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真摯に研修に臨んでもらうため、部下にかける言葉を考えた話

研修で衝撃的な先輩課長に出会いました。

真摯に向き合わない先輩課長と遭遇して『自分の1日の価値』を認識しなければいけないという気づき、記事にしました。

1日使って研修に参加しても手ぶらで帰ってこれるほど自分の時間は安くないと自覚することで、研修を『やっつけ』ではなく『学びの場』として臨むことが必要です。

研修に向かう部下にも同じ気持ちをもって望んでほしいので『君という優秀な人材を1日人事に貸すわけだから、代わりに人事から何かをもらって帰ってきてほしい』と声をかけるようにしようと決めました。

課長研修で取り組んだグループワーク

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普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。

先日『たるんだ課長を叩き直す!』という趣旨の課長を対象とした研修がありました。

そこでは『良いチーム作りをする課長とは?』をテーマとしてグループディスカッションがありました。

ある本を引用して『チームがよくなる好循環』のサイクルに自分のチームを乗せようというものでした。

好循環の部分は、ざっくり書くと

①チームの関係の質が良くなる
②関係がよくなると思考の質が良くなる
③思考がよくなると行動の質が良くなる
④行動がよくなると結果の質が良くなる
⑤結果がよくなると関係の質が良くなり・・

といった感じのものです。(ダニエル・キムの成功循環モデルというらしいです)

この循環モデルに則って『関係・思考・行動・結果』について現実と理想を書き出して、お互いに発表し合い気づきを得るというグループワークでした。

衝撃的な先輩課長の発言

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5人のチームで互いに考えを発表し合い、最後にチームとしてのコメントをまとめて全体に向けて発表するという流れに。

そこでファシリテーターをしていた先輩課長が『適当に空欄埋めて早く終わらせようよ』と発言し、適当に『関係・思考・行動・結果』の理想形を書き始めました。

せっかくチームがよくなる循環の話をしているのに、埋められていく項目は関連性のないバラバラなものばかり・・・

さすがにまずいと思い『今回の研修は好循環の話なので、関係が〇〇になると、思考が〇〇になって・・と関連を持たせたものにするべきではないでしょうか?』と提言しました。

するとその先輩から衝撃的な発言が・・

『そんな難しいこと言われてもわかんないよ』
『枠だけ埋めれば研修なんて終わるだろ』

衝撃発言を受けての気づき

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おそらくこの先輩課長は、研修が面倒くさい以上に『本当にこの循環モデルの意味が理解できないんだな』と気づきました。

つまり

研修は役に立たない!

と強がっているようで、実は

研修で言われていることが理解できていない

んだろうなと気づきました。

どうしてこんな状態になっているのか?

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先輩課長を小バカにしたいだけではありません。

この反面教師から何を学び、自分の部下を同じような状況に置かないことが課長としての責務です。

この状態を招いている大きな要因は大きく次の2つだと考察します。

原因①:会社が研修に本気ではない

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これはいつも記事にしている『大企業病』の部分です。

人材育成部が『研修をやった』という事実を残すためだけに研修を主催しています。

研修で得られたもののフォローもありません。正直研修中すべて寝ていても終わっていきます。

理解度チェックなんてありません。

だってそんなことして理解度が低いなんて結果が出てしまったら、人材育成部の仕事が増えるだけですから。

原因②:そもそも成長しようとしていない

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これも同様『大企業病』の部分です。

成長なんてしないでも、時期が来れば出世してしまうとんでもない会社の仕組みですから。

お金を稼ぐことが目的であれば、何もしないでも給料は上がっていくので成長する必要がありません。

『研修のために1日時間を取ったんだから手ぶらでは帰らない』という意思がないから研修で教わる内容を収めようという姿勢にならないわけです。

『1日時間を無駄にすることに抵抗がない』とう状態は、自分の時間に価値を感じていないのと同義です。

自分の時間に価値がないって恥ずかしいことですね。

教訓として何を得るか

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原因①の会社の体制は個人の力ではどうしようもありません。

ただ②で上げた『参加する以上は何かを持って帰らなければ!』という向上心だけは自分でコントロールできます。

もう一度自分の1日の給料額を見て、自分が1日遊んでいたら会社にどれだけの損害を与えているかを認識する。

自分の仕事に責任を持てば『どんなに研修の内容がしょぼくても何かをつかみ取らなければ!』という意識が自然に芽生えるはずです。

部下を研修に送るときにかける言葉

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自分自身は当然の事、自分の部下にも研修には真摯に臨んでもらいたい。

これを実現するために、今度からは部下が研修に行くときは

『君という優秀な人材を1日人事に貸すわけだから、代わりに人事から何かをもらって帰ってきてほしい』

といって送り出します。

まとめ

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今日は研修に真摯に向き合わない先輩課長と遭遇して『自分の1日の価値』を認識しなければいけないという気づきを記事にしました。

1日使って研修に参加しても手ぶらで帰ってこれるほど自分の時間は安くないと自覚することで、研修を『やっつけ』ではなく『学びの場』として臨むことが必要です。

そして、研修に向かう部下にも同じ気持ちをもって望んでほしいので『君という優秀な人材を1日人事に貸すわけだから、代わりに人事から何かをもらって帰ってきてほしい』と声をかけるようにします。


こちらの記事は似たテーマの記事を集めた『大企業のリアル』というマガジンにも登録されています。

大企業イメージと実情のギャップに悩みながら奮闘して改善を目指す姿を投稿していますので、もしよろしければこちらもご覧ください。

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