マガジンのカバー画像

一致した価値観

18
運営しているクリエイター

記事一覧

楽することにこだわると上手くいかない

楽することにこだわると上手くいかない

「面倒なことはしたくない」「手っ取り早く結果を出したい」「一発逆転を狙いたい」

仕事を進めるときに、いかに労力を費やさずに最短ルートで成果を出せるかということに意識が向き過ぎると、逆に成果が出しにくくなります。

限られた人的資源をいかに分配するかは大事ですが、これを一番優先度が高い価値基準にしてしまうと上手くいきません。

意識しているのにその通りの結果にならないなんて、実に不思議なことです。

もっとみる
アメリカの美大で学んだこと05:「絵がうまい」より大切なこと

アメリカの美大で学んだこと05:「絵がうまい」より大切なこと

突然ですが絵がうまい人ってたくさんいますよね。

SNSなんか見てると、もう全人類が自分より絵が上手いんじゃないかって思えてきて、凹むことさえあります。笑 

僕は23歳のド素人として美大に入学したので(うちの学校はポートフォリオ審査や美術スキルのテストは無いので本当に素人でした)、入学時点でのスキルは学校内ではすごく下の方でした。

さて、絵がうまいのはコンセプトアーティストとして働く上で当然大

もっとみる
人に合わせた方が楽という人が多い前提で考える

人に合わせた方が楽という人が多い前提で考える

日曜日なので
いつものメンタル系の発信ではなく
最近思っていることを
つらつらと書いていこうと思います。

今日は最近頭に雷が落ちるような
衝撃的な学びがあったんですね。

できれば平日か土曜に
思考を整理して
発信しようと思ったのですが

私の中で
まとめきれなかったので

どう考えるのが
正解なのかな〜

と皆さんの
考える機会になれば良いかと思います。

最近本屋で
この本を見つけたんですよ

もっとみる
哲学: 前提からの観察

哲学: 前提からの観察

「○○は○○だ」と断定する人に出くわすことがある。「違うと思うけどなぁ…」
こんな経験は誰でもある。

それは、そもそも「○○は」が間違っているという直感によるものだ。
演繹的推論では、前提が正しくなければ、結論が正しくなることはないからだ。

「冬は寒い」「冷蔵庫の中も寒い」「だから冷蔵庫は冬だ」とは言わない。
「7割の人が射つと集団免疫が達成される」「7割の人が射った」「集団免役がついた」とな

もっとみる
「暴力を許さない」という大前提を許さない。

「暴力を許さない」という大前提を許さない。

安倍元首相を銃撃した山上容疑者が起訴された。翌日の社説では、

読売「どんな理由でも暴力許されぬ」
朝日「暴力は民主社会の最大の敵」
毎日「いかなる事情があっても人命を奪うことは許されない」

と綴られた。そんな中、東京新聞には断定的に批判する表現はなく、好感が持てた。
また、岸田首相は事件当日「蛮行は決して許さない」と強く非難している。

しかしながら、社会に強い影響を持つ首相と新聞による暴力に

もっとみる
哲学: 前提を観察する

哲学: 前提を観察する

「間違った前提の結論は必ず間違う」このことをよく覚えておくと、いろんなことに対処できる。

思い込みや期待の多くは実現しないものだ。前提が間違っているからだ。心が病んでいく人にもそれは当てはまる。

たとえば、いつも挨拶していた人が、今日挨拶すると知らん顔をされたとしよう。
通常の思考はこうだ。「あれっ?気づかなかったのかな」である。

病的になると「あの人は怒っている」「嫌われた」「無視された」

もっとみる
修行・苦行前提から幸せ前提へ〜自分を変えるのではなく、ただ前提を変えるだけでいい〜

修行・苦行前提から幸せ前提へ〜自分を変えるのではなく、ただ前提を変えるだけでいい〜

自分の捉え方が変われば
人生に創造される現実も変わりますから

隠したい、見せたくない部分だ、と自分の一部を認識していれば
隠さなければならない、見せてはならないことがたくさんある人生になります。

全て強みなんだ、活かせる性質なんだ、全てあっていいものなんだ
と認識していれば、強みになりそれを活かせる人生になるのです。

自分を全肯定

「これが私なのです」と開き直ってしまっていいのです。

もっとみる
マザーテレサの名言から「人の理」を学ぶ

マザーテレサの名言から「人の理」を学ぶ

あなたは「マザーテレサ」と聞くと、
どういった印象を持ちますか。

「海外で人助けをした人」
「修道女のエライ人」
「歴史上の偉大な人」

といった、ぼんやりとした印象を
持っていませんか。

というよりも…
わたし自身が「マザーテレサ」とは、
「多くの貧しい人を救った人」
という曖昧な印象を持っていました。

「このままではいけない」と思い、
「マザーテレサ」を深く学ぼうと決意。

まずは
「マ

もっとみる
哲学:  自分らしく生きることは人に嫌われるのか

哲学: 自分らしく生きることは人に嫌われるのか

「嫌われてもいいから自分らしく生きたい」という人がいる。自分らしく生きると人に嫌われるのだろうか。

つまり「自分らしく生きることは他人から嫌われることだ」という前提が正しいかどうかということだ。

結論は「嫌われない」である。

もしかすると「相手にされない」はあるかもしれないが「嫌われる」ことはない。

「自分らしく生きる」と良い言葉に変えているだけで、本音は「他人に気を使うことはやめたい」と

もっとみる
ポジティブ思考主義にモノ申したい

ポジティブ思考主義にモノ申したい

「前を向け」「落ち込むな」といった類の言葉をよく耳にします。私はこのとにかくポジティブに!という風潮に疑問を持っています。

ここ数年「ありのままで」の風が吹き込んでる感もありますが、、

私は比較的ポジティブ思考です。周りの反応を見てて、そうなんだろなと思います。昔は今よりもっとポジティブで、今思えば極端にポジティブでした。

高校の時、好きな人から連絡が返ってこないと落ち込む友達に「たくさん待

もっとみる
なぜ、ビジネスに「哲学」が必要なのか?

なぜ、ビジネスに「哲学」が必要なのか?

column vol.894

昨日、AIとの共存の流れから、これからの時代はビジネスにおいて「哲学」が重要だという話をさせていただきました。

今朝、いつものように情報収集していると、非常に分かりやすくビジネスにおける哲学の必要性を説いている記事に出会いました。

東洋経済オンラインの【なぜ今、世界のトップエリートは哲学を学ぶのか】という記事です。

〈東洋経済オンライン / 2023年1月12

もっとみる
美しいほど無意味なリフレイン的コミュニケーション

美しいほど無意味なリフレイン的コミュニケーション

人と人の「こころ」が触れ合うこと。

「今日寒いね」って言われたら、「そうだね 寒いね」と繰り返す。

無意味なリフレインを繰り返して会話をしていくこと。

これがコミュニケーションの最たるものだと、私も、そう感じます。

「今日」という事実よりも、「寒いね」という感情を受け止めてもらったほうが嬉しいから。

聞き手との心理的な距離もグッと近づくはずです。

「「聴く」ことの力」(鷲田清一著)には

もっとみる
もしかすると興味の有無なんてどうでもよいのかもしれない

もしかすると興味の有無なんてどうでもよいのかもしれない

2023年1月6日(金)朝の6:00になりました。

2月にフルマラソンを控えているので、書いたらすぐに走ります。

どうも、高倉大希です。

我々は、知っているものの中からしか選ぶことができません。

今日のごはんも、休日の過ごし方も、好きな映画も、尊敬する人も。

すべては「自分が知っているもの」の中から選びます。

知っているものが増えるということは、選べるものが増えるということです。

もっとみる
考える人

考える人

偉大な思想家のほとんどが、社会の偏見や不公平に苦しんできました。
しかしこの社会で本当に冷静なのは、いわゆる偏屈な思考をする人であり、現実の問題を最初に反省する人たちなのです。

考える人は、野次馬の誤解を気にしないですし、世間が偏見を持つことも気にしません。
なぜなら、自分の中身だけが完全な世界だと知っているからです。人の心の豊かさは、物の不足を補うに足るものです。
内面が強い人は、大抵の場合、

もっとみる