寿司の常識(2024/3/24〜30)
今週のエッセイ
日曜日。
母と妹家族と久しぶりに会って、妹が予約した海鮮系和食店の個室でランチ。
タブレットで注文する仕組み。
刺身や煮魚が付いた「定食」か、寿司と天ぷらのセットが良さそうと話していると、もうすぐ中学生になる甥が真っ先に寿司にすると宣言。
釣られるようにみんな寿司にする。
ところが寿司が供させれてから、甥がワサビが苦手だと言い出す。寿司のシャリとネタの間のワサビを箸でこそいで、それでも辛いとお茶をがぶ飲みしたりと大騒ぎだ。
だったら寿司にしなきゃよかったのにと言うと、普段行く回転寿司はデフォルトがサビ抜きになっていて、ワサビは各自醤油に溶かしたりして使うので、ワサビのことはすっかり失念していたと言う。
言われてみれば私も回転寿司がサビ抜きになっているのは経験したことがある。店側からすれば簡単なのかもしれないが、私は好きじゃない。ワサビ醤油にサビ抜きの寿司を浸けるよりも寿司に挟んだ方が美味しい気がするが、さりとて自分でいちいちワサビを塗っていく作業はしたくない。
だが今は小さい頃から回転寿司にしか行ってないと、寿司はサビ抜きが常識で、寿司ネタの下にワサビが隠しているとは考えないのかもしれない。
水曜日
その日は妻が同僚とランチで寿司屋に豪華海鮮丼を食べに行くと宣言していた。
そこで私も寿司屋に行くことにした。選んだのは鉄火丼。ワサビは当然、刺身の横に添えられている。
後から入ってきた中年の女性客2人連れ。1人が私と同じく鉄火丼、もう1人が握り寿司を注文。
彼女達にそれらが供されると、握り寿司を頼んだ客が、「私にもワサビを」と店員に。
店員は「ワサビは寿司に挟んでますが、別にご用意しますか?」
「ああ、それならいいです」
会話を聞いていて「ははあ」と思う。この人も回転寿司の常識が染み付いているのだ。
食文化はこうして変化していくんだなと思った。
今週の体重・体脂肪率
今週のランニング
週の目標は35kmなので特に気にしてなかったけれど、合計39.94kmなので、もう一息頑張ればよかったなと思う。
火曜日 18:48〜19:55,1時間07分33秒,10.55km,6‘24“/km
木曜日 5:35〜6:21,45分33秒,8.03km,5’40”/km
土曜日 7:00〜9:30,2時間22分57秒,21.36km,6‘41“/km
今週のランチ
日曜日 寿司セット
ワサビが苦手なお子様を無視して食べる寿司。あまり気づかなかったけれど、イクラやアナゴにもワサビが入っていたようでご愁傷様。
月曜日 とろろ蕎麦と鶏おこわ
スーパーで色々買ってランチ。高野豆腐などの煮物を付けてなかなか良いバランス。
火曜日 中華丼
中華メニューの充実している定食屋で中華丼。春休みだからか子供連れが多い。
水曜日 鉄火丼
見た目が華やか。ご飯があったかい。鉄火丼の酢飯があったかいパターンって珍しい気がする。
木曜日 おろし鳥南蛮弁当
スーパーの中の鳥料理店の弁当。タルタルソースの鳥南蛮弁当の横にあったおろし鳥南蛮弁当。鳥南蛮の定義にタルタルソース入っていないんだろうか。
金曜日 ラーメン
暴風雨の中、ラーメン屋。いつもは行列だけれどすんなり入れた。
土曜日 メンチカツとホタテフライ
メンチカツを食べたかったのだけど、他に店を思いつかなくて豚カツ屋。メンチカツはホタテフライがセットになったものしか選べなかったが、どちらも美味しかった。
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