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絵を描いて、メシを食う
こんにちは、祥敬です。
12月6日、こちらのドローイングを書いていました。
出来上がって、instagramとFacebookのストーリーズに投稿すると、「いい感じ〜!新米あげるから、また取りに来て」というメッセージが届きました。
新米を獲得するためにこのドローイングを描いたわけではありませんが、絵を描くことがお米につながって、大変ほくほくした気持ちになっています。
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以前、食べること
新しいアトリエの候補先を探しています
私にとってアトリエは至る所にあります。借りている建物あたりや気持ち良い川辺のそば、行く先々の人の家の中など、行き着くところで作って(縫って)います。
清々しさや気持ちよさと縫うことが接続しているので、物理的な区切りによってアトリエが成立するというよりも、精神的に噴出してくるものです。噴出しない時には消えたりします。
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こちらの投稿を書いている23年11月には物理的に安定感のある、借りてい
【巡礼日記】関東滞在→ドローイング創作の流れの起こり(11月28日〜)(有料版)
こんにちは、三浦祥敬です。
2年ほど、対価を前提とした経済を放棄し、泊まる場所や食べる機会を頂く生活をしてきました。その結果、身体から「守られている感覚」が生じるようになってきました。
その感覚を作品として立ち上げようと思い、2023年の7月から作品制作を行っています。
このNoteは作品制作の背景である日々の生活の日記です。ほぼ毎日、更新しています。一区切りすると、一部を伏せて無料で公開し
毎日生きてるだけで、すげーよ、人間
10月末から11月の1週目にかけて、関東で知り合いの方とお会いした時に、ふと母親のことを思い出すことがありました。母親は23年の5月に亡くなりましたが、彼女が亡くなった時のことを思い出し、「人は死に向かって行進し、最後は分解されていく」ことを痛感しました。
誰しもが最終的には、空か海か土か分解されて散っていく。
そんなことを思った時に、
「終わりには分解されてしまうのに、毎日生きてるだけで、
「無用な存在」をいつも愛でることができるようになれば、世界はどれだけ明るくなるだろう
「あなたは社会にとって無用な存在だ。」
こう言われて嬉しい人は少ないでしょう。そういう存在だと思われたくなくて、日々知識をつけ、スキルを付けることに邁進している人もいるかもしれません。
私は「無用」という言葉を見ると、経済という言葉が浮かんできます。生産をするというものさしを当てて数値が高いと有用、数値が低いと無用。そのものさしが全てだと思うと、目の前がずいぶん苦しい世界に見えてきます。私自身
【無料版】 日記-由布院滞在編(後半:10月15日〜24日)
こんにちは、祥敬です。
今回は、10月の日記(後半)の投稿です!(→10月前半の日記 はこちらです)
秋も深まってきましたが、いかがお過ごしですか?
10月の後半は由布院に滞在していましたが、突然東京に行くことになり、由布院滞在を23日で切り上げました。今回の投稿は、東京に出発する前までの内容になっています。
制作は順調に進んでいます。どういう作品のビジュアルの方向性で行くかを検討していた
【巡礼日記】 11月(有料版)
こんにちは、三浦祥敬です。
2年ほど、対価を前提とした経済を放棄し、泊まる場所や食べる機会を頂く生活をしてきました。その結果、身体から「守られている感覚」が生じるようになってきました。
その感覚を作品として立ち上げようと思い、2023年の7月から作品制作を行っています。
このNoteは作品制作の背景である日々の生活の日記です。ほぼ毎日、更新しています。一区切りすると、一部を伏せて無料で公開し
【布の受け取り】 妖怪の布
こんにちは、祥敬です。
ただ今、頂いた布を素材にして、テキスタイルの布を作っています。
新しい布が手元にやってきました。
2023年11月6日、その日は銀座で待ち合わせ。能を見に行こうと誘って下さる方がいて、銀座シックスの能楽堂に行ってきました。あの世とこの世の交差点で行われる能を眺めつつ、いつもと異なる時間の流れにどっぷり潜っていきました。その観劇を誘ってくれた人を元々繋げてくれたのが、今
ストリート感のあるお布施
こんなこともある。
この2日ほど栃木県の足利市に滞在していた。ご縁のきっかけをくれたのは、現地在住の浅野さんという友達だ。その友達が現地のビジネスホテルに泊まるご縁をお布施してくれて、2泊ほど滞在していた。
その場所を出発する時、杖をついたおばあちゃんと一緒にエレベーターを待っていた。ずいぶんとエレベーターがくるのに時間がかかるので、私は階段を使って、2階から歩いて1階のフロントに向かった。
【布の受け取り】 足利の着物の布
こんにちは、祥敬です。
ただ今、頂いた布を素材にして、テキスタイルの布を作っています。
新しい布が手元にやってきました。
2023年11月1日、2日に栃木県の足利市に滞在しました。
そのご縁のきっかけを作ってくれたのは友人の浅野裕子さんで、私が東京で働いていた頃からの知り合いです。あの頃の私は契約社員の仕事を辞めて、フリーランスとして生き始めた時でした。浅野さんが作って下さったイベント企画
【無料版】 日記-由布院滞在編(前半:10月1日〜15日)
こんにちは、祥敬です。
今回は、10月の日記(前半)の投稿です!
(→ 9月の日記 はこちらです)
あっという間に秋ですねぇ。
私の10月の前半は全ての日が大分の由布院でした。
旅する人がやってきたり、縫ったり、縫ったり。
かなりの時間を縫うことに費やし始めたところです。
グッと人と会う機会自体が減り、
でも、心豊かに。
楽しくなってきました☺️
制作に関しては、10月の前半は、どういう作
【制作日記】 由布院の景色に抱かれて、縫う
外で縫うのがとっても心地よい。
この数日、起きたら、由布院の町に出るようにしている。お宿に借りた自転車に乗って、長く長く続く坂道を下っていく。時折田んぼを通り過ぎたり、建物が連なっている横を通り過ぎたり、ジェットコースターのような時間。登るのに時間がかかる道も、下り坂で勢いがついた状態なら、あっという間で、頭を風に吹かれてクシャクシャっとなる。
まず、ここで縫うと気持ちいいかな?と自転車でその
次々に巡らないお布施の生活
さて、今日はお布施と住む場所について書いてみようと思います。ここ数年で住む場所が変わってきました。
特に2021年からは、泊まる場所のご縁を受け取って生きてみようという流れを生きています。(仏教クラスタの方へ→無財の七施の「房舎施」を受けることを日常生活でやっています。)
これまでの住む場所の流れを振り返ると、このような感じです。
この半年でラッキーなことは、自由度がめちゃくちゃ高いお宿に滞
【布の受け取り】 旅人が破いていった布
こんにちは、祥敬です。
ただ今、頂いた布を素材にして、テキスタイルの布を作っています。
新しい布が手元にやってきました。
先日、由布院に滞在していたら、アフリカと日本をよく行き来している友達の奥君から電話がかかってきました。(奥君はアフリカの素材を原料にしてコーラをつくっています。詳しくはこちらのアカウントより。)彼はいろんな所に出没するから、ここにいけば会えるという人間ではありません。ビジ