100年時代の折り返し時点がすぐそこまで来ているアラフィフの今になっても、しっかりその後遺症を引きずっている。

いや、後遺症というよりは、現

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5度の方向転換

5度の方向転換

クルーズ船の総トン数は、大きさにもよるが、7万トンから18万トンだと言われている。

海に浮かぶ巨大な鉄の塊を動かすことは、そんなに簡単ではないということは想像できるかと思う。

今のクルーズ船は、60度の傾きでも転覆しないようにできているらしいが、それでもクルーズ船のような大型船の方向転換をするときは、5度ずつ、徐々に変えなければならないということを知った。

一気に5度以上転換すると、危険があ

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今の自分を受け入れる

今の自分を受け入れる

長~い長~い夏休みも終わり、今日(9月5日)から子供たちの新学期が始まった。

新しいスタートはいつもワクワクする。

「リセット」できるからだ。

だから、1月、9月、そして2月 (私の誕生日😁)はいつもやる気に満ち溢れる。

特に、決めた目標に達成できず失敗したときや、あるいは今の私のように敗北感に覆われているときは、新しいスタートに期待してしまうのだ。

考えてみれば、帳消しにして一から始

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私のものではなくなった日本語

私のものではなくなった日本語

去年の夏休み、4年ぶりに家族みんな台湾で集まることができた。

久しぶりに会えた日本に住む妹が、既に読み終えた数冊の日本語の本を持ってきてくれた。

その中の一冊、温又柔著作『私のものではない国で』。

著者より2歳年下の我が妹曰く、「すごく共感できた。」とのこと。

同じく在日台湾人として育った温さんが述べる、台湾にも日本にも属しない中途半端で曖昧なアイデンティティを持つ葛藤は、妹の気持ちを適切

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