白くま

凛として時雨が好きです。TK from 凛として時雨も好きです。140字におさまらない…

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凛として時雨が好きです。TK from 凛として時雨も好きです。140字におさまらないことを書きます。

最近の記事

2023年6月の私と、『ゆれる』。

『ゆれる』を読んで、今まで北嶋さんや楽曲に対して考えたり感じてきたことについて、やっぱりそうだったんだと答え合わせが出来たり、「私があの時感じたものは、北嶋さんが持ってるこういう部分から発せられたものだったんだな」とわかったり、単純に自分とまったく違う人生を歩んできた人の記録や感覚として「そうなんだ」「そんなことがあったのか」と受けとめたり、重なる当たり前や大切を見つけて頷けたり苦しくなったり、ああこんなふうに思っていてくれたんだ、って泣いたりした。 あと、なんなんだその言

    • 「Scratch(with 稲葉浩志)」を聴いて感じたこと

      今までTKがゲストボーカルに呼んだ人って、儚く消えるような透明感とか、遠くから語りかけるような響きを持った歌声の持ち主が多い。実際それらの(というか今までの多くの)楽曲では消えていくものや離れていくものにフォーカスして表現されてきたから、TKの中で思い浮かぶ声(人)がそういうベクトルだったんだろうと思う。 でも今回の稲葉さんみたいに、めちゃめちゃ存在感強くて生命力の塊みたいな声の人に歌ってもらうということは、失っていくもの以上に確かなものや、消えない強い意思を歌に込めたいと

      • 2021.04.23 TK from 凛として時雨 TOUR 2021 “yesworld” at Zepp Fukuoka

        仙台公演の感想レポでさえ長くなってしまったと思っていたのに、今回さらに長いです。だっていろいろと高まりすぎて……自分が忘れても思い出せるように沢山書いてしまいました。なので便利な目次付き! 今ツアーの大まかな照明演出、特徴的なライブアレンジについては前回の投稿へどうぞ。 ●開場前〜入場後の様子薄曇りで少し風のある福岡。商業施設の中にZepp Fukuokaは存在するが、平日の夕方ということもあり、かなり人はまばら。ゆっくりめに17時ごろ到着。17時15分から整列・誘導が始ま

        • 2021.04.16 TK from 凛として時雨 TOUR 2021 “yesworld” at 仙台PIT

          TOPの写真は「誰もいない会場を真正面から撮れる!やったぜ!」とシャッターを押した瞬間にスタッフさんたちが出てきてしまった決定的ショットです。ちなみに入場時の検温やアルコール消毒液設置など、感染症対策のためのスタッフさん。本当にありがとうございます。 ●入場時の流れや会場内について開場15分ほど前に整列開始。設置されたレーンに入る前に、接触確認アプリCOCOAがスマホにダウンロードされているかを確認されます(QRコードが掲示されており、その場でダウンロード可能)。レーンと足

        2023年6月の私と、『ゆれる』。

          2021.02.10 凛として時雨 Perfake Perfect Tour 2021 ツアーファイナル at Zepp Fukuoka

          ※レポではなくただひたすら感想です。 やっぱりこんなにしあわせなこと他に無いなと思った。 ライブの日だけは、何もかも忘れて世界でいちばん自分がしあわせだと思ってもいい日。だから有給を取ったし、仕事関係の通知も切りました笑 1月19日のツアー初日 横浜公演から1ヶ月弱、ここまで繋いできてくれてありがとう。それはメンバーだけじゃなくて、関わったスタッフの方々、日々対策をしてツアーを見守ったすべての人にも。頑張っていろいろ堪えてきた自分にも! *** 12月のてけふろビル

          2021.02.10 凛として時雨 Perfake Perfect Tour 2021 ツアーファイナル at Zepp Fukuoka

          ただひたすらライブに行きたいがため日常的に気をつけていること【消毒&マスク】

          [21.01.18 投稿 21.04.09 加筆修正] 先日Twitterで「感染したから伝えたい」というタグがトレンド入りしているのを見て、私はてっきり「こういう対策をしてたけど、こういう状況で感染してしまった」といった情報が事細かに共有されているものだと思って覗いたのですが、実際はあまりそういった空気ではありませんでした。 正直なところ、参考には出来ないなと感じたのと、手洗いや消毒、マスクという当たり前の対策って、みんな実際どの程度気をつけているのか、よくわからなくな

          ただひたすらライブに行きたいがため日常的に気をつけていること【消毒&マスク】

          RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO

          2017.08.12 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO TK from 凛として時雨 / PANDAS [中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES) + TK(凛として時雨)] 【開演前】 メトロックで出演した際も、リハでは頑なにTKだけステージに登場しないことが話題(?)になりましたが、今回もそんな感じで。メトロックと違ったのはギターのサウンドチェックもローディーさんにしてもらっていたこと。そしてスタッフさんが必死にカー

          RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO

          2016.11.27 Signal to Noise @東京NHKホール

          2016.11.27 TK from 凛として時雨 Tour 2016 “Signal to Noise” ツアーファイナルのレポ&感想、ツアー(福岡・広島)の総括。 てけふろライブでの開演SEとツアータイトル映像のシンクロが凄く好きで、Secret Sensationツアー(以下SSツアー)のオープニングをよく思い出してたんですが、今ツアーも良かった……遠くに見える白い光を、霧のようなノイズの中に見据える映像が紗幕に映し出されて、溢れていく光の中から宇宙を閉じ込めたような

          2016.11.27 Signal to Noise @東京NHKホール

          一生かかっても聴ききれないから一生聴いていたい

          自分が一番好きなアーティストの楽曲は(発表されてるものは)全曲知ってる、何度も聴いてる、と言えるはずなのに、最近よく「一生かかっても聴ききれないな」と思う。単に新曲が出てくるからということではなく、今までの曲も自分の感じ方が変わったり、形を変えて出会ったりするから。 ライブでアレンジされたりとか、違うミックスやマスタリングなどなど、アーティスト側から新しく出会わせてくれることは本当に素敵なことと思うし、自分が生きて経験が増えるたびに、音や言葉の聴こえ方がガラッと変わることも

          一生かかっても聴ききれないから一生聴いていたい

          ROCK IN JAPAN FES. 2019 [TK from 凛として時雨]のステージを観て。

          2019年8月12日 TKの生命を燃やすようなライブにいつも何度も心を打たれて、その音楽に救われてきた。だから「やれるところまで、全力でやらせてください」その言葉を聞いて、私に何が出来るのかと考えた時、全力で受け止め、そして応えなければと思った。この人の音楽に数えきれないほど助けられている私の人生、こんな時くらい少しでも助けたいと、本気で思ったのだ。 段々と夜の帳がおり、夕陽の代わりに鮮やかな照明に染まっていくLAKE STAGEで、ふらふらになりながらも全力で歌い叫び、

          ROCK IN JAPAN FES. 2019 [TK from 凛として時雨]のステージを観て。