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美味しいお菓子が目的ですが・・・

働きかたは人それぞれ、特に暦通りか否かは学生時代の友人との関係性にも影響したように思います。
不精な私は、自ら友人と会うようなアポをとったり、まめに連絡をしないため、疎遠になりがちな方もいたのかもしれません。

私は、これまで暦通りに働いた経験は学校の教員をしたときくらいでしょうか。さらに言えば、学校には夏休みなど長期休みもあるので、1年間を平日のみ勤務するということは未経験と言っても良いかもしれません。

シフト制などのメリットは、数えきれないほどありますが平日しか営業していないところに出向きやすい。銀行などの窓口は現在はネットバンキングがありますが、まだメジャーではなかった時代にはとてもとても助かりました。そして、週末の混雑を避けて出かけられることなどは、週末に休みをとれるようになってから、景色の違いに驚いたことの1つです。

シフト制(短いときは1週間毎に決まる)のデメリットが、定期的な習慣が持ちにくいということでした。
幼少期から何らかのお稽古事をしていましたが、社会人になってから不定期なものは多少行きましたが、毎週決まった曜日と時間を固定してお稽古事をするのは断念せざるを得ないことが続きました。

フリーランスになり、自分でスケジュールをある程度決められるようになり始めたのが茶道です。とはいっても月に1度の数時間と限られています。
お察しの通り、お点前の習得度はほぼ皆無です。
しかしながら、先生のご持参くださるお茶菓子が美味しくて、月に一度のオアシスのような空間を楽しみにしています。

「細野さんは何をしに来ているの?」とやや怒られぎみなトーンで先生から問われた際には、迷わず
「先生が持ってきてくれるお菓子と、生徒さんが点てて(練って)くださるお茶をいただきにきました。」と問答することが定番になりつつあります。

短時間で何かを学び・自分のモノにする!
例えば、私は10数年前に社会人を経てビジネススクールの門戸を叩きました。その際に大学院のキャッチコピーは”1年で10年の差をつける”というものでした。
法政大学ビジネススクール イノベーション・マネジメント研究科 MBA Hosei Business School
私にとって、この1年間は10年の差をつけられたかは別として、10年を優に超えるような価値ある経験、その後につながる仲間に出会えたことは自信を持って言えます。

それとは逆に、茶道での学びはスピード感とは異なる学びと空間を得ており(と糖分も)、美味しいお菓子が目的という不純な動機とはいえ、多少は道を知ることに繋がっているものと思います。

オトナになって、仕事につながる学び・仕事には一見繋がらなそうな学びでも、何かを知り・いつもとは異なる方と交流したりすることは、時間とお金とココロにゆとりが出たら、トライしてもらいたいことの1つです。

たまに、受講者の方から
「先生みたいになるにはどうしたら良いですか?」なんて、嬉しい質問をいただきますが、それも人それぞれですよね。
とはいえ、似たようなことをやってみたい!と思ってくださるのでしたら、私の微妙な学び・真剣な学びなどを含めお伝え出来たら幸いです。
ぜひお声かけくださいませ。

シンカするオトナの部活は、そんなきもちで始めています。
もしよかったら、一緒に学びましょう!!



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